試作品の罠爆弾では
男にしか分からない苦痛を受けたウルは怒りのままに!!
『ーアァァァァァァァァ...?』
「とうぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は憤怒の如く、怒りに身を任せ、雄叫びを上げて突撃する!!
その俺の怒りと哀しみにヤポールは気づいたらしくこちらを見て声にもならない音を上げて唸っている!
「まずは、こいつを受け取れぇぇえ!!!!」
俺は叫びながら筒状の物を投げつける。
見た目としては卒業証書を入れるものにとても似ているデザインをしている。
最も、その卒業証書について知っているのは俺くらいだろうが...
投げたそれは回転を繰り返しヤポールへと向かう。
ヤポールは...と言えば目障りな虫を追い払うかのようにレイピアを振った。
レイピアは見事その筒を真っ二つにした。
『ーッッアァァァァァァァァァァ!!!!』
「掛かったなぁ!!罠、発動!!!」
切り裂かれた筒から煌めくものがヤポールに向かっていく!
勿論、ヤポールはそれを断ち切ろうとレイピアを振る。
しかし、ヤポールの剣技を受けてもビクともせず、ただ、ただ、ヤポールを包み込む。
鉄の網がヤポールを覆いかぶさったのだ!
ヤポールの頭から包み、足元で鉄の網を結ぶと言った形だ。
そして、下の結び目には半径20cmほどの重りがつく。
『ガガガガァァァァァァアーーッッッ!!!』
「この罠は、鉄の網で敵を捉え、重りで動きを封じる罠だ!!本来は地面にいる相手に使う罠なんだが...空中にいる敵にした場合はどうなると思う?答えはその重りによって強制的に地面に落とされるんだよ!!!」
ヤポールを包む鉄の網はそのまま重力に従い地面へと落下をする。
その状態でも無理に飛び上がろうとしているため、鉄の網はヤポールの肉に組み込みながらも無理矢理に引っ張っている。
所々、皮膚が切れているところもある。
『ガガガァァァァァアーッッガァァァァァアーッッ!!!』
ついに地面にへと叩き付けれられる!!
瓦礫の中に叩きつけられ、煙が巻き上がる!!
そして、誰もがその煙から己の目を隠して守るだろう。
しかし、ウルは違った!!
走る!
駆ける!!
更なる追撃を狙っているのだ!!
「これで終わったと思うなよ!!罠爆弾だ!!」
俺は更にヤポールが落ちた場所へ黒い球体のようなものを投げる!!
球体のようなもの...とは、球体にリング状のものがついたものだ。
そのリングは投げる前に抜く。ピンとも言った気がする。
そう、爆弾だ。
しかし、ただのグレネードではない!!
爆発の後、大量の小型化された罠が辺り1面にばらまかれるのだ!!
ちなみに、ここに来る前の船にて作った試作品である!!
爆発音が大きく鳴り響くと同時に小型の罠が大量に降り注ぐ!!
罠は敵にぶつかると爆発し、踏むと爆発.....
どうだ!!爆発地獄だ!!
ギギギィィィ....
「お、おい!ウル!!」
「ば...馬鹿な!!あの爆発で!?しかも、20は超えている数だぞ...!!!」
『ーッッアァァァァァァァァァァ!!!!』
所々に傷を受けていながらも重りを引こずりつつ歩み続け、ウルとアリアへと近づく。
「ウルの小型の罠が不発だったのか?」
アリア姐さんの考えは一瞬にして打ち砕かれる!
ヤポールの歩く際に足元で爆発がいくつも鳴り響いていたのだ!!
つまり....
「小型化しすぎてダメージが少ないって訳かぁぁぁぁぁ!!!!」
これは次の課題だなぁ...
アイデアは良かったんだが...
いや、今はそれ所じゃない!!
『ーーッッ!!!!グガッガッガァァァァァァァァアアーッッッ!!!!!』
ヤポールは目を緑色に光らせ、禍々しい雄叫びを上げる!
どうやらヤポールも怒り状態のようです!!
アリア姐さんと力を合わせてヤポールを打ち倒す事が出来るのだろうか!?
それは次回になります!!
ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!




