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そりゃあ夕方より夜だよね

仕込みをして気付けば空が赤みがかって来た頃。

「そろそろ行こうか。」

僕らは屋台を押し始める…と言っても、この時間帯におでんを食す人なんて極々少数派で、商売をしている…というよりは、人気の少ない西池袋の路地をただブラブラしている…と言った方が良いくらいの有様だった。

「まぁ初日だし。こんなもんだろうなってね。」

彼は、それでも楽しそうにニカッと笑い、タバコに火をつけ、深く息を吸い、ゆったりと吐き出した。

紫煙を燻らす彼の顔が、僕にはやけに頼もしく見えた…


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