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歌の結末で言いたい事は結局頑張れって、聞き飽きただろうー実家住みの勇者登場ー

モンスター童貞は恐ろしいが30歳まで童貞を守り続けると、「魔法使い」と

50代で妖精、60代で賢者70代で仙人と言われるらしい

仙人ってなんだか弱そうだが年のせいか


真実のトゥルーラブの経験はどれほどの人間が経験しているのか


場面は創世記アダムとイブの別のお話、二人は愛し合っており真実のトゥルーラブをしていました。


しかし行為もしてしまい怒った神様が二人を錦鯉にしてしまいました。


鯉とは胃がなく直接腸に繋がっている生き物な為、食い溜めが出来ず四六時中食い漁っていなければならない、一途な恋とは鯉からきていると同時に食い漁るヤリ○系もこの鯉の生態系からきている。

人間は死を間際にすると走馬灯を見ると言うがそれは直面した死から回避する為の生存模索が本能で行われるという。


これは走馬灯と呼ばれ「影を利用した照明器具、影細工である」を意味する言葉で、転じて「記憶のなかを思い出が駆けめぐる様子」を表す。



死の間際に子孫を残すために繁殖したいと本能は叫ぶこれは全ての生物に該当する。


こと恋愛に関しても戦地に向かう兵士は恋人の写真を持っていく。


決して死亡フラグの為の小道具ではない。


そんな恋愛にこれから溺れるもしくは脳が進化し恋愛脳と化する風琴オルガン現在16歳とそのガチで有能な仲間達の物語。


恋愛と言う寿命を全う出来るか!?これは試練だシチュエーションは最悪で生きるか死ぬかの魔族との戦いの真っ最中、決して死に直面する事などない安全な学校生活でのラブコメではない。


そしてこの物語のラブコメ要素は味噌汁の出し程度しかないが重要な役割を果す


友情、努力、勝利?、人気少年週刊誌のコンセプトなど微塵もない、

裏切り、蹴落とし、搾取する物語だろう。


深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。


風琴オルガン彼は天文学と異世界マニアである、異世界の人間なら今自分が存在する世界を異世界とは認識しないだろう。


そして無能とは能力や才能がないこと。 役に立たないこと。 また、その人や、そのようなさま


この世界には存在しないが内閣総理大臣や多くの権力者達が高確率で揶揄される言葉である、そんな無能な人間が勇者の血を引いていた


この世界は小さな月のファーストムーン、これはうさぎの模様が見えたりする一般的な月だ、更に大きな月のセカンドムーン、これは青い惑星で青い部分と月の様なサハラ砂漠に見える部分が半分半分これらの二つの月が上空に見える世界、因みにこの二つの月と呼ばれる天体はこの惑星イデアロンの4倍以上大きい。


合衆国イデアロン、それは長方形の大地に8つの州で人口は1億5千万人残りは全て海、資源も豊富にあり旅客機こそ存在しないが自動車やバスに鉄道は走っている


だが旅客機が存在しない理由は2つあり一つは大陸が一つしかない一国一強の国家である事が理由の一つもう一つの理由は人類のスペックにて説明をする


政府は大統領制で大統領と副大統領、州知事は国民投票で選出される、大統領首席補佐官は大統領自らが選出する


文化を一つにするとアイデンティティの葛藤に陥り摩擦を生み出し国家の脅威になりかねないので州が8つ存在する先人たちの決断。


宗教という言葉は存在しない、信仰の対象となる存在情報が少ないからだ、いや正式には忘れてしまったという方が正しいだろう。


中世を思わせる世界より日本をモチーフにした物語、都市部周辺は近代的楽園であるが、其処を出てしまえば山口県のような野山が存在する。


この世界は人類と異星からやってきた通称’魔族’と呼ばれる存在と臨戦態勢と戦闘が繰り返し行われている軍事国家となっている。


異星からやってくるような輩に現在の人類の科学力では到底歯がたたないだろうが人類にはマナと言われるファーストムーンの太陽の反射光からの恩恵で魔法を使用して対抗しているが魔族にも同様に魔力が存在する。


