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お役所冒険者!?  作者: る~にゃん
11/71

10 好評面接中♪

タイトルに悩んだ回。仮のタイトルは「つ抜け」でした。

前書きも書くことに悩んでますが・・・

「ではまずリーダーのホセトール君から」

モヒカンにしてトゲトゲ革ジャン着せたらヒャッハー言いそうな見た目で君付けか。

いや、言うまい。

さてこの人は・・・SWで見せて。

(メジャーなので助かるよ。どっちのバージョン?)

え、バージョン?なにそれ・・・

(君もまだまだだな)

くっ、よく解らないから最初ので頼むよ。

(器用度14敏捷度9知力15筋力16生命力20精神力10

ホーリープレイ1レベル)

え?サイコロの目とか無いじゃん。

(実際にサイコロ振ってるわけでは無いから空欄)

魔力とか他も空欄だしレーティング表とか表示すらされてないよ?

(この世界では無意味だからコンバートしないよ)

レベルはあるじゃん。

(あちらは経験値消費型、こちらは総経験値だからシステム違い)

うん、想像以上にわかる部分が少ない。

あれ?神が書いてないけど?

(それはプライバシーだから教えられない)

これでは簡易表示と変わらないじゃん・・・


「彼は腕力と体力、後は知力がやや高めですね。後は回復系の魔法かな?」

「ええ、一応マイナーな神に使える神官です」

ほう、神官なら小さい教会なら持てるんじゃなかったか?

「一応小さな祠をここに建てさせてもらってます」

この世界では光の神の信者ばかりが多いので、反感を食らわないように神の名前を聞いたり喋るのはタブーとまでは行かないが敬遠されている。

明らかに敵だとわかっていて戦闘する場合は神の名前付きで名乗りをあげるらしい。

えー、俺信者じゃないしむしろ被害者だから名乗らんからな絶対。


目を閉じるとベテランの営業、目を開けるとヒャッハーな会話をしているうちに次のガルドのステータスを見ておこう。

○&○で。

(ここに来て原点来ましたか)

ええ来ました。

(で、どこのいつ版?)

マジか今そんなになってるのか・・・赤い箱で。

(上のルール無し了解)

しまったまた簡単な表示になってしまうじゃないか緑まで使っていいよ?

(スルーして表示

強さ17教養17知恵16敏捷性5強靭さ15魅力14

特殊能力:鈍器スキルレベル1・元の敏捷性13)

「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!」

「どうしたのかね君?」

「すみません、ちょっと驚いてしまって・・・」

うん、町役場の人もこっちの名前を覚えてないからおあいこだ。

「ちょうどいい、ガルド君のを見てくれ」

あら、リーダーは終わってたか・・・いつのまに・・

「腕力はかなりのもの、学もあり頭も回る。弱点はかなり不器用ですがこれは原因がありそうです」

「そうじゃろそうじゃろ、わしは実はすごいんじゃ」

「それを使いこなせない程不器用って事かい?」

「なんじゃとっ!!」

ケニー、惜しいけどこれは何か訳ありだよ。


どうやら昔大怪我をしたらしく、右腕の筋が上手く治らなかったとの事。

他にも色々知識の神に聞いてみたが、強力な魔法で隠されているらしく目の前に禁則事項です、の文字が並んでいく。

て言うか、なんで斧持ってるのに鈍器スキルなんだよ・・・

年齢だけはわかった。ホセトール19、ガルド17・・・は?

あのジジイっぽい喋りも嘘?

いや見えないから。肌もピチピチしてないし腕とかも若者のそれではない。

疲れて鑑定失敗したんじゃないの?

