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錬金術師と魔術師は仲が悪い (0次魔法シリーズ①)  作者: sisousi.kenta


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番外編 エリー10番勝負②

?年?月?日

ケインVS隊長

剣の腕はケインが勝っているけれど、隊長には魔法がある、魔法があるためにケインは攻めきれない。飛びクナイを使いうまく崩すことができても魔法で防がれる。ケインの渾身の神剣は隊長には一歩届かなかった。隊長の剣の腕はケインに匹敵する。一歩の差があるだけであり、一歩の差であれば魔法により埋められた。

最後には互いの剣が折れてしまい。魔法により剣を作れる。隊長勝利となった。


大勇者エリーはケインとの対戦を望む。

「大勇者様、胸?をおかりします。」なぜかケインの闘志が下がり、エリーの闘志が燃え上がる。エリーは学園に入るまでは剣を中心に使っていた。ケインや隊長にも勝るともおとらない、剣の腕。ただケインは本来避ける事の出来ない魔法までよける回避の達人、その分ケインにまだ分がある。ケインはさらに先ほどの勝負では使わなかった、心眼や無心の剣も披露する。剣術の域を超えた技はからぶってしまう。胸を貸すのがトリシャや”あ”の魔女、なら当たっていたかもしれない。

そう、大勇者エリーもそれらの技を習得していた。心眼の切りあい。やはり剣だけではケインを攻めきれない。エリーは勝負をかけた。自らの短剣をなげ、さらにケインの飛びクナイをまっすぐ打ち返した。完全に虚を突いたはずだった。それでもケインは回避し打ちかかった。トリシャにより修理された剣、それはエリーの剣を砕き、エリーを打ち据えた。

「まいった、私の負けだよ」

とエリーは言った。大波乱だった。勝負にはこれがあるのだ。エリーは剣だけの戦いにこだわってしまった。

「そちらの、宝剣のほうを使えば私に勝てたのではありませんか?」

ケインはたずねる。エリーは先ほどの勝負で宝剣は使わなかった。

「忘れてたよ、使えばどうなったかわからないね。うん、この剣は君あげよう。クナイと交換」

会場は絶叫に包まれる。エリーの魔力により成長した最強の剣。おいて行った3女神の剣は国宝になっている。今もっている剣はそれ以上の剣であるのは間違いない。

「ありがたく頂戴いたします。」

「交換だよ。クナイはもらうよ」

「隊長殿と戦う前に交換しておけばよかったですよ」

といって笑って答えた。


宝剣を使うケイン、その後の勝負でケインは本当に初めて、トリシャに勝利する。

勝利後抱き合う2人への会場の反応は想像におまかせする。




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