このマナの力で一部の人間は飛翔する事が可能で飛行機が存在しない理由だ。


産業も発展しており使用しているコンピュータは量子コンピュータと近未来的だが開拓されていない土地も多く存在する


娯楽も少なく大概の人間のエンターテイメントはサッカーや野球のスポーツ観戦だ音楽アーティストも存在するが美しいフレーズや逸脱した文学は既に世に出ているため減衰は加速する


魔族に対抗するため16歳以上の特殊能力者は本人の意志つまりスカウトや血筋で徴兵されるがこれは経済的にも恵まれ名誉な事で完全な軍国主義だ。


徴兵された人間は本当にいいお金が貰える。


そしてこの物語の主人公勇者、風琴オルガンの存在が後に世界の核心に迫る


サウスファンクション州は国家の中心から南に500キロに位置し軍の監査部隊である特務兵学徒校Bクラスに風琴オルガンは在籍している


ある日Six sense Selections《第六感の選択》のメッセージを受信した


これはコードという位置確認情報を持ったもの同士がテレパシーの様な感覚で脳内に文章が届けられ記憶される。


だが今回は何時もと違った。



相手の位置情報であるコードを所持していない不特定多数の相手からと異例のメッセージ受信だ。


相手はエミリアと言う如何にも可愛いと思われる女性の名前で(女神かよっ!)で年齢は17歳と一つ上だが風琴オルガンもあと3ヶ月で17歳、学年は一緒なのかもしれないと思った


女性と謳い個人情報や金銭をまきあげる詐欺行為の可能性も疑ったがそうではない受信した文章の内要はこうだ。


「私はエミリア17歳女子ですもし貴方が男性なら友達になって欲しいです、あんまり男友達がいないので宜しくお願いします」


仮にこの文章が後に悪質な行為に発展しても相手が神童と謳われたオルガンなので相手が悪かったという事になる。


SNSが繁栄している今日こんにち顔も知らない人間とのコミニュケーションは斬新だ。


こんな他愛のない文章から発展しその女性の個人情報よりもコミュニケーションを楽しむ様になっていった。


普段の風琴オルガンは「あ?女?めんどくせー」と硬派一徹を極めるのがカッコいいと回りに振り撒いてはいたが実際は高身長に甘いマスクの目つきが悪いモテる男で実際何度も異性からアプローチもあったがやんわり断りを入れると直ぐに去っていく


しかし性格はかまってちゃんでオルガンは今迄は恋愛チュートリアルで今回異性からのメッセージはトゥルーラブ《真実の愛》だと思うようになる


元々は硬派一徹と暴走族の特攻服に書いてあるようなスタイルだったが。


以降彼の性格を知っている女性は決して彼に近付く事はなかった、そして格好はいいが無能だと言う事も知られていた。


しかし今回は周囲の目が無い環境で女子と意思疎通が出来る初めて自分の本性をさらけだせる唯一無二の存在になっていく。


互いの容姿を知らない、美女と野獣でも構わないトゥルーラブ《真実の愛》に出会えた事に血湧き肉踊らされてしまった、無能な人間なら虜になる事は必須。


そして特務学徒学校の宿舎にて。


ダイゴ「なんだか風琴オルガン変ったな丸くなったってゆーか周囲を威嚇しなくなったっていうかなんか良い事あったのか?中二病とは生涯向き合うって言ってただろ」


風琴オルガン「はい?俺ってそんな悪ぶってる時の俺カッコいいって思われてるキャラだったか?別に変った事なんてありゃしない」


ダイゴ「その台詞も重病だな駄目だ、こいつ早くなんとかしないと」


ダイゴはオルガンと中等部からの同期でルームメイトのエスパーだ、その超能力で時間跳躍という力があり過去に5秒間だけ戻れるという凄まじい能力がある。


風琴オルガン「なーダイゴお前の時間に戻れる能力ってどこまでも過去になら戻れんの?」


ダイゴ「あぁ勿論俺は歴史の観測者だからこの世界の秘密も知ってる。喋ったら俺は消されるから言えないがな。あ、半分嘘ね」


風琴オルガン「俺は知りたい事はないけど会ってみたい女性がいる」


ダイゴ「あった事の無い女性と会う?その女性のニックネームがトン子、豚マン、マスクマン、グレムリン、鼻くそのどれかに該当する容姿でも?」


風琴オルガン「それ中等部でお前と俺の一緒のクラスだった不細工五天王だろ、いや流石にそんなんだったら会わなかったら良かったと思うし連絡もとりたくねーな」


ダイゴ「それは言い過ぎ性差別だぞ」


四天王は良く効くが一人増えた5人だと五天王と言うのは正しいのか!?


