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第 1 章 考古学者の依頼


GM「では、君たちが前回の冒険の後ミドリックに留まり、腕を磨いていると2週間ほど経ちした。


なので2週間分の生活費84cを支払ってください。」


ユーリー「84cね。」


メアリー「足りなくなった……。」


ユーリー「84c?」


GM「84cだよ。」


ユーリー「残り64c。」


シャチホコ「食費は?」


GM「食費も含めて。」


シャチホコ「食費だけで?」


ユーリー「生活費だからもろもろ、宿代だったり食費だったり薪代だったり……。」


シャチホコ「薪使ってない。しかもテントで寝泊まり。」


ユーリー「その辺はGMと相談して決めなさいね?」


GM「テントで寝泊まりするの? 食事はどうするの?」


シャチホコ「食事は瓶詰21食が残っているからそれを……。」


ユーリー「そうならないように、ちゃんとしっかり残しておきなよ。」


メアリー「66c残しておいて……。」


ユーリー「GM、またお金マイナス者が出た。」


GM「いくら足らないの?」


メアリー「18c。」


GM「マイナス18c? じゃトモリがそれを立て替えておくよ。」


ユーリー「あ~あ、トモリに借金。返しなさいよ。後から。


多分このキャラ的にはメアリーには借金をさせないだろうから。立て替えるという事はしないですね。


かといってトモリが出すのも忍びないんだけどね(笑)」


GM「さて、君たちが泊まっている宿屋兼酒場チケハン亭のおやじさんがですね、昼食をとっている君たちの方にやってくるよ。」


ユーリー「あれ? 今どこだっけ?」


GM「今、ミドリックだよ。」


ユーリー「じゃ、ミドリックの宿屋のおやじってことだよね?」


GM「そうだよ。で、ちなみに現在ミドリックに滞在している冒険者は、君たち以外にもう1グループだけだよ。」


ユーリー「前回2グループいたんじゃなかった?」


GM「うん。2グループいたね。けれど今は1グループだけ。」


ユーリー「あ、出発しちゃったのね。」


GM「で、その1グループっていうのは、ミドリックを根城にしている冒険者で、集落を長期離れること

ができないという。


冒険者がいなくなっちゃうとどうしても外敵から集落を守れなくなるから、だから冒険者が必ずいるようにとギルドが滞在の調整をしているんだ。」


ユーリー「ああ、そういう風なんだ。で、その人たちがミドリックの警護のためにいるわけね。」


GM「そんな感じだね。では、前回の復習になるけど、ミドリックは考古学者の集落です。


10年前に集落になったところです。ミドリックの北、徒歩2日の距離にはバケン湖があります。


現在ミドリックに滞在中の冒険者は2グループ。君たちともう1グループね。


で、チケハン亭のおやじさんが君たちに『お前たちに、依頼があるんだが頼まれてくれないか? 


今この集落にはお前たち以外に1グループしかいない。


もう1グループの冒険者はこの集落から長期間離れることができない。お前たちなら大丈夫だろ? 


どうだ、受けてはもらえないか?』」


ユーリー「どういった仕事でしょう?」


シャチホコ「受ける!」


ユーリー「早い。話を聞いてから決めるの。」


GM「そうすると、おやじさんは『ある学者からの依頼なんだが、この集落の近くに地下の研究所があるという文献が数年前に見つかっていたんだよ。


一部の研究者が当時の地図と照らし合わせて場所の特定をしていたんだ。それが、どうやらその場所を特定できたようなんだ。


バケン湖の近くらしいのだが……。文献ではその研究所と言うのは、魔素の研究所らしいのだ。そのため、その研究所を探しに行きたいという事だ。その学者の護衛と研究所の捜索が今回の依頼だよ。』」


ユーリー「護衛ね。」


GM「そう、護衛と研究所の捜索ね。」


ユーリー「護衛とお手伝いね。」


GM「そういう事。『どうだ?』とおやじさんが言うよ。」


ユーリー「報酬は?」


おやじ「報酬は2000c。拘束期間は7日を想定しているらしい。念のため少し多めに準備をすることをお勧めするよ。なんせ学者ってやつは、集中すると時間を忘れる生き物だからね。」


