表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/129

ラビリンス

僕は自分より優れてる人間が

好きになれないとか言わないで

遠回しにそう聞こえたから

勘違いなのかどうか確かめたくて


そんな猶予期間みたいな惰性の中

私は素直さを見失っていく

ああ やっぱり私はまだ

子供なのかもしれないや


大人 子供 分かんなくなる

素直も 嘘も 混ざってくよ

全ての色の絵の具が真っ黒に溶けてくみたいに

塗りつぶされた迷路で出口が見つからないまま

今日も眠れずに心のラビリンスさ迷う


私が憧れた顔と身体と声で

価値観を押し付けて来ないで

心まで愛したいと思ったから

唇も身体も捧げたんだよ


そんな疑心暗鬼にまみれたコンタクト

瞼の裏にずっと貼りついている

ああ きっとそれを外すのは

すごく痛いのかもしれないや


当たり 外れ 分かんなくなる

正解も 曲解も 混ざってくよ

全ての色の光線が真っ白に溶けてくみたいに

幻惑された視界で何にも見えなくてふらふらと

いつか私たち壊れたらどっちのせいなの


正にも負にもどっちにも

進展がないことに安寧覚えた

こんな私と君はきっと似た者同士で 

互いに足を引っ張って 突き落とし合って

理想の二人にはなれなくて

ああ こんなラビリンス早く抜け出してしまいたい


大人 子供 分かんなくなる

素直も 嘘も 混ざってくよ

全ての色の絵の具が真っ黒に溶けてくみたいに

塗りつぶされた迷路で出口が見つからないまま

今日も眠れずに心のラビリンスさ迷う


出ないの 出られないの

出たいの 出たくないの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