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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ドラゴンとの決着では

ウルの策とは!?

そして、ドラゴンとの決着!!

「その考えとはいったい何だ!?」


アリア姐さんが興味深々といった様子でこちらを見ている。

教えますか?

はい!


俺は眉毛と目の距離を頑張って近くにし、出来るだけのドヤ顔を保ちながら語り始める。


「あのドラゴンの技は確かに強力だ。あの威力の元となるのはあの天空からの突撃だろう。...ここまで言えばアリア姐さんなら分かるだろ?」

「あぁ、わかった。その作戦で行こう!」


流石、アリア姐さんだ。

俺の言いたい事を全て理解したような顔だ。

調査隊隊長として戦ってきた事で身についた情報適応能力といった所か。


そんな中、何を言っているのか理解出来ていないような雰囲気を漂わせるたむちゃんが口を開く。


「ウル〜、つまり、どーゆー事ですか〜?」


そう、その言葉を待っていた!!


「つまり、ドラゴンの翼を落とすんだ!!あのドラゴンが飛べなければ、もはや敵じゃない!!」

「な、なるほどですよぉ〜!!」

「全く、これくらいの事も分からないの?たむは。あ、あたしは当然、わかっていたわよ!!」

「ラフィーヌ、知らなかったって顔してたわよ?」


『ガアァァァァァァァァァァァァァーーーッッ!!!!!!』


俺たちの会話に割り込むようにドラゴンの叫びが響き渡る。

それもそうだろう。

自分の渾身の一撃を回避された上、自分の存在を無視して話を始める者がいるとしたら俺でもイラッとくるぜ!


「どうやら、そろそろケリがつきそうだな!!俺たちの策が勝つか、奴の技が決まるか........勝負だ!!」


『ヴゥゥゥゥゥゥゥ....アァァァァァァァァァァァァァーーーッッ!!!』


ドラゴンは上を向いてゆっくりと回転を始める。

その際に口には紅蓮の炎を宿しながら熱を蓄えつつある。

なるほど、二度目のあの大技を繰り出そうと言うのか。

だが、残念だが、それは読めている!!


「喰らいなぁぁぁ!!!『(トラップ)・ハサミ落とし』!!!」


俺は六角形の形をした罠をドラゴンに向けて投げつける!!

しかし、俺の投げた勢いだけではあのドラゴンには届かない!!

確かにドラゴンの方へ向かってはいるのだが、距離と速さが違う!!

だから...


「ラフィーヌ!!あの俺の罠を狙ってロケットランチャーを撃て!!!」

「えぇ!?....わかったわ!!ッッ発射!!!」


ラフィーヌは1度は驚いたものの、どうやら俺の言っている事を理解したらしく、スグに2mほどのロケットランチャーで俺の罠を狙う!!


「たむちゃん!!あのロケットランチャーの弾と俺の罠に『魔法・加速(アクセラレーション)』を付けてくれ!!」

「了解ですよぉ〜!!『魔法・加速(アクセラレーション)』!!!」


たむちゃんは右手を空に向けて魔法を発動した。

その加速魔法を受けた俺の罠とロケットランチャーの弾は遂にドラゴンを追い抜き、丁度ドラゴンの真上の所まで追いついた!!


『アァァァァァァァァァァァァァーーーッッ!?』


「気づくのが遅いんだよ!!『(トラップ)発動』!!!」


俺の叫び声に共鳴するかのように!

それに反応を示すかのように!

罠が発動する!!

ドラゴンの頭上の罠が爆発を起こし、少量の煙を起こす!!

その煙が消えると同時に、あの小さな罠から出てきたとは到底想像がつかないほどの大きなものが現れた。


「あ、あれは!!」

「巨大な...ハサミ?」


その見た目はハサミの刃の部分のようであるが、片方の刃の部分だけ異常に発達しており、厚みがある!!


「カイオシャの時の蟹の手のハサミですよぉぉ〜!!」


そう、蟹のハサミだ!!

あのカイオシャの時に戦ったレフトクラブの左手のハサミだ!!


も、もちろん、俺は一匹しか倒してないため他の降り注いでいるハサミはラフィーヌやたむちゃんが倒した蟹の部位であるが...

こまけぇことはいいんだよ!!


