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魔王国の宰相 (旧)  作者: 佐伯アルト
Ⅱ 魔王国の改革
33/291

5 エイジの肉体改造計画 ③/3

 その翌日も、彼は鍛錬場にいた。昨日の鍛錬や、昨夜もある程度解放しながら寝たおかげか、体の違和感はおおよそ消えていた。


 そして今、彼は獣人の力を解放していた。これまでの経験で分かったことだが、尻尾など身体的な特徴は、オオカミよりネコ科の方が優勢であるようだ。かといって、前面に出ていないだけで狼としての性質、嗅覚や持久力の向上などは発動している。


 今度は何をしようとしているのかといえば、昨日のうちに制御を物にしたので、各種族としての力を扱う訓練である。獣人の知覚力は、ノクトというイレギュラーはあったのもの、十分効果があることが把握できた。なので次は、


「尻尾、慣れないとな」


 第五の手足、と昨日彼が言ったように、使いこなせるようになりたいということである。寝る時尻尾だけ生やしていたので、ある程度感覚には慣れたようだ。


 エイジは剣を取り出す。そしてその剣の柄に尻尾を絡ませ、手を離す。


「うん、少し重く感じる。手よりは非力か。それに繊細な動きには向かないな。そのまま叩いたりする方が良さそうだ」


 数度素振りした後そう結論づけると彼は剣をしまい、代わりに木の枝を取り出す。それを地面に置いたあと、それを尻尾で拾い上げ絡ませる。そして持ち上げたところで一気に力を入れて締め付け、折る。力加減の練習である。


「うん。手足とはまた違った使い方ができるのがいいな。締め付け、薙ぎ払い叩き付け……」


 その後しばらく尻尾を振り回して、満足したのかそれを封印。次に彼はいくつか武器を取り出してはしばらく持ち、そしてしまう。今武器に魔力を流して強化したのである。そのうちのいくつかを再び持ち出し振るう。素振りである。


 一通り振り終わったのち彼は全ての武器をしまう。そして目を瞑り……目を開いた時彼の周りにはいくつもの武器、そして魔法陣が浮かんでいた。右手を掲げ、振り下ろす。同時に武器は飛翔し魔術が発動する。それらは彼の正面に着弾すると同時に爆ぜた。


「ふむ、こんなものか」

「励んでおられますね」

「ッ⁉︎」


 声をかけられ、驚いて振り返る。そこに立っていたのは…


「シルヴァ……なんで……いや、いつから?」


「あなた様が、この休暇をいかがお過ごしなのか確認したかったのですが、部屋にはおらず……。メイドに確認を取ったところ、この頃鍛錬場によく赴くと聞きましたので。見ていたのはあなたが尻尾で素振りをしていたあたりです。あなた様も、やはりただの人間ではなかったのですね」


「結構見られていたんだな……残念ながらシルヴァ、オレは“元”ただの人間だ。一昨日手術をして、人間をやめたのさ」


「なっ⁉︎ そんなことが…」


 その告白にシルヴァは大いに驚く。彼女の驚く様子を想像できなかったエイジとしては、なんだか新鮮な気分だ。


「ああ。魔族の幻魔器を用いて、この身に性質を宿した。当然ながら結構な苦痛だったがね」

「あなたが与えた休暇というのは、この為だったのですね」


「いや、本命はこっちではない。部下たちに任せた件の方だ。とはいえ部下だけに色々やらせるわけにはいかんからね、オレもできる限りのことをしようと思ったわけさ。まあ、間が悪いオレにしては、それらを同時に進められる都合のいいタイミングではあったけど」


 エイジはなんでもないことのように話す。


「この鍛錬というのは、その種族の力を使えるようになるため、ですか」


「ああ。あの程度の仕事じゃ疲れなんてないし、ついでにこのところ戦闘をしていないからな。腕が鈍らないように、だ。オレはまだまだ戦闘で言えば初心者、体に動きが染み付いているとは言えない」


 やはりエイジは当然のように言うが、シルヴァは感嘆していた


「お邪魔して申し訳ありませんでした。それでは、私はこれで。鍛錬、頑張ってください」


 そう言ってシルヴァは去っていった。


 その後もエイジはあることを思いつく昼時まで、素振りや魔術、技や動き方の確認を続けた。




「モルガン、いるか?」


 エイジが向かった先は、四階モルガンの執務室。そのモルガンは、いつものサキュバスの正装とは違った深い紫の、気品さえ感じるようなナイトドレスに身を包んでいた。いつもより露出大幅減であるが、艶やかな色気は寧ろ増している。


