巨大な揺れの原因では
この揺れ...。
ただの地震か...?
それとも...。
前書き担当 レンヤ・サンナイト
裁判所を...いや、このヒィジムの国全体を揺らすという大規模な地震を体験した者達は口々に己の安全と仲間の安全の確認をする!!
悲鳴混じりに!!
「おい!!大丈夫か!?」
「今のはいったいなんだよ!?」
「地震だよ!!地震に決まってんじゃん!!」
「アリア姐さん!!無事!?」
「あ、あぁ、何とか私は大丈夫だが...」
アリア姐さんは笑顔を俺に見せて答える。
この笑顔は、俺に心配かけまいという気持ちの笑顔のように感じるが、その事を言うと逆に姐さんを困らせてしまうこととなりそうだから、俺も笑顔で返す事とする。
しかし、本当に大きな揺れであり、裁判所の固定されていない物は崩れている...。
この状況は明らかにまずい。
とにかく、まずは仲間たちと合流しないとな...
無事だと思うが、もしもの事があれば...
「アリア姐さん!!まずは、たむちゃんや、ラフィーヌと合流しよう!!」
「確かにな!!早く仲間たちと合流して安全の確認をしよう!!」
「よし、そうと決まれば早速...」
「待て!!」
俺の言葉を遮るように放った声の主はレンヤ・サンナイトだった。
レンヤは真剣な眼差しでこちらを見ていることからきっと何か考えがあるという事が予想できる。
しかし、そのレンヤに対して反論を述べるのはいつもは冷静なアリア姐さんである。
きっと、仲間たちの心配の事で頭がいっぱいとなっているのであろう。
「レンヤ・サンナイト!!私たちにはまだ、仲間がいるんだ!!その仲間と会いに行って何が悪い!?」
「落ち着けアリア調査隊隊長。あの、地震が起こった場合、民衆たちはどう行動する?」
レンヤの質問に対して、アリア姐さんは不愉快であるという表情を浮かべた後、小さく答える...。
「...避難行動を起こす。」
「そう、避難行動をな。オレの考えでは、この避難行動を起こしている中でお前らが仲間たちに会うことが出来るのは不可能に近い。大人数が動いている中でピンポイントで仲間を見つけるのは至難の技だ。」
「くっっ!!なら、大人しく避難しろって理由か!?」
「まぁ、そう考えるのが正しいだろうな。仲間と連絡する手段が無いのならな...。」
そう言って、レンヤは俺の方をじっと見つめる。
え?
何だ?今の会話の中で俺に関係する何か出て来たか?
....ッ!!
連絡する手段!?
「あ、あるぜレンヤ!!仲間と連絡する手段を!!」
俺はラフィーヌから貰ったトランシーバーを懐から取り出した!!
そうだよ!!
コイツがあれば、今からでもラフィーヌたちと会話ができるじゃねぇか!!
「流石ウルだ。さぁ、そのトランシーバーで仲間と連絡するんだ!!」
どうやら、レンヤは俺に軽く期待していたようだ!!
その期待に答えれて俺は良かったぜ!!
さぁ、ラフィーヌ、たむちゃん!!
無事で居てくれよ!!
俺はトランシーバーのボタンの所をポチッと押してそのトランシーバーに向けて、俺の仲間たちに向けて語り出す。
「こちら、ウル!!ウル・ファントムだ!!ラフィーヌ、たむちゃん!!無事か!?応答を願う!!どうぞ!!」
ボタンをスッと離す。
後は、ラフィーヌかたむちゃんの応答を待つ。
トランシーバーは自分が話す時にボタンを押して、聞く時にはボタンを押さないというものである。
ある...はずだ!!
数秒の後に、ザッザッザーーという砂嵐の後に聞いたことのある声が聞こえてきた!!
『ウル!?ウルね!!良かった無事で!!でも、今は大変な状態なの!!』
大変な...状態!?
「ラフィ...」
「ラフィーヌ!!いったいどうしたんだ!?」
俺の言葉より早くアリア姐さんか問う事となる!
その問いに対してすぐにラフィーヌは答える!!
『アリア!!アリアもいるのね!!今ーザッザッザーーで、ザッザーーーなの!!』
「な、何だって?もう1度言ってくれ!」
『だから、今、タイラント帝国がこの国を攻めに来ているの!!!』
そのトランシーバーからの、ラフィーヌの声はこの裁判所中に響き轟くこととなった。
ラフィーヌの言葉が聞こえた瞬間、急に人々がこれまで以上に騒ぎ、叫び始めたのだ!!
「タイラント帝国だと!!!!」
「そ、そんなの勝てるわけない!!!」
「は、早く逃げないと!!」
タイラント帝国...そうか!!ワルダーナ国が後ろ盾にしているっていう国か!!
みんなが騒いでいる中、レンヤも眼の色を変えて叫ぶ!!
「...タイラント帝国!!おいウル!!予定変更だ!!今すぐ、仲間たちと合流して、タイラント帝国を向かい打つぞ!!」
今日は何とか書けました!!
明日はどうか分からないですが、時間があれば書きます!!
次回は、タイラント帝国軍との戦いとなるでしょう!!多分っ!!
では、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!!




