この聖女様は、○○○につき御注意を!ー第4話ー
この聖女様は、○○○につき御注意を!~
ー第4話ー
ボク達は、新しい旅の仲間のマルコさんとアンジェさんをくわえて
マルコさん、お城に戻る為に馬車を走らしていて
しばらくするとマルコさんが声の叫び声を出してー
「待て、これ以上進まないない方が良いぞ!」
マルコさんは、これ以上進むなって命令をしてー
「えっ、いきなりどうしたのですか?」
マルコさんの声を聞いて馬車が止まりー
「この先の村から伝染病の気配を感じる。
たぶん近くの洞窟にいる冒険者により倒されたドラゴンの死骸から伝染病がばらまかれたと思う。
だから真白様、ここは、村を通らないで遠回りをするのを勧めるよ」
マルコさんは、この先に起きている状況を知らせてー
「このまま村を通りましょう。
迂回していたら時間がかかります」
迂回したら時間がかかるのって理由があって
でも村が伝染病でかかっていないか心配もありー
「真白様……
真白様は、仕方がないな……
良いぞ、村を通ろう」
マルコさんは、ボクの本当の考えを感じて苦笑いを浮かべて
村を通る事を賛同してくれてー
「本当に真白様は、仕方がない人ですね。
良いですよ、村によりましょう」
マリアちゃんは、ボクの行動にしたがなさそうに苦笑いを浮かべてー
「真白様は、本当に優しいのですね。
私も村までお供させてもらいます」
アンジェさんもボクの考えを解る様に優しく微笑み
アンジェさんとマルコさんとマリアちゃんは、ボクを優しく生暖かい眼差しで見つめー
「ありがとうございます、マリアちゃん、アンジェさん、マルコさん」
頭を深く下げてマリアちゃん達に感謝の思いを表して
ボク達は、村に向かって
村に着くと村人達がそこらじゅうに倒れていて
村人達の体に赤色の斑点が出ていてー
「こんなの酷いです……」
アンジェは、村の悲惨な惨状を絶望した様に村人達を見つめー
「真白様、これは、想像以上に酷いな……
でも真白様は、諦める気がないんだろ」
マルコさんは、村を惨状を見てこの村を諦めた方が良いと考えていてー
「はい、何か出来る事があればするつもりです。
どうかあらとあらゆる災害から救われますように……」
村人達の苦しみが和らぐ様にって両手を合わせて膝を地面につけて全ての人々が助かるようにって祈って
するとボクの体が黄金に光輝いて
黄金の光が村を包み込みさらに光が近くの洞窟のある山まで包み込み
しばらくすると光が落ち着いて
村人達の体から赤色斑点が消えて
村人達が立ち上がりー
「凄い……さすがは、聖女様だな。
っ!?
何か近づいてくる!?
この気配は、ドラゴン!?」
マルコさんは、伝染病が治った村人達を感心しながら見つめ
近づいてくるドラゴンの気配を感じて驚きの声を出してー
「聖女は、誰だ?」
ドラゴンは、ボク達の前に降り立つボク達を見渡して
聖女様が誰なのか質問をしてー
「聖女は、ボクです」
皆を護る様にドラゴンの前に出てー
「そうか……
妾は、皇黒龍のアルベドだ。
冒険者達の卑怯な策略により殺されたのだがお主のおかげでこうして生き返る事ができた。
感謝するぞ」
ドラゴンは、二十代くらいの黒髪の美女に変身すると頭を深々と下げてボクにお礼を表してー
「皇黒龍って世界を創造した者の七柱の1人のドラゴンでないか!?
そんな者が今、目の前にいるだなんて!?
夢を見ているのか!?」
マルコさんは、体が振るわせて驚いてー
「ほう、オーバーロード、いや、元オーバーロードも聖女に同行しているとは、面白い事だ。
妾を甦らしてくれたお礼に妾もお供させてもらうぞ。
もちろん構わないな?」
アルベドは、神々しくプレッシャーを与える様にボク達を見渡してー
「マリアちゃん、アルベドさんも一緒に行っても構わないですか?」
マリアちゃんにアルベドさんも一緒に行っても良いのか聞こうとしたらマリアちゃんとアンジェさんと村人達がドラゴンの姿のアルベドをみて恐ろしすぎてなのか気を失っていてー
「あっ……まあ、気を失うのは、仕方がないだろ。
俺もアルベド様を前にして震えが止まらないくらいだからな」
マルコさんは、マリアちゃん達が気を失ったのを仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて見つめー
「元気になります様に……」
両手を合わせて目が覚ましてほしい事をお願いをするとボクの体が光輝いて
光がマリアちゃん達を包み込むとマリアちゃん達がゆっくりと目を覚ましてー
「う……ん……真白様……?
