7大魔境、昔で言う6大魔境⑦
消えて書き直した分です。多分細部に違いがあります。オオカミを魔物と書いたのに獣と魔獣の世界はおかしいので徐々に直していくというのも消えたかもしれないのでもう一度
7大魔境、昔で言う6大魔境⑤のまえがきにもありますが
下位のドラゴンの格を間違えました。2から2.5に修正。ゴブリンとドラゴンの例えが成立しなくなるとこでした。外の世界は2.5からです。.5次魔法は、本来生き物でなく術に適用される格ですが、成り上がりが、基本の生命は.5から始まるという風に考えています。ウイルスは生命かや、パソコンに本当に意思はないのか、更にいえば、生き物でも本能だけで生きているものは、自分の意思で行動するという定義の3次魔法から外れないのか、そういう議論をするような話は登場させられないか考えています。
某年某月某日
100人の探検隊が組織される。1流の魔術師の集団。探検家をする魔術師がこれだけいることに驚かされる。魔術師であれば探検家などしなくても何不自由ない生活が約束されているがその数は非常に少ない。小国の乱立する人族の国であれば1国に10人もいないことが多い。辺境の小国であれば宮廷魔術師等国のために働く魔術師が一人もおらず、隣国に吸収されるか、または魔術師協会から人材を派遣してもらうなどの対応がとられている。そんな中で今回100人の部隊が組織された。100人、それも一流の魔術師になにかあれば、世界には小さくない影響がある。
「グリフィンさん、始めました。あなたのファンです。握手してください。」部隊のリーダーの一人タリアから握手をもとめられる。大魔境を突破した先の世界でそこの実力者に認めらたことのあるもの勇者の称号を持つ私より20以上若い女性だ。今回の挑戦には5名の勇者が参加している。そのうちで最も若い者だ。「これはタリア殿、御高名はかねがね聞いております。」私は握手に応じる。私もこれまでの経験を買われリーダーではないが作戦に口を出せる立場にはいる。握手するタリアの手から力強い魔力の流れを感じられる。現代最強の魔術師、その候補の一角である。7大魔境と呼ばれる最難関の秘境には人食い鬼の胃袋、灼熱の門、月の光で育つ樹木の森以外にも永遠の渇きの迷宮、神隠しの樹海。人が獣になる洞窟、そして今回挑戦する黄泉の国がある。私は6つの秘境を突破したがすべてその先の世界の王の試練を失敗ないし、辞退している。これまでに私がともに大魔境に挑戦したものは50人近くになるが半数近くが死亡している。6どもの失敗を重ねた私の事を笑うものも多いのだ。どれも一筋縄ではいかなかた。もう一度行って突破できるかといわれればどこにも保証はない。期待される経験など本当は無いに等しい。それでも大魔境を制覇した経験を持つ勇者の5人は誰も私を笑わなかった。今回挑戦する黄泉の国が大魔境の中でも最も厳しいとされているがそれでも決して他の大魔境の制覇が簡単なわけではない。それを知っている者たちだ。そして6度の挫折を知る私は自分自分を笑わない。
出発までの間他の4人の勇者や私よりも高名な魔術師からも声を掛けられる。
黄泉の国は入り口がある。一度はいると入り口は条件を満たすまで開かない。黄泉の国の中には人族と魔族の世界同様の世界があり、そこで自分自身を探し出し殺すことが再び入り口を開く条件だ。そしてこの世界にいる自分は必ず自分より強い。過去未来現在含め最も強い時の自分がいる。そして、その自分を殺したとき自分も死ぬ。それらの難関を突破、入り口を超えた先に天使たちの世界がある。突破できなかったものは黄泉の国の自分が来てしまう。ドラゴンの世界であった竜の王は天使たちは上位と中位の実力差が高く1次魔法に近い者はいないといっていた。だが天使には下位の者も少なく、皆一定以上の実力がある。我々は自分たちにまぎれた裏切者と天使たちを突破し、天使長の元へ向かはねばならないのだ。
今回あまり好きな話にできなかった分、明日は自分的にすきなはなしになりました。いつでも納得できる話が書けるようになりたいです。




