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花火~my first love~

名前も知らない 顔さえもうろ覚えで

つないだ手の ぬくもりだけ 残っている

高いその背中を 見上げた瞬間に

幼いながらも 恋というもの 知ったんだ


今ではどこかにやってしまった

お面を夜店で 買ってくれたね

地面に 転がって見た夜空に咲いた


何度も見れる 一瞬の花なら

もう一度 撃ち上げればいい

思い出は 蘇っても 

あなたがいないだけで ゆがんでしまう


人ごみの中に 面影を探して

見つからないと 淡い苦味 かみしめる

思えばこの手が 離れてそれからは

はぐれた子のよに 心もとなく さ迷ってた


今ではかすれて見えなくなった

ポラロイドを 透かしてね

記憶は まだ解けないパズルのまま 


二度と見れない 一瞬を絵にして

もう一度 巻戻すけど

あの頃と 同じ景色

あなたがいないだけ それだけが違う


何度も見れる 一瞬の花なら

もう一度 撃ち上げられるけど


二度と見れない 一瞬を絵にして

この胸に 飾っていたけど

変わり果てた 愛しい景色

あなたがいないだけ ただそれだけなのに


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