って皇黒龍様!?」
マリアちゃんは、ゆっくりと目を覚ましてアルベドさんに驚いて後ろにさがりー
「落ち着いてください。
アルベドさんが危害をくわえる訳でありませんから安心をしてください」
マリアちゃんを安心させる様に優しく微笑んでー
「まったく酷いな。
妾は、危害をくわえるつもりがないよ」
アルベドさんは、マリアちゃんを安心させる様に優しく微笑んでー
「あっ……怖がってすいません……」
マリアちゃんは、申し訳なさそうに謝りー
「ところで聖女」
アルベドは、ボクの何か思いを表そうとしていてー
「ボクを聖女でなくて真白って呼んでください」
アルベドにボクの事を真白って呼んでほしい事をお願いをしてー
「それならば真白、自分の聖女としての力の理由を知りたくないか?」
アルベドは、ボクの力の理由が知りたくないのかって質問をしてー
「えっ、アルベドさんは、聖女としての力の理由を知っているのですか?!」
聖女としてのチート能力の理由が解ると思い驚きの声を出してー
「ああ、聖女としての力の理由を知っている人ならば知っているぞ。
善は急げだ。
今から行こう、真白」
アルベドは、聖女の力を知っている人の情報を教えてくれてー
「アルベドさん、その人の事を知っている人のいるところは、遠いのですか?」
聖女の事を知っている人の場所を質問をしてー
「世界樹が立っているエルフ国のアイリーンに住んでいる王女様ならば知っているはずだ。
妾の翼ならば1時間くらいでエルフの国に着くはずだ。
もちろん行くよな?」
アルベドは、自分がボクをエルフの国に連れて行くのが楽しみでしかたがない様にニコニコ笑顔で質問をしてー
「はい、行きます!
マリアちゃん達も一緒に来てくれますか?」
聖女の事が解ると即答して行く事を賛同をして
マリアちゃん達も一緒に来てくれるのか質問をしてー
「真白様の行くところ何処にでも着いていきます」
マリアちゃんは、ほんのり顔を赤らめてボクに着いて行く事を即答してー
「俺も真白様と一緒に行くぞ」
マルコさんは、ボクと一緒に行く事を賛同してくれてー
「私も真白様と一緒に行きます」
アンジェさんも一緒に着いて行く事を賛同してー
「皆さん、ありがとうございます」
皆さんが着いて行く事を賛同してくれるのが嬉しくてニッコリと笑い
アルベドさんがドラゴンに変身するとボク達の乗っている馬車事エルフの国のアイリーンに向かって
アルベドさんが馬車をエルフの国のアイリーンの前に置くと門前のエルフの兵士が近づいてきてー
「お久しぶりです、アルベド様。
今日は、どうされましたか?」
エルフの兵士がおでこに手を置いて軍人みたいに敬礼をしてー
「王女様のターナに面会に来た。
通し願おうか?」
アルベドさんは、人間に変身すると王女様に会うのを許可を取ろうとしていてー
「は、はい、解りました!
こちらです!」
門番のエルフの兵士に連れられてボク達は、王女様の謁見の間に通されてー
「アルベド様、お久しぶりです。
今日は、どうされましたか?
ってその子は、今回召喚された聖女様なのですか?
噂は、聞いているよ。
確か真白さんだったよね。
なるほどね、そう言うことですか……
聖女様の事を聞きたいんですよね。
話しても良いですが聖女様1人だけにお話をします。
それで構いませんよね?」
ターナ王女様は、アルベド達が謁見の間に着たのを見て何か用事なのか質問をして
ボクに気が付いて聖女様の事が聞きたいのだと思い
ボクだけに聖女様の置かれている状況を教える事を約束をしてー
「はい、解りました、それで構いません。
ごめんなさい、皆さんは、少しだけ待っていてください」
王女様は、ボクにだけ話をするのに何か理由があると思い
マリアちゃん達に少しだけ待ってほしい事をお願いをして
王女様に連れられて王女の部屋に移動してー
「ここならば誰にも聞かれる心配がありませんね。
それでは、聖女様の事を教えます。
昔魔物達が大量発生して災害が起きて疫病も大感染して世界は、破滅へと向かっていた。
それを対処する為に異世界から聖女様を召喚する事になった。
でも普通の聖女様では、魔力不足で世界を救うまでの力は、なかった。
そして奇跡的に伝説の性別を見つけた……
その性別は、男の娘だった!」
王女様は、解りやすく昔の出来事を説明してくれてー
「ってちょっと待った!
