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織田信長会いに行ったらまさかの引っ越し!?引っ越し土産はそばですか??

キーパーソンの千代と出会ったニノマエ、スキルチェンジで薬問屋になったことを知る。未だ刀を装備できないステータスに絶望するも、織田信長の部下になる為に那古屋城へ足をすすめるのであった。

「おぉ~!!やっぱり那古屋城の城下は活気があるなぁ!」


那古屋城とは、現代の名古屋城の場所に建っていたいた城の事。

織田信長はいくつか拠点を移し換えていて、戦況によって城を変える将軍だ。

有名なのは、安土城かと思うが、ここ那古屋城は信長の生誕した城である。



「では、私はこれで」


「えぇ!千代さんここでいなくなっちゃうの?」


「はい、私の役目は案内だけですので。」


「いや、でも自分のステータスを確認するときはどうしたらいんだよ!」


「また、別の協力者が現れることでしょう。それでは...」


そういって、千代さんは去っていった。

彼女は何者なんだろうか...このゲームの住人なんだろうけど...


まぁ、今追求しても始まらないし、取りあえずぐるっと見回ってみて状況を確認しよう。


見ていると、何かあわただしく、城下の人々もいそいそとしている様子。

なんだろう...様子が変だなぁ...


そこで、一人の町人に話を聞いてみることにした。


「あの...??」


「んん??なにいお前は?」


(うぅ...どこも村人は訛りがきついなぁ...)


「なにかあったんですか?慌しいようですが...」


「ぇえ?あぁ、余所人け?信長様が、急に住まいをかえるとか何とかで大変だでな!

町はいまどたばたしてっちゃ!」


「ひ...引っ越しですか...?」


し...しまった!!!

そうだ!信長は、清洲城へ移動するんだった!!!


実は、1554年信長21歳のころ、信長は生誕の城である那古屋城から、清洲城へ移転。

その時代では城の移転はあまりせず、ましてや自分の生誕の城から離れることはあまりしなかったとのこと。先見の明がある信長だからこそのアイデアだったと言われている。


「そ....そうかぁ...ここにはいないのか...」


「ん...??お前さん信長様に興味があるのかい?」


「え...えぇまぁ、信長様の元で働きたいと...」


「へぇ!!変わりもんがいたもんだぁ!


信長様よりも弟君の信行様のほうが、よっぽど立派だで。」


あぁ、信行か...


織田信行は織田信長の弟であり、非常に礼儀が正しく、家臣から慕われていた武将である。

後に信長により謀殺されてしまうのだが...市民からは織田家の後継にふさわしいと言われていたとのこと。

有名なエピソードとして、信長の父、信秀が亡くなった際に、信長は実の父親の位牌に香をぶつけ周りの人たちはドン引き、対照的に信行は礼儀正しく葬儀を務めたのだとか...


とりあえず、清洲城へ行ってみるかなぁ。

というか、直接会って部下にしてくれるのかどうか...


まぁ、今は一人でも多くの兵士が必要な時期だ。

信長に接触さえすれば上手くいくかもしれない。



ワァーワァー



すると、町の端の方で何やら騒ぎが起きていた。


「ん?なんだ??」


近寄って見ると、小さな子供がなにやらやっているようだった。


「さぁ!!どれもこれも値打ちもんだよ!!買った買ったぁ!!!」


(ふーん、あの子供が何か商品を売っているのか...)


ふと覗いてみると、ボロボロの壺や錆びた包丁など、がらくたばっかりだった。


「こいつは、売りもんかい?どれもこれもガラクタばっかりじゃないかい!!」


「なんだ、こんなのいらねぇや!」


見物人も野次る始末。すぐに人だかりは無くなっていった。


「あっ!!ちょっと待っておくれよ!!いい品ばっかりなんだよ!!」


すると、その子供と目があった。


「おい!そこの兄ちゃん!!兄ちゃんも見てってくれよ!!」


「あぁ?俺??」


「ほんとにいい品なんだよ!!安くするからさ!!」


「はぁ...」


骨董品屋か?どれもこれもガラクタばっかりだ。


「ん??」


ぼろい商品をいろいろ見るなかで

ボロボロの刀を見つけた。


「おぉ!お目がたけぇな兄ちゃん!そいつは、宗安って職人が打ったって刀だ!値段は...そうだな1分金でどうだ??」


「はぁ?1分金だって??」


1分金は現代で1万円位の価格である。

1分金が4枚で1両となる。


「こんなナマクラ刀に1分金なんて価値ないよ!!

どうせ、その辺の刀を拾ってきたんだろう?」


「おいおい兄ちゃん、難癖つけんじゃねぇよ、ほらもっと近くで見てみろよ!」


そういって、その刀をほおり投げてきた。


「ったく!ほら、刀身も錆びて使いものに....」


あれ!?


刀が持てる...俺の今のステータスじゃ刀は装備出来ないはず...