「ハァ〜イ、いるわよ? なんの用かしら? あ、もしかしてワタシに会いたくなったとか?」


「ああ。まあ、そんなとこだ」

「えっ……」


 モルガンは予想外だったらしき返答にしばし面食らい、そして妖しい笑みを浮かべる。


「そう。なら、行きましょう」


 そう言ってエイジの腕に抱きつく。密着されたエイジはというと、赤面している。


「ん〜? どうしたの? あんなことやそんなことをしたのに?」

「んなこと言ったって、オレはまだ女性に慣れてないの!」


 からかうように聞くモルガンに、キレ気味に正直に返すエイジ。


「あら…ふふふ、かわいい子」


 モルガンの抱きつき方は、情欲を煽るような扇情的なものというよりは、ただ甘えているだけに見えた。


 そして、向かうのは鍛錬場。


「え? どこに向かっているの?」


 二階の階段を降りようとした時、モルガンが戸惑いながら聞く。


「どこって鍛錬場だけど…」

「ええっ⁉︎ ワタシを抱きにきたんじゃなかったの⁉︎」


「……開口一番、休暇の話を持ち出さなかったと思ったら……」


 本気で驚くモルガンと、やや呆れるエイジ。


「……な、何をしに?」

「能力の特訓」


「能力って?」

「インキュバスの」


「え? ……ああ、そういうコトね。噂には聞いてたケド……」


 モルガンに、ことの顛末を語るエイジ。どうやら一部の者にはエイジの手術の噂は広まっているらしく、驚いたというよりは、腑に落ちたといった様子だ。


「ふうん、なるほどねェ……それなら、アナタの部屋でもよくないかしら?」


「それこそ鍛錬場でもいいだろ……ああ分かった。キミ、ただオレと二人きりになりたいだけだな⁉︎」

「あら、バレちゃったァ」


 そんなモルガンは、いたずらっぽく笑うのであった。




「夢魔、淫魔の能力。使える能力にどんなものがあるのか知ってるかしら? その中で使いたい能力というのは決まってる?」


「ああ。催眠、チャーム、自身の性欲の制御に、催淫や夢の操作、更には対象の性欲……すなわち生命力を自らの魔力に変換し、極め付けは幻影を見せることだな」


「ええ、おおよそ当たりよ。けど、その中のいくつかは限られた者にしか使えなかったり、あとはその能力の副次的に得られるものもあるわね。それは使っていくうちに分かるわ」


 結局二人はエイジの寝室にやってきて、並んでベッドに腰掛けていた。


「そう言えばモルガン、いつもの甘ったるい話し方はどうした?」

「……ふふ、アナタには必要ないと思ったからよ」


「どういう意味だ⁉︎」

「…………ニブチン」


 モルガンは不満げに頬を膨らませ、拗ねてそっぽを向いてしまう。その、オトナっぽい魔性の女性らしからぬ仕草に、エイジはついかわいいなと思ってしまう。


「ごめんって……分かってないわけじゃないさ。多分……」


 エイジとしても、少し考えればわからなくもなかったのだが、その可能性はとうに否定していて。ともかく、落ち着いていくらか機嫌を直したらしきモルガンは、エイジに向き合い、


「アナタにどのくらい力があるか、確かめるわ」


 そう言って半ば強引に唇を奪う。


__別に必要ないんじゃないか__


 そうエイジは思ったが、また拗ねちゃうだろうなと言わないことにした。


「わかったわ。元の夢魔はまあなかなかと言った具合だけれど、アナタの幻魔器と反応して、より性質が強くなってるわね。夢魔自体がそれほど優れてるわけじゃないっていうのもあるかもしれないけれど、アナタの夢魔としての力はキング、もしくはクイーン……そう、最上級よ」


 そう伝えるとモルガンは移動して、エイジに後ろから抱きつくようにし、


「では始めましょう。ワタシはあまり教えるのは上手くないけど、そこは勘弁してね?」


 そう言うと指を鳴らす。すると、エイジの目の前に三人のモルガンの姿が。そして姿がただ投影されただけではなく、それぞれが別々に動いている。その姿はとてもリアルで、肉肉しい。


「夢魔の能力というのは、理屈でやるより感覚的に、実践しながらやるといいわ。催眠やチャームなんかは、実験台がいた方がいいのだけれど……」


 実験台という言葉を不穏に感じるエイジ。なんとなくいい感じの対象が浮かんだが、それはダメだろと頭を振ってその考えを振り払う。


「いや、まずは幻影だけでいい。その後に催眠や夢の操作だ。性欲の制御に関しては自力でやってみる。ところで催淫の話だけれど、これはどうしたら起きるんだ?」


「それは簡単で、体液よ。唾液や汗に催淫作用は乗るの。本人がムラムラしていたら、効果はより強くなるわね。それとは別にやる方法はあるけれど、それは催眠やチャームとやり方はほとんど変わらないわ。じゃあ、幻影を作り出してみましょう」


