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特別配達人舞衣  作者: 奈香乃屋載叶(東都新宮)
3.1~4キロ:初めての仕事
16/38

3.1キロ

3.1

グリサ駅→敦井駅



「今日から早速、本番よ」


 研修から2週間、メルザスさんにそう言われました。

 私は飲み込みが悪いから、もうちょっと掛かりそうだと思っていましたけれども、なんとかなったみたいですね……


「やっとですか……?」


「何よ。今までの研修が嫌だったの?」


「そんな事は……」


「だったら、やりましょうか」


「はい……」


「やるんだったら、その気の弱い返事はやめなさい」


「は、はい……!」


「失礼します」


 私達は駅へ行き、駅事務室の中へと入ります。

 そこには、駅員さんがたくさんいて、色々な事をしていました。

 彼らは交通事業じゃなくて、世界鉄道本体の駅員でしょうか……私と彼らとのネームプレートの色が違いますから。


「特別配達人です。荷物を預かりに来ましたわ」


「ご苦労様ですメルザスさん。そちらは新人ですか?」


「ええ、そう。舞衣、挨拶をしなさい」


「こ、国府津舞衣です……よろしくお願いいたします……」


「ええ。こちらこそ」


「では、配達する荷物です。住所はこちらに」


「分かりました」


 私達は荷物を受け取って、駅の構内へと入ります。

 そして、しばらくしてゆっくりと赤い色をした列車が入ってきました。外見とかからして、かなり古そうな列車みたいです。


「これに乗るのですか……?」


「ええ」


 私達はその列車に乗り込みました。

 内部は外見と違っていて、新し目です。

 リニューアルでもしたのでしょうか。


「じゃあ立っていてね」


「立つのですか……?」


「当たり前じゃない。座るのはお客様のものだから」


「分かりました……」


 私達はそのまま立って、列車が発車するのを待ちました。そして、数分したら列車は何事もなく発車しました。

 音はやっぱり古い。

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