一節 始まり
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タンタン!
手裏剣が木製の的に当たった。
しかもエイムが良いのか全てが真ん中近くを刺していた。
"まずまずだな。"
そう思うのは本作品の主人公『内刃 刈取』だ。
「刈取〜ご飯よ〜。」
と呼ぶのは内刃君のお母さんだ。
「はぁ〜〜い!」
と声を大にして返した。
こんなにも声を大にしないといけないのかと言うとしない解けないのだ。
意外と家からこの練習場までは遠く、新幹線から見る富士山くらい感覚上遠い。
「おまたせ!」
とまさかのこのようなどうでもいいことを話している最中に着いたではないか。
「まぁ、『転送の術』を使えるようになったのね。」
「まだ1kmが限界だけど...」
「それでも十分凄いわ。さっお昼にしましょ。」
「うん!」
との事。
ん?
『1km』?
たしか内刃君まだ中学入ったか入ってないかくらいだよね?
そんなに簡単にそんなことが出来ていいものか...
「いただきます!!」
「めしあがれ。」
食事が始まった。
食卓には白米の入った茶碗と漬物と味噌汁。
なかなか質素だ。
にしても良かった。
ん?
何が良かったのかって?
いや、まえちょっとヤバいやつがいてそれとはまた違うくてよかった。
てだけ。
いや、これ(内刃君のところの料理)が普通だよ。
最近見た料理がヤバすぎたせいだから。
だから知らない人はそれでいいよ、まじ。
あまりにも変態だから。
いや、変態超え、一周して普通まである。
......はい、先に進みます。
「御馳走様でした!」
とご飯を食べきっていた。
今更だけどあの料理江戸時代の料理みたいじゃない?
すんごい今更だけど....
「じゃあいってきます!」
と颯爽とどこかへ行くようだ。
まだご飯食べ終わってすぐだと言うのに。
「あらもう行くの?」
当然お母さんもそのような反応を見せた。
「うん。お父さんに成長した姿を見せたいからね!」
そういえば内刃君のお父さんが居ないようだ。
確かにお昼時だからどこかで仕事をしているのかもしれない。
しかし、言い方的にはしばらく帰ってないみたいな反応だ。
どういうことだ?
ドロン!
と忍術あるあるの効果音を流して練習場へと行った。
....
....
....
....
"お父さんどこに行ったんだろう?"
と練習再度開始してから2時間が経った時そう思った。
そしてその時のことを思い浮かべた。
それは今から2年前の年末、年の瀬だと言うのに忙しそうにしている内刃君のお父さん。
彼の職は「忍者」だ。
多分年末に緊急の仕事でも来たのだろう。
「お父さん、今から仕事?」
「あーそうだ。」
と渋く反応したのは内刃君のお父さんだ。
「ふーん、頑張ってね!」
「あーありがとう。」
と親切に返事をする内刃君のお父さん。
しかしこれは珍しいことでもなく、意外と頻発している事だ。
なのでお盆だの年末年始だの関係なく仕事に行く。
しかし、面白いことに何も無い平日とかは逆に休みが多い。
むしろそれ以外で休んでいるところはあまり見ないほどだ。
よくよく考えてみると悪事系は年末とか休みとかの方がしやすい。
なんせ一般庶民がそこら中にいるし、有名人だってうごきまわっている。
狙うならそこがチャンスだと考えるのが当然だろう。
それに対し平日は皆忙しく仕事をしている。
なので標的を狙いやすい反面、見つかりやすいという弱点もある。
そう考えると意外と普通だ。
さて話を戻しまして、
「今日はどこに行くの?」
そんなことをきいていいものか。
だってそんなもの機密情報...
「『クランツエル塔』だ。」
あっ、そこ言っちゃうのね。
そういうのって隠すもんじゃないんや
へー
「あっ、今日そこで『現最強剣士vs人気急上昇剣士』が戦うんだよね!」
「ん、あーーーあったなそんなこと。多分それのせいだな。」
「いいなーお父さん。あの有名な試合を見れるなんて〜。」
と羨みの目を見せた。
「まあ見に行く訳では無いんだがな(^_^;」
と少し戸惑うこともあったが、
「それではいってくる!」
「頑張ってください」
「行ってらっしゃーい!」
と立ち去って言ったのだった。
....
....
....
....
と言うわげてそれ以降出会っていないのだ。
確かに気にもするものだ。
そんなことも思いつつ夜になり夕食を食べ寝たのだった。
次回
「今は何年かわかるか?」
「え、2011年であってますか?」
「やはりか、、」
「何がですか?」
「今は『2008年』だ。」
「え゛ーーーーーーーー!」
と衝撃を受けたそう。
1月1日(月)投稿予定
お楽しみに!
※先述の通り今作で私の今年最後の作品となります。
4月に初めて8ヶ月が経ちます。
今年も色々ありましたが小説を始めとする全ての文学が明るい未来を作ることを心より深くお祈り申しあげます。
そして来年も私の作品を御愛読くださいm(_ _)m。
では良いお年を!