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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ウィーウィズからの旅立ちでは

次の目的地を告げるためにサヤの家へ向かう!!


前書き担当 ゲ砂焼き鳥

「ただいま〜!!」

「戻ってきたぜ!」


俺とラフィーヌはサヤの家に戻ってきたということを挨拶で知らせることにした。


俺達の声の数秒後に、激しい足跡と共にアリア姐さんとたむちゃんが姿を見せる。

満面の笑みで。


「おかえりなさいですよ〜!!というか、いつ出てたんですか〜!?」


しかし、その笑みは急激に驚きの表情へと変化を遂げた。

その変化の速さは光を超えているのではないだろうかという速さで....

いや、これは大げさだが...


「いや、2人が熟睡してたから邪魔するのは良くないって思ったんだ。」


うん、俺は嘘ついていない。

本当の事だ。

しかし、アリア姐さんは俺の表情から何かを察したらしく...


「気づいたらウルもラフィーヌも居なくなっていて....は!まさか、2人で...」

「何言っているのよ、アリア!!そんなわけないでしょ?」

「ふふっ、そうだな〜」

「ーっ!!あぁー!!もう!アリアの馬鹿っ!!」


アリア姐さんの暴走をラフィーヌが止めているといった感じだな。

仲良くてよろしい。


「ところで、2人は何処に行ってたんですか〜?」

「そう、あたしたちは村長に錬金物を渡して、村長から赤黒いオーラの情報を貰ったの!」

「何!!それは本当かーッ!?」


ラフィーヌの赤黒いオーラという言葉が姐さんの耳に入った瞬間、顔色が変わり、今までのようなのんびりとしたホノボノな姿ではなく、真剣そのものの調査隊隊長のアリア・ファンフィール・ネイサがいた。

この真剣モードでキリッとしている姐さん....かっけぇなぁ。

よし、俺もキリッといきますか!


「あぁ、ラフィーヌの言うとおり。村長が言うには隣の国でその事について聞いたことがあるとの事だ。」

「隣の国.....ヒィジムか!!ウル!!今すぐ向かおう!!」

「おう、そのために戻ってきたんだ!!」

「じゃあ、次の目的地はヒィジムですか〜?」

「その通りよ!」


俺たちの意見は一致したらしく、みんな次の目的地に行くという事に反対するものはいない。

俺らの団結力はなかなかのものだと俺は思っている。

その団結力で、ドラゴンを倒すことも出来たしな!!


「あら、何やら騒がしいと思ったら」

「お、サヤか!!」

「どうやら、次の目的が決まったようね?で、何処にいくの?」

「隣の国のヒィジムですよ〜!私たちはそこで赤黒いオーラについての情報を集めるのです〜!!」

「なるほどね、面白そうじゃない!!」


たむちゃんの説明を聞いて、本当に心底楽しそうな笑顔を見せるサヤ。

その様子からラフィーヌは笑いながら思ったことを声に出した。


「あれ、もしかして、サヤも一緒に来たくなった?」

「え?私?」

「いいよね?ウル?」


確かにサヤの魔法はとても幅広く使えて凄いものだ!

サヤ自身のキャラもいいキャラだと思う。

だから俺は...


「おう、歓迎するぜ、サヤ!!」

「うーん....」


サヤは手を口元に当てて、考えているようだ。

それもそうだろう。

冒険ってのは楽しいばかりではない。


危険な事が多くあり、常に命の危機感が隣にあるといった状態だ。

しかし、その分、仲間との信頼感、友情が芽生える。

宝を探すワクワク感!

クエストをクリアする達成感!!

それらを全てひっくるめたのが冒険だ。


「どうだ?サヤ。一緒に、こないか?」


サヤはどうやら答えが決まったらしく、満面の笑みでその答えを告げる。


「ウルたちとの冒険は楽しそうね!!.....だけど、私にはまだ、この村でやる事が沢山残っているの。だから、私はこの村に残るわ!」


「わかった!サヤが決めた事だ!!」

「ほ、本当にこないんですか〜?」

「えぇ。でも、また、この村に来てね!!」

「あぁ、またその時はお世話になるよ!じゃあ、俺たちはこれでヒィジムへ向かうよ!!」


俺、たむちゃん、ラフィーヌ、アリア姐さんはサヤの方へ振り向き別れの挨拶をすることとなる。

更なる場所を....

ヒィジムを目指して!


「じゃあな!!」

「サヤー!!元気でね〜!!!」

「バイバイですよぉ〜!!」

「また!!」


「えぇ!!また、会いましょう〜!!」


お互いの姿が見えなくなるまで、手を振り続けたのだ。

出会いと別れ。

それは平等に訪れるものだ。

辛いものもあるかもしれない、しかし、それでも、また会えることを望んで、笑顔で別れを告げるのだ。


「ウル、ルシュタム、ラフィーヌ、アリア。私も、きっといつか....冒険者になって....いつか、どこかで会いましょう。」

ヒィジムへ向かって、ウルたちはきっと、どんどん冒険するんだろうな...

私も、きっと....


後書き担当 サヤ


キャラの色塗りに入りましたぁ、ようやく!!

キャラのデザインの話何ですけど、焼き鳥の都合で少し変わっているです!!

申し訳ないです!!


実際に、4人並べてみて、色が被っていたり、キャラが被る事を確認してしまったためです!!

集合絵?が書き終わったら、現在の挿絵も、改良しようと思ってます!

ですが、これは...時間かかりますわw

背景も頑張ろと思ってます(飽きなければ)


さぁ、次回は、ヒィジムという国へ向かいます!!

ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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