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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ボス猿との戦いの開戦では

ボス猿との戦い

開戦です!!

「くっ!!」


ボス猿の圧倒的な風格を前に俺は自分自身がとても小さく思えた。

ボス猿は15mは余裕で超えているであろう大きさであり自身に満ちたその様子からするに強者であるということが予想される。

その恐怖にも似た感情から一つの言葉が現れてくる。

こいつには...勝てない!!

圧倒的な力を前にしたウルはその場に立ち崩れるしかないのか...

今までの戦いとは何だったのか...


戦い?


瞬間、俺の脳裏に先ほどの無双タイムの時の高揚感が流れ込む!!走馬灯のように!!

何匹もの猿を相手に、怯むことなく倒している俺の姿を!!

相手が強い?

ならむしろ、そいつを打ち倒してこそ、真の冒険者ってやつだ!!

俺は冒険者としての誇りとプライドにかけて、奴を倒す!!!


「そ、そんな!!ウルは正面から立ち向かうの!?」

「あぁ、俺がヤツを倒す!!」


そう、俺はそのボス猿に向かって1歩ずつ歩み続けている。

自分自身に誇りを持って!!

そうさ、俺は今まで頑張ってきた!!


『グゴギョガァァァァァァァァアアアーーッッ!!!!!』


まるで大地までも揺れているのではないかと思わせるほどの雄叫びをボス猿が上げる!!

その雄叫びに誰もが驚いただろう。

だが、しかし、俺はそれでも止まらない!!


「俺はこんな所じゃあ、止まれねぇ...止まらねぇ!!ラフィーヌが...仲間が待っているんだ!!俺の前にコイツが立ち塞がるのなら、俺は、コイツをなぎ倒して行く!!」


俺の進むべき道に終わりはない!!

鉄の意志と鋼の強さを持った俺は、もう何者にも止めることはできない!!

俺には勝つこと以外は考えられない!!


そして、遂には目の前までボス猿に近づいていた。

その圧倒的な威圧感を放つ巨大な身体で太陽が影となって隠れる。

今の俺は影に飲まれている。

しかし、俺も負けないように、眼力を出し、威嚇の如く目と眉の距離を狭めるのだ。

俺とボス猿の周囲に風が吹き起こる。沈黙の風だ。

それはまさにこれから起こりうる戦いの開始の合図のようでもあった!


「さてと。そろそろ、行くぞぉぉおおおお!!!!」

『ガァァァァァァァァアアアーーッッ!!!!』


さぁ、狩りの時間だ!!

俺は自分自身に気合いを入れて剣を振るう!

先攻は俺だ。

剣でボス猿の腹を狙って、左足を軸に遠心力を生かした回転斬りだ。

しかし、ボス猿は俺の攻撃を読んでいたかのように、地面を叩き始める!!


「ウル、危ない!!!」

「うおっ!!!」


その発生した振動によって、軸足がブレて俺は身体のバランスを崩した。

攻撃が失敗となったが何とか持ちこたえて倒れずにいれた。

しかし、油断するスキを与えてくれるほど、ボス猿は甘くはない!!

ボス猿は俺を叩きつけようとその巨大な拳を頭上から振り下ろす!


『グゴギョッッッガァァァァァァァァアアア!!』

「ふっ、そうはいかんぞ!!」


上からくる!!

つまり、俺は上に剣を構えるだけでいい!!

そうすればボス猿が勝手にその剣を殴り...


などと思っている俺は、あまりにもなく甘かったのだ。

俺が上に剣を上げた瞬間、左右の横腹から同時に苦痛が走る!

そして、俺が宙に浮いていることに気づいた。

いや、正確にはボス猿に捕まったのだ...


『ガァァァァァァァァアアアーーッッ!!!!!』

実はですね...また、間違って消してしまったんですよ!!

ですから急いで打ちましたが、所々またおかしな文で...


あ、明日からテストが始まるので...

テストが終わるまでは更新がないです!!多分。すみません!!


捕まえられたウルは、どのような行動にでるのか?....それは次回です!

ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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