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いま地球を守ってて忙しい。  作者: 藤宮暖橙
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ウンメイ

このサイトでは今回が初めての投稿になります!


加えて学生なので、更新が不定期&駄文乱文になることもありますが、それでもよろしい方は是非覗いていってください!


*ふじみやはるひ*

「ママ、パパ、どこ・・・?」


少女が歩いていた。桃色のウサギの髪飾りをつけている。7,8歳くらいか。


少女は泣きながら、横断歩道を渡り始めた。


信号は赤だ。少女は気付かず進む。


「ふぇ・・・ママぁ・・・」


涙でぐちゃぐちゃになった顔。

ほつれた髪からほとんどぶら下がっているだけのウサギの髪飾り。


サラリーマンらしき男性が対岸から何かを叫んでいる。

大きなトラックが少女に迫る。クラクションが五月蠅い。


少女はぎゅっと目を瞑った。



キキ―――ッ、ドンッ



その衝撃音とは裏腹に、少女は痛みを感じなかった。

代わりに、周囲のざわめきと、風。


少女はそっと目を開いた。


そこには、空中に静止したトラックと、黒いスーツの男・・・顔は・・・?


「大丈夫か?」


―――あ。


やっと見つけた、私の・・・


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