ユーリー「前金は?」


おやじ「前金は175cだそうだ。」


ユーリー「で、7日間分の食費とかは?」


おやじ「もちろん、報酬金に含まれているとのことだ。」


ユーリー「あとは……歩いていくの?」


GM「うん。」


ユーリー「どれくらいの距離だっけ?」


シャチホコ「2日。」


おやじ「バケン湖までは徒歩2日の距離だ。」


ユーリー「で、その依頼主はどんな人ですか?」


おやじ「依頼主は、アリマッツと言う考古学者だ。」


ユーリー「アリマッツさんね。考古学者なのね。その人1人なのね?」


おやじ「そうだ、1人だ。」


ユーリー「まぁ、良いんじゃない? この仕事なら。」


シャチホコ「やるやる!」


ユーリー「受けますか? とみんなに聞いてみよう。」


シャチホコ「受けまーす!」


GM「トモリは反対することはないので。」


ユーリー「では、その仕事受けさせていただきます。」


GM「おやじさんは『受けてくれるんだな?』と、聞き返す。そして依頼書を渡してくれます。


そこには依頼人であるアリマッツ氏の住所も書いてあります。『詳しくは本人に聞いてくれ。』とおやじさんは言っています。」


ユーリー「わかりました。じゃ、アリマッツ氏の所に行こうとするけど、今何時ぐらい?」


GM「今お昼だよ。」


ユーリー「じゃ、行っても大丈夫でしょう。このまま依頼主の所に行こうと思いますけれど、と。


着いてくる人は?」


GM「トモリは着いていこうかな。」


ユーリー「金シャチとメアリーは?」


メアリー「前金は?」


GM「前金はもう払ってもらっているよ。」


メアリー「いくら?」


GM「175cだよ。」


ユーリー「もう、わけるのね? 1人43c。」


シャチホコ「あまり1c? 1人43c?」


ユーリー「そう、それで3c余る。3cはメンバーのお金にしようか。パーティのお金に。


じゃ、3cはパーティのお金として預かっておくね。


で、これがある程度貯まったらここからポーションとか買うとかね。その時必要なお金をここから払う。


で、今回、7日分の保存食と薪が要ります。で、前回たぶん残っていると思うんだけど。」


GM「うん、前回7日分残っているはずだね。」


ユーリー「薪は7日分あるから、松明は別で持っていこうかな。」


メアリー「一応松明3本持っていますよ。」


シャチホコ「僕は全く持っていない!」


ユーリー「じゃ、各々買い物したいものある? とりあえず薪は7日分ある。松明3本は持っているけど……。」


シャチホコ「瓶詰3つしかない。」


GM「後、ランタンがあったでしょ。新たに加わったアイテムだから。」


ユーリー「うん、ランタン欲しいなと思って。買い物したいなと思ったの。」


GM「いいよ、買い物して。」


シャチホコ「油はいくら?」


ユーリー「油もあるよ、ランタンの油も買っておきたいんだよ。何かと使えるから。罠とか作るのに。」


シャチホコ「ランタンいくら?」


ユーリー「ランタンは10c。ランタンはパーティに1つあれば十分だと思う。某ゲームのキャラクターはなんかたくさん持っていたけどね(笑)」


シャチホコ「ランタン買っておこう。」


ユーリー「自分で買う?」


シャチホコ「ランタン♪ 油は?」


ユーリー「5cで3本セット。1本で6時間分ですよ。」