ダイゴ「外見で人を判断するのか、最低だなお前。それに硬派ぶってるけど結局面食いなんだな」


風琴オルガン「あ、ああ俺は面食いってやつだそして花より団子だ」


風琴オルガンは花より団子の使い方が間違っている


そして就寝時間エミリアからメッセージを受信した


エミリア「ねータバスコさんは外見気にする人ですか?私は外見そんなに自信がなくて」


オルガンはエミリアに’タバスコ’と名乗っている


風琴オルガン「俺は外見何て気にしないよ、中身が大事なんだ美女と野獣の愛が真実の愛だと思っている」


大分痛いがこれは本音だ、エミリアとのやりとりは自分の名前以外は本心でやりとりしている。


さっきのダイゴとのくだりは見栄を張っているからこそ言える発言だ。


だがスライムも倒した事の無い女子詮索経験地で相手のエミリアがブラフかましている事を読んだ、この子絶対かわいいんだろうなと、逆に外見に自信があると言われたらそれはそれで引く。


エミリア「私は貴方がどんな外見で何処に住んでいて何をしているか何て興味は少しはあるよ、でも今は聞きたくないし、けど何時かは会ってみたいと思ってるんです、世界が平和になれば」



翌日特務兵学徒校のBクラス教室にて


この学校は軍部の城塞都市アルタイルに存在する。


この世界の城塞都市とは城郭都市と同義で城壁で広大な周囲を囲み堅固に防御した都市土塁、堀なども防御施設として用いられる、巨人が進撃してこない限り鉄壁の防御を誇る。


コツコツとヒールの音を立てて白衣を着た少女が教室に入る


なんとも形容しがたい良い匂いが室内にたちこめる。


「キララ軍曹おはようございます!!」


キララ「おはよー」


現在世界は’暁’全軍総大将の策略により天下2分の計により人類と魔族が2分割されている、それに拍車をかけるアルデバラン最前線基地設立作戦だ。


この大規模な作戦は2ヶ月前に実行され北は魔族南は人類と綺麗に分断し上官不在の中一人で戦場を圧倒したのがキララ軍曹17歳女子だ因みにRH-のAB型とこの世界では特殊な血液を持っている。


彼等は筋肉で戦う事は勿論だがSix sense Selections《第六感の選択》で脳を100%開放して超常の力で戦うので女性でも最前線での戦闘が可能だ。


キララ「この2ヶ月間魔族からの攻撃は皆無、恐らく魔王は心理的に勝つことなど容易いと余裕のある思考をしているに違いない、がこちらとしてはその方が都合がいいわね余裕があれば隙が生まれるそこをつく」


風琴オルガン「にしても魔族というより人間らしい心理的行動だな!まぁ俺達が早急に戦地に向かうって事は変らないんだろうけどな」


キララ「私の教え子が最前線に立つなんて胸が痛いよ」


17歳の言う台詞ではない...


そしてオルガンやダイゴが在籍するこのクラスは特務隊の予備軍であり特務隊というのは超常の力を駆使して軍の監査役を担うのが本来の目的だが現在のタコメーターはレッドゾーンにぶっこまれさながらサーキットのデグナーカーブ魔の第七コーナーをスピードオーバー圧し掛かるG状態で魔族に追い込まれている状態だ。



