新しい魔法④
灼熱の門へ向かう 最後の山登りは徒歩で向かう習慣があるらしくそれに従う。
「私はある理由から生き物を殺すことができません。」というと二人は驚いた顔をしたが、私が結界魔法を張ると一応は納得してくれた。
「ホントは魔法使いは探検に出る時、人に害をなす生き物を退治する決まりなんだけど、あなたは魔術師協会に入ってなさそうだし、錬金術師にはそういう流派もいるし、私たちもそうだからしょうがないか」
とマナは答える。シエルは少しだけ不満そうだ。魔族の歴史的に魔物や獣、悪い妖精や精霊との戦いはおおかたのだろう。それでも強要はしない。深い森だが最低限魔法を使うものは迷ったりはしない。
無事灼熱の門にたどり着く。私はなんとなく決まづくなり、誰とも出会わないルートを選んだ。
世界に固定された大きな門、奥行きは50センチ程度しかない、
「魔法の素養のない者がみれば倒れそうで不安になりそうだ」という、決まづい空気を変える様にシエルが説明を始める。
「それはエリーの案なんです。試練に失敗して死んでしまう人を減らすために、実力がない人が近づかないようにしました。他の大魔境は難しくするのがメインで本当に通れなくするものだったんですがここは犠牲者を出さないことにも注力されてます。本当は試練はリスクがともなうべきといっていた竜の王も気づいてたんでしょうけど、気づかないふりしてくれて、一番死者の少ない大魔境になったんです。」
という事を教えてくれる。横は世界の端になっている。マナとシエルはそちらに向かう
「私たちは先に向こうに言ってるけど、あなたはちゃんと試練のほうを通るのよ」マナはそういて門を通らずに向こう側えわたる。世界が断絶され、見えていたもいくら進んでも向こうへ渡れない。というある種の呪いを何事もなく、見えている通りに進む。私はおそらくエリーの案であろう、突風をの中を進む。門上方から魔法による熱さのない熱が降り注いでいる。二人が先に向かったのは私がこの程度の試練はなんかく超えることを知っていたからだろう。この程度は私にとっては試練でも何でもない。
並行して次の作品を書き溜めています。蛇足の蛇足で差し込んだ話ですが7個も大魔境に言ったら思いのほか長くなるのでうまくカットしたい。