シャチホコ「3×6で18。」


ユーリー「3本あれば十分だと思いますよ。あ、でも7日間か。その辺は話を聞いてからでもいいと思いますよ。


油とか話を聞いてからでもいいと思いますよ。買い物は後でもできるので、先ず話を聞きに行きません?」


メアリー「どちらにしろ……。」


ユーリー「話によると、買う物他に出てくるかもしれないし、どれだけ買う必要があるのかも変わってくると思いますので。」


GM「じゃ、話を聞きに行くのね? では、アリマッツさんの家を訪ねます。着いたよ。」


ユーリー「トントンかピンポンなのかどっちかわかりませんが……。」


GM「トントンだね。そうすると、30歳くらいのひょろっとした青年が出てくるよ。」


ユーリー「ギルドから仕事を受けてきました。」


青年「冒険者の方たちですね。私はアリマッツと申します。立ち話もなんですので中へどうぞ。」


ユーリー「じゃ、中に入っていきます。え~、私はユーリーといいます。ギルドの依頼できました。


詳しいお話を聞きたいと思いまして。」


GM「じゃ、トモリが『私はトモリと言います。よろしくです。』と。」


メアリー「私はメアリーです。魔法を使います。」


シャチホコ「僕は金のシャチホコって呼ばれているよ。」


GM「『これはこれはご丁寧に。』と言って、お茶を出してくれるよ。ちなみに通された部屋はリビングなんだけど文献が散乱している部屋だね。」


ユーリー「このたびバケン湖の方に調査を行うという事を聞いておりますが、それでよろしかったでしょうか?」


GM「『そうなんだよ!』と言って、前のめりになるアリマッツ氏。『あの場所には、どうやら大破壊前、魔素を研究していた研究所があるらしいんだ。


その文献を見つけたのは数年前、だが誰もその存在を信用しようとしない。


いや、大破壊で研究所が破壊されたと思っているんだ! ひどいと思わないかね?』と、さらに熱弁をふるうよ。


『もし、魔素に関する実験の研究所があるのだとすれば、それは魔素の研究に大きな影響を与えることになる。ぜひとも探し当てたいのだ! その研究成果を、皆に伝えなければならないのだ!』と、熱弁を振るっているよ。」


ユーリー「なるほど、私たちでよろしければご助力いたします。が、1度でもそちらに足を踏み入れたことはありますか?」


アリマッツ「いや、それがないんだ。何せようやくその研究所がある地域がバケン湖あたりだという事がわかったところなんだよ。」


ユーリー「では、規模とかはわからないのですね?」


アリマッツ「文献に記されている程度の事しかわからないな。文献によると、研究所は地下にあり、外界とは隔離されている研究所だという事ぐらいしかわかっていない。」


ユーリー「なるほど、と言うとは外部の人が入れないようなモノが仕掛けられているとか、そう言ったものがあるのか、ないのかも不明という事ですね?」


アリマッツ「そういう事だ。」


ユーリー「いつぐらいに出発しますか? こちらは買い物を済ませたいのですが。」


アリマッツ「できるだけ早く行きたいと思っている。君たちさえよければ明日の朝にでも出発したい。


しかし、恥ずかしながら私は旅をしたことがない。何が要るのかも検討が付かないのだ。できれば私の分の旅の準備もお願いしたいのだが……。」


一同(笑)


