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■妄想小説 宝塚過激団 ⬛  作者: Ken Ohnaka
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序章 6 ドス組VSチャカ組!ついに戦闘か…!

ドス組の全員が自らの(すべ)を出して、

地震の危機を乗り越えようとしていた。


仕込み刀の義

「ええか!さっき宝塚過激大劇場支配人の、デンジャラスの彦から連絡があった!今回のチャカ組の講演は延期になって、わしらはボランティア活動に行くことになった!そこでじゃ、食料調達しよやないか!」


バタフライナイフの武

「おやっさん!今、スーパーもコンビニも品切れ続出らしいですわ!」


鉄拳の源太

「わしの拳で、牛しばいてこましたりまひょか?」


仕込み刀の義

「まぁまぁ!そんなことせんでもエエがな!みんなで塩屋オ⚫マビーチに突撃しよやないけ!」


そう!

ドス組恒例の夏の風物詩!

塩屋オ⚫マビーチの大宴会である。


素潜りで明石蛸を捕獲したり、

夏が旬のムラサキウニを拾って喰い倒す、

あほんだら宴会である!


仕込み刀の義

「被災した人々に明石蛸とムラサキウニで、元気出してもらおやないか!」


バタフライナイフの武

「おやっさん!わし、最新のシュノーケル買ってますねん!こりゃ、燃えまっせ!」


鉄拳の源太

「おやっさん!わしゃ蛸をビンタしてから、ウニに拳骨パンチ喰らわせますわ!」


掻っ払いの雷電がくすねてきた96式装輪装甲車に全員がが乗り込んで、171号線を経て43号線を西に向かう!


さすがに96式装輪装甲車を走らせていると、自衛隊の緊急走行と思われているのか、あ!ちゅ~まに塩屋オ⚫マビーチに到着したのであった。


パチキの健

「おやっさん!わしゃ、こんなこともあろうかとタガーナイフとフィン新調してまんねん!ほんで、このデボチンでナポレオンフィッシュ見たいに潜りますねん!」


しかし!問題があった!

捕獲精鋭部隊は、たったの3人だけである。

その他のメンバーはカナヅチやったり、沈むことが出来なかったりと……!


だが、仕込み刀の義とバタフライナイフの武とパチキの健は違った!


数時間後…!


仕込み刀の義は、パイレーツオブカリビアンのディビィージョーンズのような風貌で蛸を88杯身体中に張り付けでいた。


バタフライナイフの武は、海神ウニ男となり123個のウニと蛸を36杯捕獲していた。


パチキの健は海人となり鳴門の渦潮まで遠征して、明石の真鯛を66匹捕まえていたのである!


その他のメンバーは、ベースキャンプで被災地に届ける料理を考えていた!


緋牡丹の千恵

「ウニと蛸と明石の鯛で、ウニスープでいただく蛸シャブと鯛シャブにしませんこと?」


鉄拳の源太

「わしの拳で蛸をミンチにして、蛸ミンチボールもウニスープに入れたりましょ!」


捕獲部隊がベースキャンプに大漁のブツと共にリターンすると、ローリングソバットの和を筆頭にして仕込みも完了したのである。


96式装輪装甲車にブツと全員が乗り込んで、被災地に向かう!


一体、どうなってしまうのか?


被災地に向かう一行!

96式装輪装甲車は約1時間で北摂の茨木市に到着した。


仕込み刀の義

「やしゃ!この土地で中学2年生の夏休みまで暮らしたんや!恩返しせな!バチ当たるよって!」


仕込み刀の義は、港町横浜で産声を上げた後に、おっかさんの故郷島根県の大田市の片田舎で寅吉爺さん&この婆さんに育てられた。


そして、幼稚園時代はおっかさんと芦屋市で過ごしたのであった。


しかし小学校入学前に肺に陰があると診断され、またもや田舎に送られてしまうのである。そこで従兄三兄弟と暴れまくり、野生児となり茨木市にめでたく帰還したのだ!


阪急茨木市駅近くの公民館前の広場で炊き出しを始めるドス組一行!


ローリングソバットの和

「♪とれとれピチピチ蛸料理♪」


そのかたわらで、たらい回しのタイラーと留吉が完璧な猿廻しを披露するのであった。


被災地の方に笑顔と元気が戻るように、他のメンバーも(すべ)を披露する。


鉄拳の源太

「わしの拳でウニ割りまっさぁ~!」


瞬時に割ったウニは、大きな船盛りとなる。


バタフライナイフの武

「蛸の活作りどないですかぁ~!」


華麗なバタフライナイフの捌きで、明石蛸と鯛の船盛りも出来上がる。


巻舌の鷹

「ウニスープでシャブシャブしとくんなはれゃ~!」


華麗なるドス組の(すべ)で、被災地の笑顔と元気が戻るのであった。


と!その時……!

仕込み刀の義の携帯電話が鳴る。

デンジャラスの彦からだった。


仕込み刀の義

「おう!どないしたんじゃ?なななんやて…!チャカ組が大劇場前の武庫川で待ち伏せしてるやて?おもろいやないけ!いてこましたろか!」


いよいよ決戦の火蓋が切られようとしているのであった。


一体どうなってしまうのか?


デンジャラスの彦からの電話で慌ただしく、被災地を後にするドス組一行。


武庫川を北に見て左岸に陣取るチャカ組!

右岸に陣取るドス組!


合間見れる敵対勢力。

しばしの睨み合いが、凄まじい殺気を生む

沈黙を破ったのが、チャカ組の雅のトカレフだった。


二丁拳銃の雅

「こらぁ~!ドス組のゲス野郎!俺のトカレフが火を吹くぜBaby!」


宝塚の空に向けて、トカレフが火を吹く!


仕込み刀の義

「なんぞい!われ!わしの獅子王で、おどれミンチにしたろか…!」


仕込み刀の義が獅子王を円月殺方で、武庫川の水面を切ると波紋が龍のように立ち上がる。


睨み合いは、まだまだ続くのであった!


To be continue.

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