表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DISASTER〜千年の災厄〜  作者: ディーノ
第一章【災厄の予兆】
5/7

【狂気達】

G(じっさま):はぁ......、かける言葉もないのう。


T(テトラ):じっさまー!


G:おぉ、テトラか。さて......、テトラも来たところでこのクソザコナメクジにどんな罰を与えてやろうか決めるとしようかの。


D(ディーノ):本当にごめんなさい......。返す言葉も御座いません......。


T:とりあえずアラでもスジったら?ボク達は後書きまで留守にさせてもらうよ。


D:行ってしまった......。読者の皆様、謝罪の本文は後書きにて述べさせて頂きますので、どうかこの前書きは粗筋を先に述べさせて頂きますことを御了承下さい。

コホン、えーっとアレスとアシスは現星の精霊であるアストラルに連れられて、ロネルで唯一の山脈であるパンテス山脈の中でも最高峰を誇るロネル山の(ふもと)で大口を開ける記憶の祠にやってきたわけですね。アストラル曰く、そこには人々の記憶(メモリーズピース)があって、見事それを入手してくることを彼らへの試練として与えました。これをクリアした二名が次代の星の精霊になれるんですね。

それでは、本文も宜しくお願い致します!

 深い深い闇の中で、不規則に響く足音だけが少年達の鼓膜を振るわせていた。

 闇には蒼の髪の少年が持つ松明がひとつ、頼りない光を放っている。

 光は稀に吹く生温(なまぬる)い風に煽られ、揺れる度に消えそうになり彼らを恐怖と心配に(おとしい)れる。

 時も空間も満足に認識できない静寂の中で、ひとつの声が遠い岩肌にこだました。


「なぁ......、俺達あれからどれくらいたった?」


 声を出した赤髪の少年は、左手に微かな圧力を感じる。


「あ、悪い。思い出させちゃったな......」


「全く、お前には言葉を変えてみようという脳はないのか?」


「......悪い」


 普段こそ口を開けば喧嘩が始まるが、ここではそうもいかなかった。

 彼らの心は今や、闇への恐怖によって支配されてしまっているからだろう。

 しばしの沈黙が続いたが、赤髪の少年は左手が先程より強く握られたがために不安が一層深まり声をかけた。


「おい、どうしたんだ?大丈夫か?」


 即座に返事は返ってこなかったものの、少ししてから左隣から今にも消えてしまいそうな声が聞こえてきた。


「怖いよ......、はやくお家に帰りたいよぉ......。パパとママに会いたいよ......」


 直後、声は小さな嗚咽えと変わり、少年達は歩みを止めた。


「大丈夫、大丈夫だから。俺とアシスがちゃんとパパとママに会わせてあげる」


「怖れる必要はないさ。恐怖とは無知より生まれる感情であり、無知とは最上の喜びなんだから」


 そういって二人の少年は優しく笑う。

 それは暗い少女の心を、どんな松明よりも明るく照らしたことだろう。


「うん......、分かった!頑張る!」


 少女の力強い返事を聞くと、二人の少年は安堵の息を漏らす。そして再度歩き出そうと振り向き――絶句する。

 少年達は闇に怯えていた。闇に潜む見えない狂気に怯えていた。

 しかしその狂気が今彼らの前に現れ、すぐにでも襲いかからんと濁った黄色い瞳をこちに向けているのだ。

 <ソレ>は緑色の華奢で小ぶりな身体に似合わず、ゴツゴツとした印象を描かせる棍棒や自らの身長ほどもある曲刀を持っていた。中には本来人間しか持っていないはずの法衣と短杖を装備しているものもいる。多くの<ソレ>には表皮に毛はないのだが、代わりにデビルタイガーから剥ぎ取ったらしい紫色の毛皮を腰に巻き付けているのが見てとれる。口からは耳障りな笑い声が腐ったような血の臭いと共に吐き出され、その奥ではずれたり欠け落ちているものはあれど鋭い牙が鈍く松明の光を反射していた。