ユーリー「そこまでですか。わかりました。あなたの旅の支度をするためにお金を出していただけますか?」


アリマッツ「ああ、それはもちろん払おう。必要経費だからね。」


ユーリー「では、そうね。どれくらいいるかな?」


シャチホコ「まずテント要るでしょ?」


ユーリー「要らないでしょ。じゃ、150cをいただけますか? それ以上かかった場合は後請求しますし、余った場合は返金いたします。」


GM「『わかりました。ではこれで。』と言って金貨の入った袋を君たちに差し出すよ。中身は150cだ。」


ユーリー「ちなみに知識系の7つ道具とかは必要ですか?」


GM「ああ、それは自前で持っているから買わなくていいよ。」


ユーリー「いろいろ調べようと思ったら、7つ道具ないと困りますからね。」


GM「ただ、アリマッツさんは冒険者じゃないんで、一般市民扱いです。一応技能としては知識系持っていますけど、冒険者じゃありませんのでそのつもりでいてください。」


シャチホコ「野外系、屋内系持ってないんだ。」


ユーリー「戦闘用品渡されても困りますってことだよね。」


シャチホコ「たとえば超重量剣とか(笑)」


ユーリー「では、明日またこちらにお伺いすればよろしいですか?」


アリマッツ「君たちはチケハン亭に泊まっているのかな?」


ユーリー「はい。」


アリマッツ「では、明日の朝、私がチケハン亭に出向くとしましょう。」


ユーリー「では、申し訳ありませんがご足労お願いします。」


アリマッツ「では、すまないがよろしく頼む。」


ユーリー「で、買い物に行きますが行く人?」


GM「トモリは着いていくよ。」


ユーリー「で、パーティ名そろそろ決めようか。次回でいいから。」


シャチホコ「仮名でいいんじゃない?」


メアリー「一緒についていく。」


ユーリー「一般市民なんだよね?」


GM「一般市民だよ。」


ユーリー「マントで寝てくださいって言うのは酷だよね。」


GM「せめて寝袋くらいにはしてあげて。」


シャチホコ「寝袋じゃなくテント。テント&寝袋♪」


ユーリー「50cもするんですけど、寝袋。まぁいいけどね。後からまた追加分貰えばいいんだから。


冒険パック位は要るでしょう。毛布、調理道具、冒険小物。この辺が入っているから。」


シャチホコ「ランタン。あ、ランタンもう1個買っておこう。念のため。」


ユーリー「いいよ、ランタン買ってもらうからアリマッツさんに。」


シャチホコ「いや、僕持っているランタン。」


ユーリー「私たちは私たちで1個あって、アリマッツさんはアリマッツさんで1個あると便利だろうから。」


こうしてアリマッツ氏の旅支度を行いました。


結果、10cの余りとなりました。


また、ユーリーが木製ブーメランの中古品を購入しました。


ユーリー「じゃ、買い物は終わり。おお、残り8c。」


GM「他に何かする人いますか?」


シャチホコ「う~ん、お金が少ないからバイトかな~。」


メアリー「バイトできるところがないでしょう。」


ユーリー「仕事を受けたばかりで明日出発するのにバイトなんてしている暇ないでしょ。」


シャチホコ「でも、お金の無さが困るんだよ。」


ユーリー「宿屋のおやじさんに、バケン湖の近くに魔素の研究をしている施設があるって言う話があるのは知っていますか? と尋ねてみよう。」


おやじ「ああ、知っているぜ。何年か前に文献が見つかったとかで噂になったからな。


しかし、文献の保存状態も良くなくてな、結局その研究所の場所の特定には至らなかったんだ。


だが諦めきれなかった一部の学者が、文献と地図を頼りに研究を続けていたらしいな。


今回の依頼は、その研究の成果だと言っても過言ではないだろう。」


ユーリー「何度か話題にはなっているの?」


おやじ「話題にはなっている。新事実が発見されるたびに話題になってきたからな。


今回のように場所が特定されたというデマも何回かあった。その度に、調査隊を派遣してきたがすべてが空振りだった。


その内、その研究所に関する文献自体を疑問視する声が上がってな、今では調査団のような大規模な捜索は行われなくなったんだよ。」


ユーリー「今までにそこにたどり着いたって言う話は?」


おやじ「ないな。さっきも話したとおり、何度も調査団が疑わしき場所へと向かったが空振りに終わっている。


今回はバケン湖周辺という事だが、研究者のほとんどは今回も空振りだろうと思っているだろうな。


まぁ、つい最近まで昔の地図が手に入らなかったことも、一因としてはあるのだろうけどな。


何せ大破壊によって地形はずいぶん変わったらしいからな。」


ユーリー「なるほどね。まぁ、そんな話を聞きながら食事でもしているんだね。」


メアリー「お酒飲んでます。」


GM「と言うわけで、そのあと何かする人いる? いなければ朝になります。朝霧の立ち込める中、君たちはチケハン亭の前で考古学者アリマッツ氏の到着を待つ。


アリマッツ氏と合流すると君たちは北門から集落を後にすることになります。


『まぁ、よろしく頼むよ。』とアリマッツさんが言うよ。」


