1年生 夏祭りとか
夏休みの前半は夏祭りも多く有って
あちこちの神社で夜店や屋台が出て賑やかな夜が続く
こういうイベントの時は友達誘わず
身内で行動する事が多かった、兄姉妹もそれぞれ
歳を重ていたし家族みたいな繋がりあったから
気も使わないし楽だった 妹達の親も知らない
人ではなかったし安心して預けてくれた
みんなでわいわいしながら境内やら参道やら
歩きながら近況のネタを話したりしてた時
長兄が県外に引っ越す事を知った
電力会社に勤めてた長兄は転勤する事になったそう
車の足が無くなるなーってみんなで言ってると
少し淋しそうに笑っていた
長兄が好きだった長姉はまだ高校生だったので
先の事、先の目標みたいなものが沸き上がってくる
思いがした、顔をのぞきこんだがごまかされた
結婚したらおもろいなとか思いながら
ニヤニヤしてやった
次兄、次姉は既にこの町には居なかったので
思い出話をしたりして
小5の妹が参道で長財布を拾ったがすぐ浩一が回収した
中見たらお金がかなり入ってた
咄嗟にやばいやつこれと思って警官詰所に届けた
妹が届けて因縁つけられても困るし
関わり断つのが吉と思った
そうこうしてる間に時間は過ぎて大花火の時間に
ドンドンをたくさん見て楽しんだ帰り
警察官に呼ばれ浩一が一人で詰所に向かった
みんなは心配そうにしてたが見ないふりをし
詰所に着いたらやばい人がやはり居た
財布を拾ったが中身は見てないと言い
そのまま詰所に届けたと言い張った
入れてた金が足りないとかなんとか言ってたが
警官が割って入ってくれて事なきを得た
拾得物のお礼とかが常識だと学んでたがそいつは
うやむやにして何処かに消えた
拾ったやつが持ち逃げしても拾った所を見て追いかけて
因縁つける輩が居るのは知っていた
家に戻ると妹の家族が居たので妹を預け
浩一達は解散した
母が珍しく神妙な顔をして待っていた