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零余子

嗚呼・・・


あなたという花からもう

離れてしまうなんて

心がわかってもあなたを

嫌いになんてなれないの


朝のバス停で待ち伏せ

逢うたびに声が変わっている

冷たくしないで

生きる糧はあなたしかいないの


まだしばらくは 考えたくない

季節が過ぎれば

ひとりになるなんて

一緒になれると 想ってたから

今はまだ夢の中で おぼれさせて


嗚呼・・・


あなたからもらった蜜の味

今では少し枯れてきて

こしかけた枝のつけね

すべり落ちそうになるの


電話をかければ感じてしまう

明らかに警戒しているよね?

半端な優しさが

この胸をズタズタにしていくの


まだしばらくは 考えたくない

季節が過ぎれば

ひとりになるなんて

一緒になれると 想ってたから

今はまだ・・・ いいでしょ?


嗚呼・・・

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