ユーリー「こちらこそよろしく頼みます。」


GM「ちなみに、みんな重量大丈夫?」


一同「え?」


GM「重量。アイテムの重量。重量の書かれているアイテムには重量があるからね。持てる重量は能力値の【体力+筋力】分だよ。」


ユーリー「どうかな? え~と。バックパックやベルトポーチ持っていると?」


シャチホコ「瓶詰には重量がない♪」


GM「アイテムを運ぶのにバックパックやベルトポーチがいるだけで、持てる重量は変わらないよ。」


メアリー「じゃ、バックパックとベルトポーチ両方持っていたら?」


GM「バックパックやベルトポーチは入れ物と言うだけで、重量とは関係ないよ。」


シャチホコ「寝袋もテントも重量無い。」


メアリー「チト……。」


GM「松明、保存食は重量あるんじゃなかった?」


シャチホコ「わ~い。ほとんど重量な~い♪」


ユーリー「そんなにたくさん持っているわけじゃないけど……。」


GM「ちなみにアリマッツさんの分はアリマッツさんに持たせるのね?」


ユーリー「うん。」


ユーリー「重量書いてないのは重量がないってこと?」


GM「うん。あ、トモリ持てないじゃないか?」


ユーリー「ちなみにアイテムで重量が出ているのは、薪と松明と保存食の3種類だけ?」


GM「それくらいだと思うよ。」


ユーリー「そうすると、全部で21。21だけど、ベルトポーチとバックパックをそれぞれ持っているから……。6×2の12は減らせるってこと?」


GM「なんで?」


ユーリー「バックパックとベルトポーチ持っているってことは……。」


GM「だからそれは関係ないよ。あくまで入れ物であって、持てる重量が増えるわけじゃないから。」


ユーリー「それは関係なくて6しか持てないってこと? 重量?」


GM「筋力と体力の合計がいくつ?」


ユーリー「それが6なの。」


GM「だから6までしか持てないね。」


ユーリー「持てないよ、重量21もあるもん。」


シャチホコ「じゃ、僕が9持ってあげる。」


ユーリー「15……と言うか金シャチは、保存食がめちゃめちゃあるから持てないんじゃないの?」


シャチホコ「え? そうなの?」


GM「瓶詰は重量がないからね。」


シャチホコ「うん♪」


メアリー「重量が小数とかになった場合は?」


GM「端数切り上げ。」


メアリー「切り上げ? ギリギリ足りない。重量1足りない。」


ユーリー「重量15オーバーなんだけど。」


GM「それじゃ、荷馬か何か持っていかないけないね。」


ユーリー「いくつオーバー? そっちは。」


GM「トモリは3オーバー。」


メアリー「1オーバー。」


ユーリー「という事は荷馬で十分ていう事かな? 荷馬400cもするよ。」


GM「貸し出しもあるから。」


ユーリー「貸し出しだといくらって書いてないけど。」


GM「うん、書いてないよ。それは交渉次第だからね。」


ユーリー「じゃ、交渉しようかな? チケハン亭のおやじさんに。荷物が多すぎて困っているんですが荷馬を貸してはいただけないでしょうか?」


おやじ「荷馬?」


ユーリー「しかも7日間+αになったらえらいことに(笑)」


GM「旅は大変なんだから。『そうだな、1日2cでどうだ?』とチケハン亭のおやじさんが提示してくるよ。」


ユーリー「7日分だと14cか。今この場にアリマッツさんはいますか?」


GM「いるよ。」


ユーリー「アリマッツさん、調査をしに行くための荷物を運ぼうと思うと、我々だけでは荷物が持ちきれません。荷馬を借りたいのですが経費として出していただけませんか?」


アリマッツ「ああ、構わない。」


ユーリー「とりあえず7日分として14cかかるという事なので、よろしいですか?」


アリマッツ「やむをえませんね。」


ユーリー「じゃ、アリマッツさんの旅支度で余ったお金が10cあります。この10cと、まぁ我々が使う物なので、4cはこちらで出します、と。それでよろしいですか?」


アリマッツ「それで構わない。」


ユーリー「それで150c全部使ったよって言う計算をするね。


で、パーティの3c出して、自腹で1c払います。だからパーティのお金は無しになりましたよ。


その代り荷馬を借りれましたよ。」



***予備知識***


アイテムの重量については、一考する必要があるようです。


次回までにちょっとルールの変更を検討することになりました。


やはり瓶詰を100個とかおかしいですからね。


現在のルールでは『常識の範囲で』となっているため、あえて重量を規定していなかったのですが、やはり少々問題が生じたため見直します。


重量1…1Kgが目安となっているので、現時点の想定は武器、防具、アイテムの総重量で30Kg以内と仮定していました。


金のシャチホコのプレーヤーのように、重量規定がないのを逆手にとって『常識の範囲』を超えた所持をすることが可能となるため、次回からルール変更になります。


***予備知識終了***




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