今夜、現実はお呼びじゃない
ズルいよ君ばっか夢見ちゃってさ
私だけなんでこんな辛いんだ
ズルいよ君ばっか私を抱いちゃってさ
私の心はちっとも癒されないんだ
ほんとそういうとこだよ
「たまに」と「いつも」を履き違えてる
憧れの皮を剥く度に
みっともない中身が現れて
期待が打ち砕かれてく
今夜は現実はそもそもお呼びじゃない
肌荒れひどいのに今日も眠れない
ただだだ君のこと好きだった十代の私は
もうどこにもいないんだ
ズルいよ君ばっか私のこと好きだなんて
私だけなんでこんなに辛いんだ
愛してるってことと一緒に生きること
どっちかだけでいいなら楽なのに
ほんとそういうとこだよ
私は君のための存在じゃない
話すたびに君の声で錆が出て
期待が打ち砕かれてく
今夜は現実はそもそもお呼びじゃない
まっかな嘘だけ抱いて眠りたい
ただだだ君のこと好きだった十代の私を
恨んで羨んでるんだ
大人になるって なんだろうね
燃料切れの心から排気ガス漏れる
あとどれくらい続けるの
ルーチンワークみたいなこの関係を
今夜は
現実はそもそもお呼びじゃない
肌荒れひどいのに今日も眠れない
夜明けは当分来なくていい
まっかな嘘だけ抱いて眠らせてよ
ただだだ君のこと好きだった十代の私は
もう死んじゃったんだ