表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生きる、存在するってなに?

作者:

誰だって一度は思い、そして考えてるだろう…




「私は何のために産まれて、何のために存在してるんだろう」





私はふと思いつくたびに考えてる。

だけど一向に答えは見つからないまま



今、学校の屋上にあるベンチへと座っている。

私はこの場所が好き


風もあって、夏は暑いけど

全ての事を考えられなくしてくれる


放課後の屋上

誰も来ない空間だから

1人になる時はいつもここ



そして、何度も自分は何のために存在してるのかを考えてる。

答えが見つからないことを自分でわかってるのに考えてしまう。



私はごく普通の環境で育って、ごく普通の容姿

なにをやっても普通の子

こんな私が何のために今こうして存在しているのかが分からない



友達と話したり、はしゃいだりするのは楽しい

だけど時々一人になるとこのまま私が屋上から飛び降りて

この世から去っていったら

何人の人が私を思い、泣いて、

私がこうして生きてきた事実をいつまでも覚えているんだろうか

って、考えてしまう。




私の両親はいつまでも覚えてくれているだろう…

だけど、友達は新しい友達が出来、月日がたつうちに

私の存在を忘れている


そして、思い出したとしても

多分、それは同窓会や一緒に撮った写真を見て

こんな子もいたなー

で終わるはず…



だから私はビデオや写真で思い出を残すことにしてる。

そこに私の存在を多く残していくために



だから、私は自分で命を絶つことはしない

少しでも私が存在してたことを残していくために…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