その頃軍部の総司令部城塞都市アルタイルより南にあるスノーマリン村にて。


この村は魔界と繋がっている、魔界に通じている人間が存在するとの様々な噂が存在する。


海里カイリは畑で草刈をしていると「おーい海里」


振り返るとこんな田舎にいないだろう美青年と美少女が立っていた


海里「エリオンさん、最近見ないと思ったらまた霊界とやらに行ってたのかい?それにまた女連れででその刀は!?」


エリオン「あー魔剣探しに冥界にな、それよりとんでもない剣を入手したエクスカリバー以来の大物だぜ魔剣グラムだ海里にあげるよ、俺は霊剣が使えるからな」


フェラーリ・エリオン28歳昔軍にもいたらしいが面倒臭くなったのともっと強い敵と戦いたいという理由で退役した。


海里「とうとうこの日が来てしまった僕はこれから城塞都市アルタイルに行くよ」


エリオン「その体でいっちまうのか今日でお前のツラ拝むのは最後かもな俺は正直悲しいし寂しいな」


ミヅキ「小さい頃か一緒だったんだもんねその気持ちわかるわ」


彼女のミヅキがエリオンを思いやる


海里「ねぇエリオンの時空斬って僕にも使えるかな?」


エリオン「あぁお前なら出来るだろう必要になったら俺が教えてやるさ達者でな、病気に負けるなよ」


そして海里も帰宅する



母「海里カイリ、本当に行くのかい?お前の寿命は後2年いや下手をすれば1年以内に死ぬって病気なんだよ」


海里「別に直ぐに帰ってくるさそれに僕が行かないとこの世界は魔族の力で滅びるよ、僕は父さんも母さんもレイリも助けたいんだ」


海里カイリは一人称が僕の僕っ子って奴だ


レイリ「あんた無事に帰ってきなよドナーが見つかるかもしれないしそしたら助かるかもしれないんだから」


姉のレイリは4年生の大学に似たシステムの学校で寮生活をしてるが今は実家に帰り実家の農業を手伝っている


海里は現在所属する南特務学徒隊から北のオルガン達のいる隊に合流する為の準備を済ませていた


身長165センチ髪はセミロングで俗に言う黒髪の貧乳女子、瞳はエメラルドグリーンでフレアスカートにボーダーのソックスを穿いている17歳で村一番の美少女だそしてマナの力を最大限まで高めた強力な両手剣技が可能でトレジャーハンターのエリオンから貰った聖剣エクスカリバーと魔剣グラムを所持している


こんな凄い剣を2本も所持してるのはエリオンの存在が大きい。


そして別れの時。


海里「じゃあ行って来るよ父さん、母さん、レイリ元気でね」


レイリ「戻って来なかったら許さないんだから」


何名もスノーマリン村から出て行った学徒兵が戻って来ない事を皆知っている、涙の別れだが海里だけは涙を流さなかった。


余命宣告をされた女性海里の旅立ちだ。


この雰囲気だと当分家に帰らない感じだが別に寮生活する訳じゃなく、この余命宣告されている不幸な女子は夜になれば普通に帰宅する、別れが名残惜しいのはBLOCKBOX超箱入り娘だからだ。


場面は城塞都市アルタイル


翌日コツコツとヒールの足音を立て横に一人の少女が並んで教室に入る


「まぢ可愛い」


「死んで欲しくないな何であんな美少女が特務学徒に」


キララ「はいはいうるさいですよ静かにね!今日から特務学徒に入隊した羽衣海里ちゃん17歳、年は私と同じだけど学年は私が上だからね因みに、階級は軍曹だからみんなの中で一番偉いんだからね」