 モルガンが再び指を鳴らすと、幻は消えた。


「どうやってやればいいんだ?」

「作りたいものを想像して、それがその場所にあることを意識するだけよ」


 それを聞くと、エイジは鏡を持ってきて自分を注視する。そしてしばらくしたら目線をやや横にずらし、そこに自分が立っているところを想像する。するとそこにモヤが集まったようになり、エイジの幻影が出来上がる。とはいえ幻影というにはあまりに立体感がなく、ところどころボヤけて、かすれていた。


「結構難しいな。とはいっても、やっぱり慣れ、感覚な気がする」

「ええ。回数を重ねるほど上手くなるわ。それに、ハジメテにしては上出来よ」


 そんなこんなで、モルガンが教え、褒めながら、そして時折イチャつきながら夜遅くまで練習した。チャームなどに関しては、モルガンがエイジに実演して、それを今度エイジがモルガンにするというように、お互いにやったが、途中何度かアブナイことになりそうになるのだった……。




 そしてその深夜、


「や、やっぱりやるのか?」


 二人が来ていたのは三階、メイドたちの寝室前である。


「ええ。彼女らは魔力耐性がさほど高くないし、インキュバスなら女性の方がやりやすいでしょ?」


 昼、エイジの頭をよぎった考えとモルガンの考えは、全く同じであった。


「流石に部屋には入らんぞ⁉︎ バレたらどうなるか、考えたくもない」


 尻込みするエイジに構わず扉を開けようとしたモルガンを、慌てて制す。


「そう? なら仕方ないわね、ここでいいわ。見ててあげる。さっき練習してたことを思い出しながらやればきっと出来るはずよ」


 モルガンに見守られながら、壁に寄りかかり目を閉じたエイジは、千里眼を交えながら部屋の中のメイドたちに意識を向ける。


「なるほど……ははっ、この能力は嫌だな」


 対象の性別、性交経験の有無。さらには今の欲求不満度までわかってしまう。


 千里眼越しでも、メイド達の睡眠の状態、レム睡眠かノンレム睡眠かなどの深さ、見ている夢が見えてしまう。プライバシーをゴリゴリ侵害してる気がして、エイジはいたたまれなくなった。


 しかし、まだ手を止めるわけにはいかない。あるメイドの見ている夢に手で触れるように意識すると、その瞬間手にとるように夢を改変できることが直感的にわかってしまった。悪夢も淫夢も、シチュエーションは自由自在。


「これ、やりようによっちゃ相手の性癖とか知り放題じゃん……あんまりする気は起きないけど」

「あら? そのためのインキュバスじゃないの?」


「違う。オレはね、意中の女性を落とすのに、洗脳だのチャームだとか小狡い手は使いたくない。自らの魅力のみで落とさなければ、その人から真に愛されてる気がしないからな。オレが欲しかったのは幻影と自分の性欲の制御、いざという時に淫夢を見せて性欲を頂戴したり、敵に嫌がらせで悪夢を見せるためだ」


「そっちの方がタチわるい気もするけど……」

「まあいい、今日はここまでだ。感覚はもう掴めた」


 今回はこれで切り上げる。夢魔の能力を操ることは、少し実践すれば分かってしまった。本人が案じていたほど難しくはなかったのだ。だが、それ以上に、これ以上能力を悪用するのも嫌になってしまった。




「待たせたな。では、俺に聞きたいことというのは一体なんなのか、教えてくれ」


 待ちに待ったその日、朝からエイジとレイヴンは鍛錬場にいた。そして、エイジはレイヴンのその問いかけに、堕天使の翼を広げることで応えた。


「なっ……お前…」

「聞きたいことっていうのは、堕天使の力の使い方、そして空の飛び方だ」


 エイジは驚くレイヴンに魔族の力を手にしたことを伝える。そのことを聞いたレイヴンは顎に手を当て。


「なるほどな。確かに、それぞれの特性については俺ら幹部格に聞くのが手っ取り早い。それに、確かに幹部の中で自力で、翼で空を飛べるのは俺くらいだからな。よし、いいだろう。早速始めるぞ」


