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錬金術師と魔術師は仲が悪い (0次魔法シリーズ①)  作者: sisousi.kenta


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番外編 エリー10番勝負⑨

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大勇者エリーはその後も勝利を重ね残りの対戦相手は3人となった。

その他の上位陣ではウォルターはポーラに勝ち、ポーラ相手にサラは一度降参を提案したがポーラは聞き入れず戦いサラが勝つ。ポーラはサラに「昔は同じくらいだったけど今はあなたの方が強い。あなたの事を頼りにしているといった。」サラはウォルターにも勝利した。マナはシエルにも勝った、試合前「この前も私が勝ったし、流れはこちらにある」といっていた。マナの優勝が決まる。



エリーは自らの使い魔ピー助との対戦に臨む。

エリーは向かってくるピー助を抱きしめ

「よく頑張ったね」と傷をいやしていく。ピー助は涙を流している。ピー助は降参する。

ぴー助が自分と同じ名前の少女の事を心配していることもしっている。自分が出ていけば解決できることはわかっている。ただそれはできない。それならば同じように苦しむ人はどうなるのか。世界中の人々に自分が主役のパラレルワールドでも渡せばできるかもしれないが、それをしていいことなのかも決められない。それでもピー助の知り合いならと考え続ける。

答えはでない。


大勇者エリーは大魔王シエルに挑む

「シエルちゃん今日は勝たせてもらうよ」

2人の戦いに会場に大歓声が起きる。カエルの魔族ゆえのジャンプ力それが強力な突進力を生む。ラリアットが決まり吹き飛ばされるエリーその先にはすでに魔法が配置されており、かろうじて迎撃した時にはシエルの剣が迫っている。

魔法と剣が同時に迫ってくる。シエルの攻撃は圧倒的だ。

反撃の隙が全くやってこない。攻撃しようとすると出だしをつぶされる。剣も折れてしまう。

「そうだ、宝剣あげちゃったんだった。ケインいまだ・・」

言いかけたけれどシエルの蹴りがクリーンヒットし吹き飛ばされた。

「いつもは剣は使わないのに・・・、今日は折れるとわかっていたから剣を使ったんでしょう?あなたはいつもわざと負けている。本当に本気で戦えば私よりも強いくせに。」

「ごめんなさ・・・」エリーは俯き謝ろうとするけれどシエルの魔法が直撃してしまう。

一番になることが怖かった。何でも出来る自分になりたくない。なんでも出来るのに、なぜなにもしないのか。それにこたえられない。ずっと迷っている。その自覚があったのだろう。

シエルの魔法がさらにエリーを襲う。エリーは防戦一方だった。

なにもいいところがないままエリーは敗北した。


試合後近づくシエルにエリーはおびえていた。

合わせる顔がないのだろう。マナの後ろに隠れる。

マナは「エリーは昔強すぎて皆に溶け込めなかった。その時からの癖みたいなもの。それにエリーは錬金術師、このままでいい。」とシエルにいった。

それでもエリーは

「ごめんなさい、いままで本気で戦ってなかった、錬金術師とかは関係ない。二人は一番大切な人だから。シエルの気持ちにも出来るだけ応えたい。」と答えた。

宝剣を一時的に返してもらったエリーはその後すぐ二人と戦いマナとシエルに勝利した。マナは「次は勝つ」といった。

シエルは「さっきは言いすぎた。ごめん。」とあやまった。エリーは「あれも立派な魔法だよ。次は効かない自分になる」といった。


ケインに宝剣をかえそうかと聞かれたエリーは家にまだ3本あるからいいと答えた。





ちょっとエリーの話が半端になった。最後の対戦相手はもちろんあの人

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