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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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木の家の料理では

さぁ、料理の時間だ!(`・ω・´)キリッ


まず、料理を始める前にする事がある。

手洗いうがいだ。

もし、しなければ俺についているかもしれない細菌が増殖する可能性があるからだ。

それを防ぐ目的でするのだ。

そのはずです。......多分。


「あれ?ウルはエプロン着ないの?」

「何!?エプロン...だと!?」


俺は声のする方へと振り向くとその声の主はサヤだった。そのサヤはと言うと、オレンジ色のエプロンを着ていたのだ。


「いつのまに!?というか、サヤ似合っているな!!」

「本当?ありがとう!!」


サヤは元気に反応して早速、手を洗い始めた。

元気な子はショートヘアーでオレンジ色が似合うという俺の勝手なイメージがある。

まさにサヤそのものだ。

元気の象徴と言ったところか。


「ウル、私はどうだ?」

「アリア姐さんも着て......ってえぇ!!!」


俺はアリア姐さんの声のする方へと向いた。

アリア姐さんはピンク色のエプロンを着ており、胸の所がハートの形をしていて、白のシュシュがついている。

プリティーでキュートなエプロンだ。

だが、俺が驚いたのはそこではない。

確かにアリア姐さんもエプロンは着ていたのだが...

いや、....そのエプロンしか着ていなかったのだ。

いわゆる、はだ....


「似合って...いるか?」

「えっと、その...似合っているっちゃあ似合っているけど...いや!!着ていた服は!?」

「エプロン...とは、こう着るものでは無いの...か?」

「違うよ!!」

「違うのか〜でもまぁ、時間が無いしこのまま料理しよう...」


顔を伏せて落ち込んだ様子を見せつけながら、チラチラとこちらを見て反応を伺っている。


「ん、ま、まぁ、確かにアリア姐さんの言うとおりで時間が無いわけだし...始めるか」

「そうだな。じゃあ、私は...」


姐さんはわざわざ俺の前にきてお尻を見せつけるように振って移動する。

無論、俺は何だかんだ言いながらガン見している。

無駄な肉は無く引き締まった感じだが、それが逆にエロスを漂わせている。

光の光沢が発生し、俺の目線は一点集中し...

っと、これ以上はやばいっです。

はい。

という訳でキッチンに立ち料理を始めよう。


「あ、ウル、そこにある油取ってー」

「りょう..かーい。はいよー」

「ありがと!」


こっちの世界にも、やはり元の世界と同じような調味料が存在している。

見た目も形状も同じだ。


「サヤが肉を焼いているようだから私が卵を用意しよう。」

「ありがとう!!」


フライパンで焼いている肉から肉汁が溢れ出しジュワーという音をたてる。

こおばしい匂いが発生する。

そこにアリア姐さんが卵を落としていっている。

すると白身が硬化し、肉とくっつき始める。

卵を落とした後にアリア姐さんは、俺が野菜をみじん切りにしているのを手伝ってくれた。


「よし、そろそろ良いかな!じゃあ、お皿に入れて行こう!!」

「了解した!!」


お皿にベーコンエッグ、そして、俺とアリア姐さんが切った野菜にマヨネーズを付けて完成だ。

料理が出来たためその事を大人しく待っているラフィーヌとたむちゃんに伝え、出来た料理を運ぶ。


「おお!!待ってたですよぉ〜!!」

「ささ、どうぞ召し上がれ!!」

「「「いただきます!!」」」


全ての食材の用意ができため早速食事を始める。

メニューは先程述べたように、ベーコンエッグ、野菜、そして、サヤがあらかじめ作っていた味噌汁と白米だ。

朝食の朝にぴったりのメニューだと思う。

まずは、ベーコンエッグだ。

口の中へと入れ、ゆっくりとそれでいて確実に噛み締める。

!!


「美味い!!口の中に広がるベーコンの肉汁と卵特有の味がいい感じに混ざりあっている!!」

「美味しいですよぉ〜!!」

「うん、美味しい。」

「...!!!」


全員、その味に満足した表情をしている。

その中で特にラフィーヌは喋る事をせずただひたすらにガツガツと食べ続けている。

まるで流し込むかのように。

そして、すぐに食べ終わり...


「サヤ!!おかわり!!」

「はいはい、大盛りね?」

「そう!!」

「おいおい、ラフィーヌ。そこまでお腹空いていたのか!!」

「ふふ、よく食べる子は成長するとは聞いたことがある」


サヤから白米を貰ったラフィーヌは更にそれを白米のみでも食べる。

俺も白米だけでも一応食べれはするがラフィーヌはもしかしたらそれ以上かもしれないな...

ん?...


「そーいえば、サヤはラフィーヌの事知っていたのか?」


そう、サヤはまるでラフィーヌの事を始めから知っていたかのような喋り方だったのだ。

俺の問いに対してサヤが答えた。


「あぁ、私とラフィーヌはよく小さい頃に遊んでいたのよ。」

「なるほど、だからか!!ラフィーヌの親父さんがよく出かけるって行ってたなぁ。その時にって所かな?」

「ふー、食べた食べた。そうよ、あたしのパパとサヤのパパが仲良いのよ。」

「もう食べ終わったんですか〜!?」


そう、たむちゃんの言ったようにもう既にラフィーヌは食べ終わっていた。

であるため、俺も...俺たちも急いで食べる事とする。

さてと...そろそろ本題に入るか


「所で....ラフィーヌ。昨日、どうしたんだ?」

「え...気づいてたの?」

「気づいて無いと思ったのか?」


とカッコつけましたが、気づいてませんでした!

全然!!

ただ、シンプルに昨日どうだったか聞きたかったんだが、あんな反応したからには何かあるって訳だな。


「えっと、実は...」

次回、ラフィーヌに何があったのか!?その謎が明らかとなる!!

予定です☆


今日、遊戯王の堕天使イシュタムを描きましたが、時間が経ってみると違和感が出てきたのでキットイツカ直そうと思います。多分!

Twitterに出しているので見たい人はどぞ。


では、ゲ砂焼き鳥でした!!

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