 そういうとレイヴンも翼を展開した。彼のはエイジと比べて艶や大きさが優っており、特筆すべきは翼が二対なことだろう。


「悪いが、エイジ。飛翔に関しては一朝一夕で出来るようになるものではない。今後も時間があり次第教えていくが、そこは覚悟しておけ。大事なのは魔力の制御だ。コントロール技術はベリアル様のお墨付きがあるお前なら、いくらか早いかもしれないが、な。まあ、それは午後からだ。午前のうちに、堕天使の能力、聖属性の力について教えよう」


 レイヴンは手を掲げる。その掌に、光の槍が作られた。


 聖属性は各魔力属性の中にある、少々特殊な属性だ。所謂副属性の一つ。


 副属性とは、主要九属性とは別に付加される属性の総称。例えば魔族特効や、魔獣特効などが該当する。つまり魔術とは、九属性×副属性×分類によって決まるのである。聖なら光と思うかもしれないが、全ての属性にある点が注意である。例えば浄化の炎や聖水などがいい例だ。


 聖属性は、魔を祓うため祝福された魔力である。怨念などを持つ霊体や、一度死したのちに邪法によって蘇った者、その他悪魔系列など神々に仇なす魔性の存在に有効である。総じて、穢れた魂を持つ者を滅する属性だ。


 その対極として、邪属性というものがある。すなわち神に仇をなす魔力。神々やその遣い、そして祝福を受けた聖者など、穢れなき魂を持つ者を堕とす魔力。ある程度高位の悪魔族やアンデッド系が保有する。


 どちらも、あくまで一般人のような、善性も悪性も等しく持っているような者に対しては、効き目は薄い。


「堕ちた元天使だからな。穢れた光を扱う。ほとんど闇属性だが、幾らか浄化の力もあるから魔族に効くぞ。今使い方を教えてやる」


 レイヴンが言うには、堕天使としての力を感じながら、普通に魔力攻撃をすればいいとのこと。それであれば、今までの制御訓練や昨日のインキュバス特訓で魔族の性質を感じることに慣れていたエイジにとって、レイヴンが驚く程に、拍子抜けとばかりにできてしまうのだった。




 ちなみに、聖属性の光槍を作ったり、空を飛ぶなんていうのは魔術でなんとかなる。さらに言えば幻影を見せたり五感を強化したりなんていうのも魔術で出来てしまう。なのになぜエイジは魔族になったか。それは、魔族の特殊能力であるならいちいち魔術として発動しなくても、魔力だけで感覚的に容易く行えてしまう、つまり楽だからである。




 あっけなくできたものの、二人は一応ということで午前は聖属性の扱いについて練習をした。そして、


「では飛翔訓練だ」


 エイジが昼休憩を取っている間、レイヴンは資材を積み上げて高台を作っていた。


「まずはここから飛び降りる。その時翼を意識して滑空してみるんだ。それが基礎だ。恐らくだが…」


 レイヴンに促されるまま、エイジは台の上に立つ。そして深呼吸をひとつして、翼に魔力を込め、飛び降りた。が、特に何事もなくそのまま落下した。


「あ、あれ……?」


 その様子を見たレイヴンは額に手を当てる。


「さすがに筋のいいお前と言えど、流石にできないこともある、か」


 レイヴンにとってこのことは予想外だったらしい。つまり、習得はかなり遅くなるかもしれないということだ。


「一応、手本とコツを教えよう。だが、先に飛翔用魔術の方を習得した方がいい。あとで魔導書を手配しておく」


 レイヴンは先程エイジが立っていた場所に立つと、端から歩くように軽やかに飛び立つと、翼を広げ滑空していく。3mほどの高さから20mほども滑空してみせた。


「いいか、俺たち魔族にとって、羽とは羽ばたくものではない。羽ばたいて飛ぶには小さすぎるし、体も重過ぎるからだ。それは飛竜とて同じこと。滑空したり、魔力を纏わせて、その噴射で飛んでいるようなものだ」


 その後、レイヴンは熱心に指導してくれたものの、エイジはどうにも上手く飛ぶことができなかった。やはりエイジといっても苦手なことはあるのだ。そのため、その夜魔術を勉強することとなった。


 空を飛ぶ魔術には、空飛ぶ魔法陣の上に乗って飛ぶものと、体そのものを浮かせるものがあった。当然前者の方が簡単で燃費もいいので、ほぼ一択のようなものだったが。



 

 そしてその翌日、なんとか午前中のうちにやや不恰好ながらも滑空に成功したエイジ。彼は早速翼で飛翔する、その前にレイヴンの提案で手足からの魔力噴射を練習することになった。彼が空を飛べるようになるのはまだまだ先のようである。

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