夢で会いましょう
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:夢で会いましょう
僕は或る女優さんを担当してるマネージャー。
マネージャーとしてはまだ新米で、逆に女優さんから怒られたりする。
彼女の名前は松木夢果。
女優歴、30年のベテランで、彼女に逆らえる者はほとんどいない。
そんな彼女がここまでのし上がれた理由は…
監督「いやあ〜〜今日もよかったよお!夢果さん最高!」
ってな感じでどんな役柄もこなしてしまい、
初めてマルチ女優みたいな感じの栄冠に輝いたから。
それなりの評価を受けたからである。
その夢果さんとある日、僕は2人きりになってしまった。
「気まずいなぁ。仕事挟んでたらいいんだけど、プライベートでこれはキツいなぁ」
そう、仕事終わりに公園でばったり会ってしまい、
それから何故か彼女は僕にくっついてくる。
別にそれほど多く話すでもなく、
ただ暇してたから?みたいな感じでずっとついてくる。
「できたらもうそろそろアレなんだけど…」
ってなった時、
夢果「ねぇあんたさ、私の役柄でどんなのが好き?」
と聞いてきた。
いきなり聞かれたのでちょっと面食らったが、
まぁとりあえず仕事の話でもあったので
僕はそれとなく…
「そ、そうですねー、デビュー当時にシンデレラの役してたじゃないですかぁ。あれなんかよかったですね〜♪とても輝いてたし、初々しかったし、才能の発揮がこれからって感じで…!」
夢果「ああ、あの役ねぇ…」
それからしばらく黙った後、
夢果「まぁあの時は若かったから。今じゃもうできないけど、環境と条件変えたら何とかできるかもね?」
夢果「ねぇ、見たい?あのシンデレラの役、どうしても見たいってんなら見せてあげるけど?」
「え?」
よくわからなかったが、
とりあえず彼女の機嫌をとるため、
俺はうなずいた。
(その夜)
そしてその夜のこと。
いつものように職場へ行くと…
「わっ!夢果さん、どうしたんですか!?…めっちゃ若返ってる…」
夢果「フフ、驚いた?女優も或るていど極意をつかめばね、こんな役柄だって簡単にこなせてしまうの」
正直驚いた。
夢果さんは今年で50代。
それがどこからどう見ても20代に若返っており、
シンデレラの衣装に身を包み、
職場で俺が来るのをずっと待ってくれていた様子。
「ゆ、夢果さん、これならもっともっと演技の幅とか作品のテリトリーとか、思う存分に増やせて行けますよ!」
夢果「ほんとにそう思う?」
と言った時点で…
「はっ!」と目が覚めた。
「……なんだ、夢か」
(翌日)
そして翌日。
職場へ行くといつもの出で立ちで
夢果さんが控え室にいた。
「おはようございまーす」
と言って挨拶しながら今日の段取りを話そうとした時、夢果さんはスッと手を差し出し…
夢果「昨日の出演料」
「え…?」
夢果「ちゃんとあなたの願い、叶えてあげたでしょ?」
夕べ見たあの夢は…。
さすがに極意をつかんだ女優とは凄いものなのか。
あんな演技までこなせてしまうとは…?
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=KZwD3p_NKyA
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