男ふたりの心の中
優希side
何なんだ…俺はどうしたらいいんだ
って心の中で悶々と考えていても何も解決しないのだが
『言わねえのかよ』
ふと脳裏に空也に言われた言葉が浮かんだ
言わねえと始まんねぇよなぁ…
そりゃこんな狼がウジャウジャいるところでひとり野放しにできるほど俺も馬鹿ではないが…
どうしたものかと延々と考えても答えなんか一つだけだ。
もう少し…先延ばしにさせてくれ…
優希side end
空也side
嘩菜が起きてからの優希がなんか変だ
まぁ俺からしたら嘩菜は双子の妹でしかないし?うん。
阿呆で鈍感で天然で無自覚で喧嘩っぱやく、どうしようもなく可愛いうちの箱入り娘だし?
優希、お前早いうちに手ぇかけろよ
って思ってても言えねぇな
空也side end
…あれ?なんで私ここで…
ってかここ何処?!
黒で統一されてる…キングサイズのベット?
この臭い…優希の部屋?
「空也、優希おはよ」
何故か2人が居たから挨拶しとこう
てか、あたし寝すぎじゃない?夜寝れるかな…
すると優希が空也に突然
「なぁ空也ちょっと二人にしてくんねぇか?」
って言ってきた…
「おう」
ちょっ、ちょっと?!ばか兄貴!!
「はぁ…」
二人に聞こえないようにため息をついた嘩菜なのだった




