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氷竜少女と魔王様  作者: スシェリー
3/5

Ⅱ えっ!?ちょま、何それ気にな

場面の移り変わり多めです。

わたしは魔王である。名前はレイナ。


今、わたしは未曾有の危機に直面している。

それは……



「ほら!この書類とこの書類、後はこの書類が終わらないと昼食は抜きですよ!!」


口うるさいメイドのせいでご飯を食べ損ねそうになっているからだってね。



____________________________________


◇○◇数十分後◇○◇


「終わったァ!!」

「やれば早く終わるじゃないですか、最初からそうしてください」

「何このメイド辛辣」


とりあえず仕事が終わればご飯!メシ!!お腹空いた!


「ちょっ!?魔王様!城内で走るのは止めてください!」


後ろからなにか聞こえるが今は食堂へ行くのが先だ。


____________________________________


「さて、今日のメニューは何かな?」


まずはジャンルを絞らないと……肉とかのガッツリ系は今はあんまり食べたくないし……魚は骨が多くて面倒臭い、あ、スープ系いいかも……


とりあえず……少なめに味噌汁とたくあん……後はちょっとしたおかずでいいかな……


スープ系は注文したらすぐに出来るから待たなくていいし楽だねぇ……


えっと、ソフィは……いないか、残念、あんまり城内にいないし仕方ないかな……いや、呼んだらどこにいても聞きつけて来てくれるんだけどね?一体どういう方法なのかは知らんけど。でもまあいて欲しいなぁ。


「呼んだ?」

「呼んでない」


にゅっと空間越えてやってくんの心臓に悪いからやめて欲しいってか心の中で呼んでも来るのか……(驚愕)


てか今ちらっと空間の先見えたけど何か財宝みたいなのたっぷり無かった?なにしてんの?何かピッケル持ってるように見えたけど宝探しでもしてたの?

それを見つけるのもとんでもないと思うよ?


……まぁとりあえずソフィのことは忘れて今はご飯を食べよっと。


____________________________________


あー、美味しかった、やっぱ城と言うだけあって出てくる食事は美味しいね。

でも私魔王なんだよ?誰か運んできてくれてもいいと思うんだけどなぁ……


「うむ?レイナか。今食べ終わったのか?」

「ほへ?あ、バラディアじゃん、今からご飯?」


今話しかけてきたのはバラディア、こいつも監視者の1人で私の次に(ソフィは色々例外なので除く)偉い人物である。勿論実力もある。


「あぁ、兵士の訓練が思ったより長引いてな。今年は優秀な新人が入ってきてな、扱きがいがある。もしかしたらチームでなら俺に傷を負わせることくらいは出来るかもしれんな」

「へえ?バラディアにそう言わせるってことはほんとに優秀なんだ」


はっきりいってバラディアは厄介目なチート能力を持っている。

そのせいで普通に攻撃したくらいじゃ傷すらつかない。

いやまぁ私はもう対策済みだし、ソフィならわざわざ対策しなくてももう力押しだけで乗り切れるんだから完璧なチートってわけじゃないんだけどね。

……いや、ソフィが異常なだけか。


「私より強いやつなんていくらでもいるよ?」

「出てこなくてよろしい」


何かさっきと空間の先が違ってんだけど……何そこ……マグマ?あれ?誰かマグマの中にいない?アイルビー○ックしちゃってない?ター○ネーター?どういう状況?昼食食べる前までお宝部屋にいたよね?こんな短期間で何があったの?


ヨシ!忘れよう!!見ないようにしておかないと!


「あ、やば、何か巨大ロボットが飛んできたから暫く出られないかも、じゃあね!」

「えっちょま、何それ気にな……」


……切られた……一体向こうでは何が起きていると言うんだ(唖然)


「いつも訳が分からんな……」

「ホントだよね……」


私とバラディアは暫く何も無い空間を見ていた。

次回はソフィかな?



ソフィは他の人と同じ次元に生きてると思わない方がいいです、はい

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