「おい!これ、どこのもんだって?」


「だから宗安が打った刀だって!」


「宗安...ね...


おい!!買うよ!これ買う!」


「えっ!!!本当かい兄ちゃん!!!!」


「あぁ!1分金だったな....ほら!」


お金は、少しではあるが真田幸隆からもらってきていた。


「まいどあり、ありがとな!他の商品も値打ちもんだぜ!!!見てってくれよ!!」


「いや、他のは良いよ...それじゃあな」


「おい!!ちょっとまてよ!!!まてって!!!!」


俺はその刀を持って、清洲城へ向かった。

向かっている途中...



「おぉーーーい!!!兄ちゃん!!!ちょっとまっておくれよぉーー」


あの子供が後ろからついてきた。


「なんだよ!もうお前からは買わないよ!」


「いやいや、兄ちゃんから金の香りがしてさ!ちょっとついて行かせておくれよ。」


「嫌だよ。遊びに行くんじゃないんだから....」


「まぁまぁ、固い事いわずにさぁ」


140cmぐらいだろうか、ぼさぼさの短髪で、ボロボロの服、顔は可愛らしい女の子見たいな顔をしていた。


「で??どこに向かってるんだ?」


「清洲城だ?」


「は?清洲城???何をしに?」


「織田信長の部下になりたくてな。」


「げぇ!!あんなバカの部下!!!??」


「バカってなんだよ!すごい武将なんだぞ、あのお方は....」


そうか、まだこの年代では破天荒なバカ息子といったイメージしかないのか、

桶狭間や長篠なんかはまだだからなぁ...


「はぁ、おいらも目が曇ったかな...あんなバカの下につきたいだなんて...」


「どうこう言おうと俺の勝手だ!!ついてくんな!!!」


「お...おぉい!!待っておくれよぉーーー」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《清洲城・城前》


「よし、着いたぞ!」


「おぉ、結構歩いたな。オイラくたくただよ。」


「お前が勝手についてきたんだろうが!!」


「まぁまぁ。で?どうするんだ??」


「うーん。そうだな、取りあえず....」


城前のは、二人の兵士が立っていた。恐らく守衛だろう。

俺はその二人に話しかけることにした。


「あの....」


「何だ気様??」


「いやっ!ちょっと信長様に用事が....」


「何用だ?」


「えっ!いや...その...直接会って話を...」


「あやしいやつだな...通す訳にはいかん!かえれ!」


「ほんのすこしだけでいいんです!5分!いや3分でも...」


「えぇい!駄目だ駄目だ!!!あまりしつこいと、不届きものと見なし牢にぶち込むぞ!!」


「えっ!?


いや...すみませんでした...」



はぁ、そんな上手くはいかないか....

どうしよう、ここで信長がくるまで待つか....下手をすれば捕まるかもしれないな...


そうやって悩んでいる時だった...


「おい兄ちゃん?あの城に入りたいんだろう?」


「あぁ?なんだよ!」


「オイラ、抜け道を知ってるぜ!」


「えぇ!?本当か!!?」


「あぁ。ただし!タダでは教えねぇ...」


「...金か??」


「ああ、そうだな...1両もらおうか」


「はぁ!?1両だって!!?」


「無理なら別にいいんだぜ?他の方法を探しな!まぁ、まともに会ってくれるかはわからねぇがな」


「.......


っつったく!!わかったよ!!!


やりゃあいいんだろ!ほら!!もってけ!!」


「まいど!!」


「てめぇ、嘘ならどうなるか分かってるんだろうな!?」


「”てめぇ”じゃねぇ!おいらには弥生って名前があんだよ!!


こっちだ!ついてきな!」


そうやって案内したのは、清洲城の近くの川だった。


「...ここは....」


「こっちだ!!ほら!ここ!」


川に橋がかかっており橋の下の裏手のほうに、人が一人通れるかどうかの隙間があいていた。


「なんだこれ?ただの積み石でできた隙間にしか見えないが...」


「だろう?ところがどっこい!こいつは、あの城の内部に繋がっているんだ!」


実は、日本にある城の多くは、攻め入られた時に逃げられるよう抜け道が作られていたらしい。

江戸城には、あの有名な忍者・服部半蔵が行きき出来る抜け道があったとかなかったとか。


「城のどこへ出るかはオイラもわからねぇ。だけんど、あの城につづいていることは確かだぜ。」


「ほんとだろうな...


しかたねぇ、いってみるか!」


「もし、ヘマして殺されたら骨は拾ってやるよ。」


「縁起でもないこと言うんだな....」


ここまで来たら絶対に信長に会ってやる、そう決めて隙間へ足を進めた。





「おい!兄ちゃん!!あんた、名前はなんてんだ?」



「俺か?

俺はニノマエだ!!!」


《次回へ続く》

他の人の作品をみていると、「本当におもしろい!なのに自分は...」って気持ちになってきますね....がんばります。もっとギャグが多めの方がよいのかな(汗)

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