三節 時空管理局
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『時空管理局』
それは時空を管理する場所だ。
単にそう言われても分からないしそもそも時空ってなんだよとなりますよね。
まあ果たして『時空』というのはなんなのかと言うと『時間』です。
要するに『タイムパトロール隊』です。
時空管理局の役割について軽く触れておきます。
とは言っても今からの説明で全て完結すると言っても過言じゃないけど...
時空管理局は先程も言った通り『タイムパトロール』をしています。
タイムパトロールというのはなんなのかと言うと、「『過去』を書き換えようとする輩の処罰」だ。
つまりまず仕事がありません。
だって過去なんか簡単に書き換えられたら迷惑極まりない。
なのでほとんど無職かと言われたらそうでもない。
実はもうひとつ役割があるがそっちも役割としては皆無。
何かと言うと『時空の調整と修復』
済まない、この話は難しすぎるのでまた出てきた時に話す。
一応一言でまとめると時空管理局は『ほとんど無職』。
まあ監視してるだけで給料貰えるから便利な仕事だね。
しかし試験とか『称号』とか資格とかいるからなかなか難しい仕事だけど。
さて、こんな話をしているうちにも内刃君はお父さん探しに没頭中だ。
と思ったが実はつい数分前にもう発見をしていた。
まさかのもう見つけてしまったのだ。
場所は意外と分かりやす場所にいた。
その場所は、
「お父さんなんでこんなところにいるの?」
そう家の屋根だ。
案外シンプルだった。
「か、刈取!なんでこんなところに来たんだよ!」
と驚き気味に叱った。
「いや、何してるのかな〜ってね。そうそう『仕事見学』的なやつだよ。」
「え、あそうなんか...」
"もう0時になるんだがな。こんな時間まで起きているのか..."
実際の内刃君は寝ているんだけどね。
「ところで...」
ゴーーーン!ゴーーーン!
「ん!?鐘の音!始まるぞ。静かにしておいてくれ刈取。」
「はーい!」
なにかを理解したみたいで静かにしていた。
しばらくすると試合が始まった。
試合というのは例の最強同士の戦いだ。
しばらくだった後試合が決した。
すごいの一言に尽きる。
それほど素晴らしい試合だった。
「凄かった....」
とお父さんに言おうとしたらいなくなっていた。
置き手紙がひとつあるだけだった。
手紙には、
『
済まない刈取。
俺はやらないといけないことがあるからしばらく帰れない。
だがしっかり帰ってくるから安心していてくれ。
』
との事。
「そのまま2年帰ってきてないんだけどなあ」
と嘆きの言葉を放った後、
「帰ろ」
と帰ろうとした時、
「あれ?どうやって帰るんだっけ?」
「お困りのようですね。」
「そうなんだよねー、って誰?」
と近づいてくる謎の人物。
一方謎の人物は警察手帳みたいなものを持ってそれを開きながら、
「『時空管理局』の『時空飛雄』だ。お前を『過去改竄』の容疑で現行で逮捕する」
と言ってきた。
「はあ?どういうこと?俺なんもしてないけど」
「貴様、先誰に出会った?」
「え?お父さんだけど?」
「今は何年だ?」
「『2011年』...」
と言い切ると
「はぁーーー!」
「わかったな。貴様は過去に来てお父さんを連れて帰ろうとした。ということで参る!」
と詰めてきた。
「『転送の術』!」
と言うと消えた。
「チッ!『転送能力』持ちかよ!」
と半ギレだ。
当然だ。
『転送系の能力』はかなりレアであまりない。
しかし、それを簡単に使う内刃君は化け物と分かるだろう。
しかし、飛雄君も万策尽きた訳では無い。
「だがこちらには『管理者の目』がある。」
『管理者の目』、特定条件(逮捕状が出たりのこと)を満たすと与えられる。
この目は最強で特定人物をどの位置にいるか明確に瞬時に与えてくる。
たとえそれが『世界を違えよう』と。
「そこか!」
と分かると高速移動で追いかけそして誰もいなくなった腰に脇差を用意した。
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「何とか逃げきれたかな。」
安心の顔を浮かべながら言った。
あの時一瞬で1000m先に逃げた。
そして移動してすぐ帰宅方法を理解した。
