二人目の客
『二人目の客』
不景気ってやあね。もう夜も更けてるってのに、あんたが今日の二人目の客よ。
何飲む?ビール?……ウイスキーをロックね。OK。はいどうぞ
アタシも飲んでいいかしら?
ありがと。はい乾杯
何見てるのって?
初めて来たお客さんは、まず観察するのよ。
話好きか、酒好きか、女好きかをね。
あるいは、なにか抱えてる闇があるのか…
あらあんた、けっこう酒好きね。いいわ、どんどん飲みなさい。安くしとくわ。どうせ安い酒だし。
あらあんた、けっこう酒癖悪いのね。
そんな絡まないでよ。
客を楽しませるのがアタシの仕事だろって?
あんたねえ、目の中にウイスキー入ったことある?ほら、痛いでしょ?いい様ね。
目が見えないときに腹に膝蹴りくらったことある?痛いでしょ?
ねえ痛いでしょ?
そろそろ帰りなさい。お代は有り金全部よ。毎度あり。財布ごといただくわ。
裏口から出ていきなさい。
動けない?
耳をつかんで運んであげるからついてきなさい。
ここが裏口よ。とどめの膝蹴り。
あら、一人目の客がまだゲロにまみれて寝ているわ。
おまけの膝蹴り。しばらく仲良く寝てなさい。
おわり
後書きを書くのは二回目です
前書きも後書きもなにも書かないと
傲岸不遜な奴だと思われるような気がして
夜中に汗びっしょりで飛び起きて後付けでこの後書きを書いてます
後付けで後書きってなんか韻を踏んでる佇まいですよねw
この後書きってなんでも好きなこと書いていいんですよね?
後から後悔しても後の祭り
そういうことなんですよね
後書きってなにも書くことないと思ってましたけど、いざ書き出すと書くことがたくさんたくさんあるんです
寝ますさようなら