(今までの負担と今の連続調査で本気で疲れてるけどミスは無いよ)

なにかある、俺の本来の目的と関係があるのかもしれない・・・

要チェックだな。


「次はレドリック君」

「よろしく」

はいはい、任せて下さい。

簡単なのが続いたからルー

(拒否する)

うん、色々問題になりそうだからかな・・・

(頑張っても失敗とか信用されないからもうやらない)

すまない、でも見た目とのギャップがあれだから・・・

(超簡易判定なら)

それでお願いしますっ。

(力と知力ややつよ、中級クラスの火系と飛行魔法、呪われ)

・・・ややつよって・・・

「えと、見えてるのそのまま読みますね」

原文そのまま、一字一句間違えなく伝えた。

「君、疲れてるのかね?」

「いえ、力の調子が良くないのかもしれません」

ギルドの人も初めて聞く能力の評価に少し動揺してる。

「のろわれ・・・どんな呪いを受けているか把握しているのかね?」

町役場の人の言葉だが、本人が自覚しないような呪いがあったりする場合もあり、発動条件や内容によっては大きな問題になる場合がある。

「実は武器を手に取ると激痛と共に身体がほとんど動かせなくなります。

「飯食べてる時に皿を投げつけようとして触れた瞬間にぶっ倒れてたなぁ」

投げられそうになったのはお前じゃないのか?ケニー。

「その程度なので問題ありません」

いやありまくりだろ、実生活レベルで・・・

「幸い防具を着てそれで殴っても呪いには引っ掛かりませんので、冒険中はフルプレートを着ています」

殴りメイジフルアーマーて・・・

確かにこの世界の魔法は指差したりイメージできれば使えるから問題は無いよ?無いけどさ・・・

「ガントレットで殴ろうとしたら呪いには引っ掛かりましたが」

防具なら平気、ではなくそれで危害を与える物は全部ダメか。

「言い忘れてましたが、今日は全員軽装で3人がフルプレートでケニーは鉄板入りのネックガード付きフルレザー、ガルドだけはフルヘルムではなく今着けてるヘルムです。



狼相手にゴツ過ぎる感たっぷりの超重装備に唖然としていたらケニーの番になっていた。

急いで判定しなきゃ、頼むよ?」




あれ?何も出てこない。

どうしたのかね?と聞かれてもこっちが聞きたいんだけど・・・

どした?

(鑑定は終わっている)

何も出てないんだけど?

(特筆すべき点が何も無い全てが人並みなので書く物が無い)

え?でも盗賊ならスキルが・・・

(1レベル以下だし、あえて書くなら獲物の解体が得意)

名ばかり盗賊かよっ!

「すいません、全てが人並みだけど解体はかなりの物と」

あ、ケニー椅子からずり落ちた。

みんなクスクス笑ってる・・・

「彼は私の町での後輩なのですが町で磨くべき腕をここでは磨けないのです。根は真面目で努力家ですが表に出さない良い奴なんです」

先輩のフォロー頂きました。

「リーダーとしても他のメンバーでは難しい囮役をほぼ無傷でこなし続けているので、パーティーで一番欠かせない人員だと思っています」

やめてくれと顔を隠すケニーの耳は真っ赤になっている。



村長が見回し、他の人達がうなずく。

「それでは、昼からちょっとした実技を見せてもらいますので空と大地の狭間亭でお待ちください」

ぞろぞろ出ていく4人。

しばらく誰も口を開かない。

「ギルドで面接してもあのレベルは100人に1人も居ないのが3人とは」

「それはケニー君もですかな?」

「普通の人が冒険者になりたいってのもそれ位居るんです」

今度は声を潜めずに笑い出すお偉方。

「最後の面接の前に一息入れませんか?」

なんか色々疲れたので気分を変えたい。

おかしい、短くする為にキャラシート関係をコンパクトにしたのにいつもより長い・・・

そしてゲームが違うから数値が大きさ=強さでは無いので知らない人は混乱するだけかも?

まぁ、能力地に意味はそれほど持たせないのでスルーしちゃって下さい。

後、2.0とかやった事無いけど知っているのでネタにできているわけで・・・

箱の後あんなになってるのは調べて驚きましたが・・・


前回の小ネタ:実は最初はこのシーンから始める予定でした。

それがその前に勧誘しているシーンが欲しい、なら序章として誘われるシーンを、語り手居ないじゃん、じゃあ語り手到着も入れちゃえ・・・がここまで伸びるとは。

前回も語り手が見てないのでリーダーに語らせ、リーダー寝たので会話、起きたからリーダーに戻る、今現在に戻る。

そう言った入れ子をしているのでコロコロ変わってます。

この書き方はわりと多く使う予定です。

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