海里「海里です宜しくお願いします」


つかつかと一番後ろの席に座る


その前に座っていたオルガンが振り向きこう言った。


オルガン「お前不細工な癖に強いんだって?」


幼稚園児から小学校低学年までがかかる気になる異性、可愛いと思った異性に対するちょっかいだ


海里は立ち上がりオルガンの首元を掴み引っぱたく


「ビシッ」


オルガン「いてーなおい」


海里「君は上官に暴言を吐いて無事で済むと思っているのかい?二等兵からやりなおしてもいいんだよ?」


オルガン「分かったよ、悪かったって、話は変わって来てそうそうでこんな事聞かれるのもどうかと思うけどこのクラスで一番気になる人物は誰」


海里「そんなの君に決まっているじゃないか不快極まりない」


オルガン「これは心理テストでこのシチュエーションの質問の回答は恋愛の気になる人間を指しているんだそうだ」


海里「ふん、くだらない、心理テストなんて大抵バーナム効果なんだよ僕は勇者の血を引く正真正銘の勇者で実家暮らしだ自立していない事に何か文句でも?」


バーナム効果とは、誰にでも当てはまりそうな性格などの特徴を言われた人が、自分にズバリ当てはまっていると勘違いしてしまう現象であるが今回は破綻している


あれっ!?とオルガンは思った女性と普通に会話できているしかもこんな可愛い子と緊張もせずに


海里「名誉をかけて決闘を申し込む」


軍人同士が書面で契約を交わし正式に決闘を申し込めば例え殺しても罪に問われない。


オルガン「いいなそれ!!俺は人を殺した事ないからってみたかった」


海里「君が僕の靴を舐めながら命乞いする姿が目に浮かぶよ」


キララ「はーい騒ぐのお終い、決闘なんて私がさせません!!急遽明日アルデバラン最前線基地へ飛んで北伐開始よそこから30キロ北上して貴方達が周囲のモンスターを全滅させた後ペガサス最前線基地の建造チームがはいるから」


北伐とは蔣介石指揮下の国民革命軍による北京軍閥政府打倒の軍事行動が有名だ。


キララ「チームリーダーはダイゴを中心とするオルガン、海里ちゃんの1班が皆を引っ張ってね追っかけ私も行くけど」


その夜


オルガンはエミリアにメッセージを送った


オルガン「今日気に食わない女性に暴言をはいてしまって怒られたよどうしよう」


気に食わないってのは嘘で気に入っている


エミリア「貴方が性格的にいい大人ならただのかまってちゃんだけどタバスコ君はまだ17になるかならないかの年齢だし若しかしたらその女性の事が本能的に気になっているのかもね、だから今度は優しくしてあげなよ」


オルガン「俺があいつを!?確かに可愛いけど無表情だしなんか陰キャっぽいし」


エミリア「タバスコ君はいつも綺麗事言って私を不快にしないよう努力してる感じがするでも言場がたりないって思うこともあるなー」


言場がたりない...例えば一番高い山は?世界で1番高い山は?日本一高い山は?ではない、純粋に高い山は?といえばエベレストだと大抵の人は言うがそれだけの質問だと不正解で火星にあるオリンポス山が正解、そう質問するにしても言場がたりないと起きる現象だ


エミリアから言葉が足りないと相手の受け方に迷いが生じるし期待する答えがでず混乱する状況を作ってしまうと学ばされた


オルガンは反省して就寝する


翌日


飛翔魔法で特務学徒隊はアルデバラン最前線基地に到着、そしてある人物達に出会う。


五月雨「オルガンではないか久し振りじゃのう」


オルガン「さ、五月雨さん何でこんな危険な地域にいるんですか?」


その男は五月雨さみだれ幻夢げんむ彼は軍の人間ではない’総合科学研究所の所長’で魔法が蔓延るこのご時勢科学一本でその地位を確立してきたがぱっと見は人当たりの良い小さいおじいちゃんだ


更にIQ300以上ある天才だ以上というのはIQが300までしか測定出来ない事が理由で無限の可能性を秘めた人物である。


そして幼少期のオルガンは現在とうって変って神童として有名で五月雨が自らの研究から戦術、戦略などを教えた存在だそう有能すぎるのと無能なのは紙一重


そしてオルガンは前線基地に巨大な地下施設がある事を発見


オルガン「何ですかあの巨大地下施設は」


五月雨「あぁ普段はしめているんじゃが今日は作業があってな、中身は星を渡る船としか言えんのう最近縮退炉エンジンと対消滅機関を完成させてなこれが出来るのはわししかおらんじゃろうて」


星を渡る?一体この世界はどうなっているんだ、五月雨さんが作った?