 数にして数十匹。あれがあってから<ソレ>は、更なる増援を引き連れて少女の奪還と少年達の捕獲を望んでいるのだろう。

 短杖と法衣持ちの【術師(シャーマン)】一匹を最奥に、後列には棍棒持ちの【棍棒兵(グルダンソルジャー)】十数匹が、前列には【曲刀兵(サーブルソルジャー)】同じく十数匹が各々の武器を抜刀しつついつでも攻撃可能な状態であると見える。

 これなら自分の命を犠牲にすればと思ったのだろうか。二人の少年は口をほぼ同時に開いて声を出した。


「俺を――」


「ボクを――」


「「(おとり)に使え!!」」


 少年達は互いの策に一瞬驚愕したが、すぐにその顔は笑みへと変わった。

 コイツがこんなことを言うようになるとは――、二人の少年の思考は完全に一致していた。否、心が一致しているのだ。


 御神の御加護が強まっていくのがわかる――

 身体が軽い――

 力が溢れる――

 意識が加速し、遠くに見える【術師(シャーマン)】の采配が限りなく遅く感じる――


 この禍々しい洞窟に入って以来、決して離れることのなかったこの繋がれた手から頼もしい温もりが伝わってくる。

 二人の少年は加速した意識の中で、<あのとき>のことを鮮明に思い出していた――

G(じっさま):おいゴラてめぇ......、一日投稿サボった上にもう一日サボるたぁいい度胸してんじゃねぇか......。


T(テトラ):そうだそうだー!いい度胸してんじゃねぇかー!


G:最近総合評価が100pt超えたからってよぉ......、テメェごときが調子のってんじゃねぇぞ!?あぁん!?


Dディーノ:じっさまの仰る通りで御座います......。


G:わしに謝んねぇでよぉ、テメェみてぇなクズが投稿した小説を読んで下さっている本当に有り難き読者様方に謝れやゴラァ!!


D:は、はい!!えー、読者様方におかれましては、先日の休日はいかがお過ごしになられましたでしょうか?私は火曜日が県民の日でして、充実した執筆タイムを送ろうと先々週の日曜日のうちに決意していたのですが、不覚にも先週の水曜日辺りに友人に遊びの誘いを受けたのですが.......、まぁ最悪なメンツだわ!!俺が大嫌いな奴がいたんですよ!絶対行きたくないなぁって思ってたら、アイツは俺が来なかったら俺の家まで押し掛けて誘いに来るっていったんですよ!?こりゃもう自転車でどこか遠いところへ逃げるしかないよね!ってことで途中までしか執筆できなかった☆テヘペロ☆


G:ゴミか......。


T:ゴミだね......。


D:ちょ、酷くない?仕方がないってもんでしょ!?いや、こんな俺の小説を読んで下さっている読者様には本当に感謝してもしきれませんよ!!


T:感謝って便利な言葉だなぁ......。


D:ウッ......、で、でも俺本気で感謝してるもん!声を大にして......、ありがとーーーーーう!!!!!


G:そして?


D:ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!!


はい、今回は本作品を御覧下さり、誠に有り難う御座いました。上記ではグチグチと言い訳を述べていますが、ここで本気で謝罪させて頂きます。この度は私のミスにより、皆様方に多大なる御迷惑と不快感を御掛けしてしまい誠に申し訳御座いませんでした。今後の活動においてこのような失敗が決しておこることのないように、執筆はこまめに進めていく方針で御座います。誠に申し訳御座いませんでした。こんな私の作品でも楽しみにして下さる読者様方には本当に感謝してもしきれません。有り難う御座います!そんな皆さん、今後も本シリーズをどうか宜しく御願い致します!次回こそは予定通りに皆様にお会いできることを願い、そして誓って結びとさせて頂きます。今日は誠に有り難う御座いました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