2.5キロ
2.5
「じゃあ、最初から」
また失敗をしてしまいました……
本当に私って……
「切符を拝見します……」
「買うのを忘れたわ」
今度は……車内補充券……
私はこれをやるのが嫌いかもしれない……
だって、普通だったらスタンプだけで終わるのが、お金のやり取りをするんだし……
お釣りが無くなってしまうかもしれませんし……
「では……どちらまで……?」
「まあ、有朱までね」
「えっと……」
「早く言いなさい」
「は……はい……銀貨2枚と銅貨3枚です……」
「これね」
渡されたのは、金貨1枚……
なんでこんなに……
どこかで聞いたような、嫌がらせみたいです……
私は仕方なく、お釣り用の銀貨と銅貨を取り出して、メルザスさんに渡すことに。
なんとかあったから良かった……
どうせだったら、銀貨3枚の方が良いのに……
「ありがとうございます……お釣りの銀貨8枚と銅貨7枚です……」
「では、こちらを」
「受け取ったわ。まあ、やるじゃない」
「あ……ありがとうございます……」
やっと褒められました……
少し嬉しい気分です……
けれども思うのは、殆ど特別配達人としての研修は無かったのですけれども、これで大丈夫なのでしょうか……




