表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/149

7大魔境、昔で言う6大魔境⑥

7大魔境、昔で言う6大魔境⑤のまえがきでもかきましたがこちらでも

下位のドラゴンの格を間違えました。2から2.5に修正。ゴブリンとドラゴンの例えが成立しなくなるとこでした。外の世界は2.5からです。.5次魔法は、本来生き物でなく術に適用される格ですが、成り上がりが、基本の生命は.5から始まるという風に考えています。ウイルスは生命かや、パソコンに本当に意思はないのか、更にいえば、生き物でも本能だけで生きているものは、自分の意思で行動するという定義の3次魔法から外れないのか、そういう議論をするような話は登場させられないか考えています。

5分1本勝負、それを100本。1次魔法到達者の強さははっきり順位付けされている。

18位の者ニール、17位の者マリク 今まで何度も同じ条件で戦ってきたがマリクの方が勝率6割をきることはない。どちらが圧倒的に強いならともかく、拮抗した実力者どうし、そんな事があり得るのだろうか。5分1本勝負100本それが1秒で終わる。戦いのすべてが1.5次魔法。殴る、それが1.5次魔法、噛みつく、それが1.5次魔法。人類と魔族で最上位の実力者がかろうじてつかえる魔法。それが当たり前に使われる。火を吐く、灼熱の門など目ではないこの火は我々の世界の全魔術師でも防げない。互いの周りを世界が覆っている。厚みが1ミリにも満たない薄い膜それが、我々の住む世界より丈夫なのだ。そしてそのような世界を創造し重ねることでかろうじて相手の攻撃を防いでいる。世界をより強固に創造する。人類と魔族では到達しえない、0.5次魔法の領分だ。濃密な5分を100本、マリクが62勝。我々はただ見とれていた。濃密な1秒。竜の王は「彼らは1次魔法到達者の中では下位の実力となっているが、いつかは我やさらに強い者も超えていきたいと思っている。世界を創造しているのが見えただろうか。世界ごとに魔術の仕組みを変えることで、相手の魔法をシャットアウトする。3次魔法を相手にするなら時間が逆に流れる世界を創造すれば、簡単に防げてしまう。2次魔法相手では相手のつかえる魔力のない世界を作ればそれで止まる。1次魔法同士で戦うならもうひと工夫必要だろうね。」といった。今見た彼らは1次魔法の基礎的な能力しか使用できない。そう聞こえた。さらに上位の者となるとどうなるのか、そして彼らは何度も死んでいた。何度死んでもその事実がなかったように戦いが再開される。「素晴らしい体験でした。ただそれでもさらに強い者が」私がそう答えると竜の王はうんうんとうなずく。魔法の極致をみたのだ。それでもさらに強い者がいることは励みになる、ただ何度戦っても近い本数の勝ち負けになることを、どう捉えるか、0次魔法が無いことを示唆しているように感じるが、1次魔法のことを私が正確に計れるとは限らない。

「見てみるかい。本当の1次魔法同士の戦い。0次魔法があるかは我にはわからないが、1次魔法は魔法の格。それに達しているものが使うのは1.5次魔法、そして0.5次魔法だ。彼らは0.5次魔法を戦いの中で織り交ぜている。我らの戦いは0.5次魔法を使いこなす者同士の戦い。それを見る事を試練にしよう。」そう言った。1次魔法4位の実力者竜の王と、6次の実力者ブランカ。ブランカは今はドラゴンの姿を取っている、ちらちらこちらを見てくる、かわいらしい女性が美しい白竜へと姿を変えていた。人と大差ないサイズだが、1次魔法の到達者にサイズは関係ない。自分を大きくすることも世界のほうを小さくして、相対的に自分を大きくすることもできる。「見られるのですか?」ウサギの特徴を持つ魔族の魔術師は興奮している。無理もないことだ。竜の王は「この戦いは5分1本で永遠に戦う。見るかどうかはよく考えて決めるように」そしてこれは試練の為相談することは禁止だ。といった。戦いの開始。竜の王は私の隣にいたが、戦いの場にもいる。これぐらいではもう驚かない。今度も一瞬で戦いが終わる。竜の王の全勝。私は結果だけきいた。おそらく見ることに決めたであろう二人は消滅した。1秒に詰められた永遠に耐えられなかったのだ。

最後は満足そうな顔をしていた。本心はわからないが、悔いはなかったと思いたい。魔族の姿に代わったブランカは「また勝てなかった」といった。竜の王はたくさんの土産を持たせてくれる。帰り際最後の助言をくれる。「君はまだ探検を続けるのだろう。君は引き際をわかっている。我らは人間も魔族も好きだが、魔法の格が違うと同じ仲間と思う事は難しい。大切に使った道具と大切に飼ったペットと見ず知らずの他人。どれか一つしか助けられないとなったら君たちは見ず知らずの他人を助けるものが多いだろう。本当にどれか一つが失われるとしたら、本能が魔法の格をの近いものを大切にさせる。もし天使の世界に行く時にはそのことに気を付けるがよい。我と天使の長も友ではあるが、我でもあの兄妹の前では身がすくむ。エリーのようなものが特殊なのだ」といった。マナとシエルの名はでない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