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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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キラとルマの戦いの開戦では

さぁて、接客、接客よ!!!

にしても、外が騒がしいわね...

たむ、しっかりとしているのかしら?


前書き担当 ラフィーヌ



「先攻は私よ!!」


ルマ・クレッセントは自分自身に気合を行けるため、そして、キラ・ドライトに対しての威嚇の目的として声を張り上げる!!

そのルマの声は周囲の人間に高揚感を与え、これから起こりうる決闘に対する期待が高まる!!


「ついに始まったぞ!!」

「あの娘、なかなかの勢いだ!!」


その周囲の期待に答えるかのようにルマは巨大な剣...バスターソードというのだろうか?その剣で切りかかる!!

相手(キラ)が鎧を付けていないのに、だ。

全く躊躇(ためら)いをする意思もなく、勢いのままである!!

それは正気の沙汰とは到底思えないような行動である。

もし、この剣がキラに当たったものなら、このルマは犯罪者へと成り果てるからだ。


「させっかよぉ!!!」


金属と金属のぶつかり合うような、特有の甲高い音が当たりへ鳴り響く!!

それは周囲の人間の鼓膜を振動させる!!

誰もが、剣と硬いものがぶつかったのだと予想しただろう。

しかし、その現実は、現実とは思えないものであったのだ!!


ルマの剣が空中にて停止している!!


いや!!停止しているのではない!!

ルマは押し切ろうとギリギリとしている!

だが、しかし!キラは右手を横にバッ!と広げているだけであるが、確かに、ルマの剣には金属と金属がぶつかり合う火花のようなものが見えるのだ!!

それはまるで....


「あ、あれは、鍔迫り合い....!?」


観客の誰が薄らと呟く...


ありえない!!

空中と剣の鍔迫り合いなど!!


と周囲の人間は考える。

だが、今、見えているのはまさに、鍔迫り合いそのものだ。

ギリギリとお互いが押し合う力強さ、迫力!!

圧倒的な緊張感が周囲を包み込む!!

これらはまさに鍔迫り合いだ。


しかし、ありえていいのだろうか!?


「ーーッッ!!!」

「ーーうぉっっ!!」


瞬間ーーッッ!


甲高い音と火花が発生し、圧縮し続けた風船が弾けるかのように、キラとルマの距離の差が開く!!


お互い、一度、飛び跳ね、地面に着地した後、残っている勢いのまま、両足で地面を削る!!

後ろ向きで!!


「...ふぅー。さすがキラ。私のあの一撃を、いとも簡単に防ぐとはね!!」

「...って言うルマも、中々重い一撃だった!!」


2人ともお互いに初手の評価をし合っている。

この評価は更なる高みへと目指す者たちはとても必要なことである。

そして、キラの発言に対してもニヤリとして、ルマは答える。


「当たり前でしょ?キラ相手に手加減なんて無駄だからね!!」


今のルマの一言で、どうやら、お互いに戦い方を熟知しているようである。

故に、ルマはキラに本気で斬りかかることができたのだろう。


「だろうな...そちらが本気なら、こっからは俺の(ターン)だ!!!」

今日はなんとか出来ましたね!!


次回もキラとルマの戦いです!!


では、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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