すると


「緊急警報、緊急警報ルシファーが100体ほど本基地に向けて進行中」


ルシファーは人型の魔族で人間と容姿が違うところといえば先が三角形の長い尻尾が生えている、これは魔族が人間をベースとした品種改良して作ったハイブリッドだからだ。


オルガン「やっと俺が活躍出来る場面が来たぜ、海里、ダイゴ行くぞ」


海里「リーダーはダイゴだけど上官は僕なんだから勝手に仕切られても困るんだよなこれが最後通告だよ」


このアルデバラン基地は渓谷の真っ只中にあり浮遊スキルのない敵が攻めてくる場合は北から左右崖に囲まれた道のりを一直線で進行する手段しかない


三人は飛翔魔法で飛び、攻めてくるルシファーを目視で確認と、そこに一人の少女が飛んできて行く手を遮る


サラ「オルガンさんにダイゴさん、と見慣れない女性ですねこれは私達の仕事何で大丈夫ですよユウキが行きましたから」


オルガン「あ、そっかお前等ルシファーズハンターだもんな」


ダイゴ「俺達の戦闘の出番は無しって事ね」


直後スドンと爆裂系の魔法が炸裂、ルシファー達は木っ端微塵になったか渓谷の土砂崩れにあい生き埋めになった


そして一人の少年が飛んできた


ユウキ「あれーダイゴさんにオルガンさんにかわいい子ですか?僕等もこっちに来ていたんですよ先輩方がでる幕はないっすよ」


ルシファーは人間を品種改良している為頭脳も人間レベルで多少魔法が使えるが脅威でもない、そこで若い学徒を対ルシファー専門に扱うユウキとサラのルシファーズハンターを結成した


しかしルシファーは狡賢く南の人類エリアで共存しており特徴である尻尾を隠し普通に生活しているが殺人などの凶悪犯罪が絶えないしかも食人族である


熊は人間の頭部やの肉の部分を食し内臓は食べないがルシファーは内臓も調理して食べてしまう。


そして今回の様に自然な場所に集団で襲ってきてくれた方が対処しやすい


その夜オルガンはユウキを呼び出した。


ユウキ「どうしたんです僕に相談事でも?」


オルガン「ビンゴだユウキこれは友達の恋愛に関しての相談なんだが今彼女がいるのは周りでお前だけだ聞いてくれ」


ユウキは思ったこれは友達じゃなくオルガンさんの相談だ後輩に恋愛相談なんて出来ないからな、しかしあんなにカッコいいオルガンさんが女作らないのはゲイだからと疑っている、そっちの話は聞けないどうしよう


オルガン「俺の友達に気になる女性がいてな会った事はないらしいんだが好きになってしまいそうなんだ彼女の事を凄く尊重している...らしい俺の友達がな」


ユウキは思った友達!?いやこれ完全にオルガンさんの話だ。


ユウキ「尊重とは言葉遊びでもこの場合使ってはいけませんねこの場合は尊敬です、尊敬とは相手の尊いもの素晴らしいものと感じ自分より高い所にいるイメージ。要は相手の事を知ってないと駄目ですね尊重ってのは相手を思いやって大切にする事なのでよく知らない人にでも該当します」


オルガン「あぁリスペクトしてるらしいぞ相手の方が各上とも思ってるらしいそれが真実の愛か」


ユウキは尊敬する先輩から死語とも言える真実の愛と聞いてその悔しさから黒板を爪でぎーっとやったり地団駄じだんだを踏みたくなったりしていた。


ユウキ「まっまぁ一方通行的な話ですが相手はどう思ってるんですか?」


オルガン「多分友人に惚れている何時か会いたいと言われたらしいからな」


ユウキ「その発想危険すぎますストーカーになり罪も犯すでしょう惚れさせると同時に尊敬される人間になりましょう、長年付き合えば相手の悪い所が必ず見えますそれを許せるかどうかは相手に対して尊敬する気持で緩和されます、お互いにね」


オルガン「真実の愛にはいろんな形があると思う、例えば究極の選択で彼女が妊娠したが病気で子供か彼女のどちらか一人しか助からないって話になったらどっちを救う?」


ユウキ「先ず俺の場合彼女のサラに聞きますサラは100%子供を助けてと言うでしょうそんなサラの意思は子供に受け継がれて育っていくでしょう俺はそんなサラに惚れてるんですよ」


オルガン「ありがとうな参考になったぜ」


オルガンは自分の事しか考えてない自分が嫌になったそして相談にのってくれたユウキには心から感謝をした。


そして夜になり海里はスノーマリン村に帰り両親は泣いて喜んだと言う、また明日の朝涙の別れがやってくる

























この物語は歴史の1ページを残す壮大な物語である。

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[良い点] 読み専門ですこんにちわ 著者の豊富なボキャブラリーをありがちな展開をフォローしておもろく登場人物にも感情移入してしまいます 続きが気になる [気になる点] 主人公が定かではないのは伏線…
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