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■妄想小説 宝塚過激団 ⬛  作者: Ken Ohnaka
7/15

序章7 ついに全面抗争勃発か?

いよいよ対決の時が…!

緊迫する睨み合いの沈黙を破ったのは、ドス組の牛殺し!鉄拳の源太だった!


鉄拳の源太

「うらあぁぁぁ~~!わしの拳骨で顔面ボコボコになりたい輩!おるんやったらかかってこんかえ!」


かたやチャカ組の一人が源太の啖呵に反応した。


さそり固めの忠一

「なんぞい!われ!おどれの拳骨なんぞ、わしのスコーピオンデスロックで潰してもぉ~たるわ!」


鉄拳の源太のこめかみの血管が異常なほど膨れ上がると、大きく鉄拳を振りかぶり武庫川の川面に向かって降り下ろした。


すると川面はモーゼの十戒のごとく左右に切り引かれて、一筋の道筋が現れた。そして川面の中央からゴージャスなリングが登場したのであった。そのリングにはタキシードと蝶ネクタイのリングアナが!それは宝塚過激大劇場支配人のデンジャラスの彦だった。


デンジャラスの彦

「どなたはんも、よろしゅ~に!あてが、この勝負仕切らせてもらいまっさ!ほな行きまっせ!」


デンジャラスの彦の登場で川岸に陣取った全国の組親分やヒットマンが狂ったように盛り上がる⤴⤴と、景気づけのマシンガンやチャカが宝塚の夜の静寂を切り開いたのである。


デンジャラスの彦

「ドス組!最高の拳骨を持った輩!伝説の牛殺し!鉄拳の源太ぁぁぁぁ!チャカ組!長州力直伝のさそり固めぇぇぇぇ!幻のスコーピオンデスロック!さそり固めの忠一!レフリーは!賄賂で私欲を肥やしたミスター忖度こと隠し蔵の門松!」


さらに盛り上がる両陣営と川岸に陣取るスペシャルな輩軍団!


一体どうなってしまうのだろうか?

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