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それから

「お疲れ様、30階へ向かうんだね」

何時もの衛兵に挨拶をして転移の間に入る。

30階から上は解放されており危険は少なく、30階からさらに深いところを冒険者は攻略しており主に魔物との戦いであり30階にドガギャックが中継砦を設営して冒険者を受け入れ送り出している。

敵は強くなったが魔物が落とす者が希少価値があるもので内外から相変わらず冒険者が集まる。

貴族は殆どを解任して代官をおいて直接統治しており、周辺の国々は争乱と旧貴族達を助けると言う大義名分を抱えて攻めてきたがドラゴンが現れその度に焼き払われており今では不戦条約を結び安定している。


私はあの後も遭難した冒険者を回収して暮らしておりアポロニアもそばにいる。

カシナーテはライネルの側で暮らしており色々手伝っている様で時々二人で遊びに来る。

一番驚いたのはアポロニアの両親で、この年、例年以上にコボルト達が出産をして赤ちゃんが生まれたのだがそれが可愛かったのかコボルト母親達と一緒に子育てをしており騒いでいる。

父親はリザードマンと地上にある広大な沼地でアムビーを放牧しながら楽しんでおり時々ドラゴンの姿で街におりたち騒ぎを起こしている。

マリーダは何時もの様にカウンターの後ろで何をしているのかわからないがアポロニアを連れていくと言い合いを始めながらお茶を飲んで過ごしており妖艶さが増したようにも感じられた。

マーレスは地上の喧騒は苦手と言い地下に戻りお茶を楽しみにしながら過ごしており、ドガギャックは砦を設営した後、なんと冒険者となり地下で勇名を轟かせるがミスを時々して救援に向かう事もあり助けたときにも明るく出迎えてくれる。

それぞれが交流を行い暮らしていて街中でも色々な人々が人種が暮らし始めており最初は戸惑った人々も徐々に暮らすことができた。


私は30階から下は一人では無理なのでなんとライネルと組んでいる。

あの後女王となったが各種族の評議会が国を治めていく事になり象徴であるライネルは冒険者になると宣言して守役の伯爵を慌てさせ、どうかそれだけはとお願いされたので、

「なら私の聖騎士と救出の仕事を請け負う専門の冒険者となる」

そう言って周囲を納得させ、

「と言うことで色々教えてくださいドラゴンスレーヤー殿」

そう微笑み少女から大人に一気に開花させた女王は横にいるカシナーテと帰還したらあそこのケーキ食べに行こうと楽しくおしゃべりしており、隠密と言ってもカシナーテが暴れて終わってしまいアポロニアに愚痴を言うと、

「その胸の紋章とその装備でならカシナーテ以上に戦えるはずなのだから何をそんなことを」

と笑われてしまい過ごした。

その言っている本人のお腹も目立って大きくなり始めマリーダが、

「私がそうなるはずだったのにね」

と、冗談にならないことを言って私を慌てさせるがアポロニアは気にせず、

「貸し出すぞ、年増に産めるとは思えんがな」

そう笑うとマリーダも大笑いした。

そんなこんなでマーカスから依頼を受けて最深度の46階まで一人でおりていく...

お話は終わりです。合間を見ながらと他のを書きながらなので相変わらず不定期で申し訳ありません。ありがとうございます

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