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3話
ここを曲がればあとは直線だ!
勢いよく角を曲がったその瞬間。
ドン!
「す、すみません。」
俺は見たところ80歳過ぎのお婆さんとぶつかってしまった。
「運命じゃ♡」
頬を赤く染めながらお婆さんは恥ずかしそうに言った。
「お、俺急いでるんで。」
俺は悪い予感がしてその場を離れようとした。が、
「あーーーーーーーー、腰がーーーーーー、もう動けないーーー!」
わざとらしくババアが叫び始めて周りがざわつき始める。
ほって置くわけにもいかず俺はババアをおんぶした。
はぁー、遅刻決定だ。