「『エレベーター』!」
そうもう一度エレベーターに乗り降りきれば逃げれるということだ。
しかし、その方向から全く別の方向に逃げてしまった。
なのでだいたいあと1100mある。
そしてお父さんの行先もだいたいわかった。
「『本部』...」
忍者協会には本部があり、時々何年も泊まり込むと聞いた事、というか探している最中に、
「...に行くらしいぞ」
「マジで!?ついにあいつも当たってしまったか〜」
「どんまいだな。」
「あいつ家族がいるんだろ?奥さんとお子さんに可哀想だな。」
「仕方がないな」
との事があった。
名前は聞ききれなかったが多分正解だろう。
調べた時はその本部に4年居ないといけないらしい。
主な仕事はただの店番だ。
昔はそんな役割はなかったそう。
しかし、ある日襲撃に会い相当荒らされたので、追加したそう。
「そっか〜、お父さんあれ行くのか〜」
と猛者感を出しながら言っているが全く猛者でもなく一般人だ。
「どう戻ろうか...」
「『流派:時 一時 【一閃切り】』!」
という声と共に飛雄君が飛んできた。
「うおあ!」
と間一髪避けきれた。
「チッ!」
「そんなキレないでよ〜」
「煽りにしかなってねーよ!(( ꐦ0ー0)」
「えーー(⚭-⚭ )」
と大変そうな2人。
ちなみに何故もう一度『転送の術』使わないのかと言うとただのゲージ切れだ。
だから今チャージ中だ。
ちなみにチャージに10分くらいかかります。
現在6分経過。
あと4分
この時間中は耐えのフェーズなんだが飛雄君が速い上に強い。
普通に負けそうだ。
「あっあのーあなた名前なんて言うんですか!?」
どうでもいいことで時間を潰す気だ。
「ん?言っただろ『時空飛雄』だ!それがどうした。」
「シンプルに気になっただけ。」
"ホントじゃん言ってたやん!まずいまずい!"
「そうかなら」
「あああと飛雄さんは何歳?」
「歳か?そんなことはどうでも良いだろう!」
と言いながら斬りかかってきた。
"あっ、戦闘するんだね。"
と思いつつ横に避けた。
「チッ!」
キレにキレている。
"あっぶねーーーー!"
と間一髪避ける内刃君。
あと3分。
どう粘る?
「『流派:時 一時 【一閃切り】』!」
と言いながら詰めてきたが今回は前回と全然違った。
なぜなら瞬き1つで30m位を一気に詰めて、首を切り落としそうだ。
「『土壁の術』!」
忍術を使ってしまった。
これによりあと3分が延びてしまった。
所謂ジリ貧だ。
何とかして忍術をなるべく使わず逃げないといけない。
しかし、ここでひとつ思うことは無いだろうか。
そう、「戦って倒さないのか?」
実はそれは無理なのだ。
なぜなら飛雄君のスピードを見切れていない。
そのため真っ当に戦ったら負けるのは分かりえた事だ。
そもそも内刃君は対人戦闘用忍術をあまり持っていない。
練習をしていない、それ以前にそのような忍術を教えて貰っていない。
イコールで結んで「詰み」だ。
仕方の無い話だ。
内刃君のお父さんは教える前にいなくなったし、お母さんはその事はあまり知らない。
圧倒的な試合だ。
「『流派:時 一時 【一閃切り】』!」
と前回と同じ技を撃った。
「ヲ!」
と内刃君は華麗に避けた。
だんだんと慣れてきたようだ。
だが、それでも掠りはしている。
やはりジリ貧のようだ。
十数分後
何かと耐える内刃君。
気づけばあと少しのところまで来た。
見える攻撃は上手くよけ、見えない技は『土壁の術』でうまく対応した。
その間に「慣れ」も生じた。
段々と【一閃切り】は見切れるようになった。
そして、
"勝った!"
チャージが完了したようだ。
「何ニヤニヤしてやがる!」
「いやw?もう勝ったなと思ってなw。それでは、」
「何を...」
「じゃあね!『転送の術』!」
「あっ!」
と逃げてしまった。
そしてあの塔の近くに来た。
そして帰ろうと入口入ろうとした時、
ドゥン!
「なんだ!?」
と振り向いた。
それが間違いだった。
あの時そのままエレベーターの中に入れば逃げきれたかもしれないのに。
いや、それは無理か。
「惜しかったな!『流派:時 1時【一閃切り】』!」
「はぁ!」
振り向くと飛雄君がいた。
忍者ニンニン♬.*゜ 三節 時空管理局 fin.
次回
強いって凄い!
四節 烏
1月5日(金)投稿予定
お楽しみに!