男の娘って普通の女装をした男の子ですよね!
それっておかしいでしょう!
子供も産めないんですよ!」
王女様の話がおかしすぎて鋭い突っ込みを入れようとしていてー
「何を言っているんだ?
男の娘は、赤ちゃんくらい産めるぞ」
ボクの言っている意味がおかしいみたいにきょとんとしながら答えてー
「えっ、男の娘は、赤ちゃんを産めるですか!?
男の娘は、凄すぎでしょう!
ってそんな訳ないでしょう!」
王女様がそも当たり前の様に話すから王女様の言葉を信じそうになってすぐに無理だと突っ込みを入れようとしてー
「実際に聖女様が子供を産んだ事があるぞ。
そしてその聖女の子供の子孫があなたつまり聖女を召喚した国のエルガルドフの王族だ」
王女様は、問題発言を簡単に言うように教えてー
「ってボクを召喚した国の王族が男の娘の聖女の子孫なの!?」
王女様の問題発言を聞いて大声を出して驚いてー
「確か聖女が最高11人産んだって記録に残っているはずだぞ……」
王女様は、男の娘の聖女の産んだ子供の人数を思い出して教えてくれてー
「それは、産みすぎでしょう!
はっきり言ってサッカーのチームが人数でしょう!
そんなのってあり得ないですよね!」
王女様の情報がとんでもなさすぎて大声で突っ込みを入れてー
「何を驚いておる。
お主も男の娘の聖女だろ。
赤ちゃんを産める事が出来るはずだぞ」
王女様は、ボクも赤ちゃんを産めるて世界最大の爆弾発言を教えてくれてー
「な、なんとボクにもそんな機能があるだなんてあり得ません!
うぅ……自分の事なのに自分が怖いですよ……」
ボクに赤ちゃんを産める機能があるのに驚いて地面に両手を付いて落ち込んでー
「ごほん、つまり男の娘が世界を救う力になるわけだ。
実際に男の娘の聖女様に何回も世界が救われているからね」
王女様は、話を戻す為に一回咳をすると男の娘が世界を救う発言をしてー
「うぅ……知りたくなかった世界の闇を知った感じがします……」
王女様の発言を聞いて知りたくなかった真実だったと思い
「男の娘の聖女の魔力は、莫大ですからね。
男の娘の魔力の莫大な理由は、詳しく判明されていませんが……
これからも聖女の真白の力に頼る事になると思います。
これからも聖女としての力を私達の助けを頼む事になると思います。
ですのでこれからもよろしくお願いします。
私に出来る事があれば手助けをさせてもらいます」
王女様は、深々と頭を下げてこれからも私達に手を貸してほしいとお願いをしてー
「解りました、ボクに出来る事があれば手助けをさせてもらいます」
この世界に召喚された意味を理解するとボクに出来る事は、何でもしようと考えていて
王女様と別れてマリアちゃん達のところに戻ってー
「お帰りなさい、真白様。
お疲れみたいですね。
聖女様の事で大変な事を聞かされたみたいですね。
私が何が出来るか解りませんが何か出来る事が合ったら言ってくださいね。
私達は、真白様の手助けをさせてもらいます」
マリアちゃんは、ボクの疲れている態度を見てさぞ大変な事を聞かされたと思いボクの力になってくれる事を約束をしてくれてー
「ありがとうございます、マリアちゃん。
その時は、よろしくお願いしますね」
マリアちゃんの気遣いが嬉しくてニッコリと笑い感謝の気持ちを表して
お城から出るとアルベドさんがドラゴンに変身してボク達をお城に運んでくれて
この時のボク達は、この後にさらに大変な事が起こるだなんて思ってもいなかった。
~つづく~