『アァァァァァァァァァァァァァーーーッッググググッッ!!!』


そのハサミたちはドラゴンの鱗を突き破り、見事皮膚まで入り込む!

そして、両方の大きな翼も貫かれ、そのまま重力に従い地面へ落ちていく。

地面に落ちると同時に炎が上がる!!

そう、必殺技の準備をしていた状態で落ちたため集めていた炎が溢れ出したのだ!!


「つまり、ドラゴン自身の技で勝つのだ!!」

「ほ、本当に...今度こそやったのか!?」


ドラゴンは背中と翼がカニのハサミに貫かれて地面に倒れている。


俺たちはそのドラゴンに近づいていく。

ドラゴンにはもう、先ほどの威勢は無く、呼吸をすることも無い。

結論から言うと、俺たちの勝利だ。


「う、嘘...本当に、ドラゴンに勝っちゃった!!」

「や、やったーですよぉぉお〜!!凄いですよぉ〜ウル!!」


ついに、ドラゴンに勝つことができた。

あの、ドラゴンに!


「そうだ!ドラゴン。いい戦いだった...お前の分まで、俺は生きる!だから、少し、俺に力をくれ!!」


俺はゆっくりとドラゴンに近づき、ドラゴンが本当に息絶えているのを確認してから牙を1本と尻尾を頂く。

そして、本来の目的を思い出し、ラフィーヌに問う事とする。


「ラフィーヌ、そういえば、資源か素材か...揃ったのか?」

「えぇ!!あたしが欲しいものは一応ね!!」

「よし、揃ったなら、サヤの村に戻ろうぜ!!」

「私も疲れたですよぉ〜!!」

「おっけ!じゃあ案内するわ!!」


俺、たむちゃん、ラフィーヌ、アリア姐さん、サヤはそのまま、ゆっくりと鉱山を降りていく。

帰り道では特にモンスターと出会うこと無く安全に村に帰ることが出来たのだ。






鉱山の頂きでは、ドラゴンにカニのハサミが何個も突き刺さっており、もうそのドラゴンは身動きすることがない。

そこへホワイテス・ヒヒザルが数匹、集まってくる。

その集まった猿たちの中で誰があのドラゴンに近づくかを決めて、一匹がドラゴンへゆっくりと近づく。

つん、つん、つん。と怯えながら足でドラゴンの生死を確認する。

それを受けてもなおドラゴンは反応をしなかった。


『フォッフォッギョォォー!!』


その近づいた一匹はそのドラゴンが息絶えていることを知り、仲間達に伝える。

その事を確認できたため、猿たちがドラゴンの周りを囲み始めた。

自分たちの巣へ持ち帰ろうとしているのだろう。


すると、空に異変が起こり始めた。

妙に周囲が暗くなってくる。

猿たちはその事に少しの間、騒ぎ始めたが、すぐにドラゴンを運ぼうとする。

その少しの間、ドラゴンから目を離した瞬間にドラゴンは赤黒いオーラを身にまとい始めていたのだ。

しかし、それに猿は気づくこともなく...


『ヴガガアァァァァァァァァァァァァァーーーッッ!!!!!!』


ドラゴンは爪や牙で最も近い一匹の猿を攻撃する!!

たった一撃だったがその猿は地面に倒れこむ。

その様子で猿たちは次は自分たちが殺されると悟る!!

ドラゴンは猿たちを睨みつけ...

ドクンッドクンッと身体を動かし始めた!!

その動きに合わせて新たな翼が生えてきたのだ!!

第3、第4の翼が!!


『ヴヴアァァァァァァァァァァァァァーーーッッ!!!』


そして、その翼で天空の彼方へと飛び去っていった。

猿たちは自分の命が助かったと理解した後、倒れ伏せている仲間に近づく...


『フォギョ?』

『フォッフォッ?』


なんと、仲間たちの呼び声に答えるかのように、倒れていた猿がゆっくりと目を覚ましたのだ!!

そして....


「ヴヴァァァギョォォォォぁーーーーッッッ!!!!」


かつての仲間達に襲いかかる!!赤黒いオーラを宿して....

倒れていたハズのドラゴンが赤黒いオーラを纏い蘇った!!

そして、攻撃を食らった猿も赤黒いオーラを!!

赤黒いオーラの招待とは!?

まだまだ、謎が出てきます!!

次回、謎の真相を求め、更なる場所へ!!


ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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