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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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白い猿たちとの戦闘では

あ!野生の白いお猿さんが飛び出してきた!!


→戦う

逃げる


「な、なぁ、サヤ...あのお猿さんたちって...勿論、大人しいよな...?」

「危険なモンスターが少ないはずだけど....大人しいモンスターなら岩を投げて来たりしないわよね....?」

『キョッキョッキョッフォギョォォォォーーッッ!!!!!』

「「あぁぁぁぁぁぁぁああーーー!!!!」」


白い猿たちは何処から用意したのか直径1mほどの球体...いや、球体というには凸凹が多すぎる。そうあれは岩だ。岩を次から次へとこちらへ投げ込んでくる!!

投げられた岩は下り坂の道にしたがって、加速して落ちてくる。

何個も何個も。

地面にぶつかるたびに、岩が弾み砕かれてながらこちらへ向かってくる。

これにぶつかると、明らかにやばいのは俺でも分かる!!

つまり逃げるっきゃない!!


俺たちはその下り坂を利用して加速して逃げる!

坂を降りている時は必ずと言ってもいいほど、足がもつれそうになるがそれでも維持で持ちこたえる!

死にたくないからだ。

そして、風が異常に多く感じる。

風?そうか、鉱山の高いとこで風が...

!!


....


やぁ、久しぶり。

崖くん。


「ぎぃぃいやぁぁぁぁぁぁぁあ!!!落ちる落ちる!!やばいやばいってぇぇ!!!」

「ウルゥ!!!」


向かい風が身体全体に吹き上がる!

しかし、その風は俺が崖から落下するのを防ぐには弱すぎる風である。

高い場所から見るととても広いですね...

どこまでも地平線が見えます..。

皆さま、今まで本当にありがとうございました。こんな形ですが、ウル・ファントムの冒険は...


「『魔法・空中飛行(フライ)・短』!!」


おっと?

おっと?

おっとっと?

俺の身体が急にふわっと軽くなったと感じた瞬間、俺は落ちる目の前の所まで戻ったのだ。


「あ、あ、あ、あ、ありがとう!!サヤ!!」

「危なかったわね!!無事でよかった!!」

「さてと...」

『キョッキョッキョッ!フォギョォォォォーーーッッッ!!!!!!!』

「反撃開始と行きますかぁーーッッ!!!!!」


自分自身に気合いを入れるために雄叫びをあげてさの白いお猿さんに向かって走っていく!!


「ウル!何か作戦とかあるの!?」

「俺が前衛として出るからサヤは後ろから援護を頼む!!」

「分かったわ!!」

「フォギョォォォォ!!!!!」


一匹の白い猿が飛びかかってくる!!

大きさは2m弱といった高さだが、強力な猫背であるため、目線の高さは俺と大差はない。

そして以上な程までに伸びた鉤爪が襲う!!

だがな、どんなに強力な武器を持っていても、見え見えなんだよぉ!!


「弱い!弱い!!弱ぁぁあああいいっ!!!!」

『フォギョッッッギョッーッッ!!』


俺は見事、猿の攻撃を剣でガードし、その勢いを残したまま、カウンター攻撃を行う!

ふっと剣の勢いを殺し、横に一回転をする。

その際に左足を踏み込み足として軸にし、回転を起こす!

剣が猿にぶつかる際に俺の全体重をかけて斬りつける!

斬りつけられた猿はその場にドサッと倒れ込む。


「す...凄い!!」

「俺はなぁ!!今の今まで、絶対絶命の状態を何だかんだ言いつつ乗り越えてきたんだ!!!その俺がお前ら如きに負けるわけないんだ!!!」

『フォ、フォ....!ギョッキョッキョッキョッ!!!!!』


白い猿が何匹も束になって襲いかかる。

四方八方に俺は囲まれている...

だが!

それがどうした!?

猿どもの鉤爪による攻撃を鮮やかに華麗に美しく回避する。

スッ...サッ...と。


「フハハ!!モンキーが人間に勝てるか!!!戦略もないお前らは一生、猿なんだよぉおぉ!!!」

「え?どうしたの?ウル?」


完璧!!

強靭!無敵!!最強!!!


途中で何匹かの猿たちは山の奥へと逃げていったが、どうやらこの俺の恐ろしさと素晴らしさ。

崇め称えるべき崇高なる王者であると言うことに猿でも気付くことができたようだな!!


「ふっ...すまない。久しぶりに本気を出すところだったよ...」

「そ、そう....」

『グギョッッゴォォォォオオオオオオオオオオオオーーーッッッ!!!!』


どうやら、あの猿どもがボスを呼んで来たらしい。

それがどうだと言うのだ。

あんな弱かった猿のボスなんざ、たかが知れている...


瞬間、鉱山中が全てが揺れ、足場が不安定になり始め出した。

ウルとサヤはその揺れの原因を確認しようとすると...


「へ?」

「え?」


まず、見えたのは5匹程の白猿だ。

しかし、その後ろには巨大な大猿が存在していた。

そして、両手が...

俺らでいう上腕二頭筋や拳が異常発達していて肥大化している。

その拳は俺より大きいです...


「これは失礼しましたー」

『グギョゴゴッゴォォォオオオオオオオーーーッッッッ!!!!!』

あらっ、現れてしまった巨大な白いボス猿!!

雄叫びを上げて威厳を表す!!

無双タイムは早くも終了したのか!?

そして、生き残ることができるのか!?

それは次回になります!!


ではっ、ゲ砂焼き鳥でした!!

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