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裏側
女の子「ただいま戻りました。」
神様 「おお、ご苦労ご苦労。どうだい、運命の人を演じるというのは?」
女の子「なかなか、新鮮でした。」
神様 「そうかそうか。それにしてもすごい演技力だったね。照途君完全に君が運命の人だって信じ込んじゃってたよ。」
女の子「ありがとうございます。」
神様 「君が天使だって、ばれなくてよかった。」
女の子「そうですね。」
神様 「やっぱり、たまには、こういうことをしないとね。神様のお仕事は人を幸せにすることだからね。」
女の子「そうですね。ところで神様」
神様 「ん?なんだい?」
女の子「この先、二人は幸せになれるんですか?」
神様 「ああ、もちろんさ。二人は一生幸せだよ。だって、互いに思いあってるからね。」
女の子「それはよかったです。」
神様 「それじゃあ、通常業務に戻ろうか。」
女の子「はい。」