異世界転生したので年賀状をつくってみたら、王太子妃になりました!?
なろうラジオ大賞の超短編です。
よろしくお願いします!
私の名前はロゼリーヌ・フィカーレ。公爵令嬢だけど、
私にはもう一つ名前がある。
鈴木彩、前世もち。日本で生まれ育ち、病死して目覚めたら異世界。
最初は驚いたよ? 気づけばお嬢様だし。
で、気づけば王太子殿下の婚約者候補だ。
自己紹介は終了。今から王太子殿下とお茶会!
「初めまして、ロゼリーヌ・フィカーレです」
優雅に一礼。
「顔を上げて」
美しいわぁ、王太子殿下。
美肌に金髪碧眼、他も完璧。
「どうかした? 座って?」
うっわ、声までイケメンとか! イケボすぎるぅ!
前世ヲタクの私。彼の美貌&美声に頭の中はもう彼でいっぱいだ。
「ありがとう存じます」
礼儀正しく。
「もうすぐ年越しだね。公爵家では何か催しをするの?」
王太子殿下が話しかけてくれてる! 返事しなきゃ・・・って、ん?
「年越しですか?」
「うん。水歴七年から八年になるだろう? 平民は年越しに麺料理を食べるらしい」
年越し蕎麦!?
あれ、この世界乙ゲー? 思いっきり文化が日本なんだが。
「そうでしたね。ちなみに名前は・・・?」
彼は笑顔で答えてくれた。
「年越し蕎麦と言うらしい。東の国の文化のようだね」
日本だ!
「食べてみたい」
「僕も取り入れたいが難しいかな」
「では別の文化は如何ですか」
「別の文化?」
不思議そうな表情に私は堂々と返す。
「独自の文化をつくります」
本当は日本文化だけど。
ま、いいや。著作権あったらごめんなさい。今の人生ではお金持ちなので、使用料払います。
「年賀状です!」
「年賀状?」
「新年に送る手紙です。新年もよろしくお願いしますと大切な人へ伝えるんです!」
私の説明に彼は一つ頷いた。
おっ、好感触。これはいけるかも?
「なるほど、近しい人に送るのか。面白い」
「本当ですか?」
「やってみようか。年賀状というものはすぐに用意できるだろうか? 国民に売り出そう」
「はい!」
その後の展開は早かった。私の提案に王家と公爵家がノリノリで色々と準備を整えてくれたのだ。その結果国中に大流行し、私は一躍時の人となってしまった。
更に驚くべきことに私が次期王太子妃、つまり王太子殿下の婚約者に決まったのだ。
「えええっ?! 私で良いんですか!?」
「君が良いんだ」
「年賀状を提案したから?」
「それは表向きの理由。生き生きとしてアイデアを実現する君が眩しくて。ぜひ君と人生をともに送りたい。・・・受けてくれるかな?」
彼の熱烈なプロポーズに私は瞳を潤ませて微笑んだ。
「もちろんですっ! レオナルド様っ!」
下野紘さんに朗読してもらえる可能性があると...!?
可能性が少しでもあるのか...! と思い投稿を決定しましたが・・・ドキドキ。
あと当初書いたのは2000字超えに...1000字以上削ったものになります汗
もーう削いだ削いだ!笑笑
2000字超えのものはいずれ、別作品として投稿しようかなぁと思ったり思わなかったり...




