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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ラドとアリア姐さんでは

隊員であるラドが襲いかかってきてピンチとなっている!!

ラドの謎現象とは!?

「ラ、ラド!!!」

「アリア姐さん...こいつはもう姐さんの言うラドじゃないよ!!」


ラドのだらんと垂らした腕が、無理やり上げ、振り下ろすというデタラメな剣技で切りかかってきた。

その動きを偶然にも俺だけが読むことができたので、剣で向かい討つという、まさに鍔迫り合いという状態となっている。


しかし、それも一時的なものでしかない。

剣の大きさが違い過ぎるのだ。

ラド?はとても大きな大剣である。

それに対して俺はラケットほどの大きさの剣。

重さを利用した大剣の攻撃をいつまでも防ぎ切れるものではない。


『アァァァァァァァァァア......』

「ぐっー!!このままでは!!」


やられる!!

俺は剣で押しているのをふいっと力を抜いて鍔迫(つばぜ)り合いとなっていたものを緩める。

それによって、力の向ける相手を無くしたラドの大剣は敵がいないにも関わらず同じ軌道を通る。

その先は地面であるため、そのまま突き刺さる。

深さは20cm以上となっている。


「あ、危ねぇぇ...受け流しは始めてしたが、何とか上手くいったか...しかし、何という破壊力!!」

「変態狼!!危ない!!」

「しまっ....!!!」


ラフィーヌの叫び声が響く

ラドの横からの斬撃

それに気づくことができなかった


キーッッッンーーッ!!!


「アリア姐さん!!」

「ぐっ!思い出せラド、私だ!!アリア・ファンフィール・ネイサだ!!」


ラドの攻撃を今度はアリア姐さんが防ぐ

アリア姐さんは剣というよりかは刀というものだ。

深い青色とも紫とも言える色の刺々としたやや禍々しい刀である。

白のラインがあるデザインだ。


『ーッッアァァァァァァァァァァァアアア!!!!』

「ラド...実に...!!重いじゃない...か!!」

『ーーッッアァァァァァァァ!!』

「全く....っん。...どうして...あのモンスターと同じ、赤黒いっオーラを出しているんだっ?....っぐ、どうして...普段、穏やかなラドが...んっっぐ、こんなに...」

「アリア姐さん....」


そう、ラドからは赤黒いオーラが不気味に漂い始めた。


あのオーラは、まさに......


アリア姐さんの瞳から次々と雫が頬を通り地面にへと落ちていく。

かつての仲間が...

生死を賭けた戦いを、激戦を、共に切り抜けてきた仲間がこんなにも無様な姿となってしまっている事への悲しみと苦しみ。

そして、仲間のために何もできなかった事への懺悔からなるものだ...

しかし、もう苦しませない!!


「許せ....ラド!!!」


アリア姐さんはラドの心臓を貫いた...

なるべく、そのままの姿でこの世を去るように...


「...心臓を一瞬で!?」

「お、終わったのですか〜?」


ピクッ!!


『...アァァァーッッ!!!』

「そんな...バカな!?心臓を突いたのに!!」

「心臓の位置からズレていたの!?」


いや心臓の部位は確かに貫いている。

にも関わらず、動き続ける。

これは...

アンデット...!!!

ゾンビの弱点は...


「アリア姐さん!!頭だ!!早く頭を狙うんだ!!!」

「いや...出来ない!!!頭は...出来ない!!!」

『ーーッッグッアァァァァァァァァァァ!!!!!!』

「アリア姐さん!!」

「いや...いやぁぁぁあ!!!!!」

「ぐっ!!!」


俺は剣でラドの頭部を破壊したのだ。

貫かれたラドはその場に倒れ込み息絶え、灰となって消えた。


「あ、あぁ、あぁ...」

「アリア姐さん...」


アリア姐さんはうつむき、地面に顔をかがめ震えている。

しばらくして、何度も何度も荒々しく深い呼吸を繰り返し、自分を無理やりにも落ち着かして顔を上げる。


「......すっ、すまない、少し取り乱したが....もう、大丈夫だ。頭部だな...頭部を破壊すれば...いいんだな。」

「アリア姐さん...無理なら...俺たちが...」

「...いや、私も葬ろう。もう、モンスターと化してしまっていても...隊員の最後を見届けるのが...隊長の仕事だ...」


明らかに無理を言っているのが俺でもわかる。

目線は常に下を向き、やや虚ろな瞳となっている。

しかし、このように頑張ろうとしている人を俺は止めることは出来ない...


「分かった。でも、俺たちもなるべく助けるよ」

「助けるですよぉ〜!!!」

「力になるわ!!」

「ありがとう...」


瞬間、巨大な爆発音が鳴り響く。

直接伝わるその音は耳鳴りを思わせる

音としては俺らが宿屋で聞いた音と同じものだろう。

しかし...

その音は西側と東側とでなんと2箇所から聞こえてきたのだ


「今、2つほど爆発したようだけど?」

「何!?ラフィーヌの言っていることが本当ならこれは...」

「あぁ、やむを得ん。二手に別れる必要があるな。私とウルで西側の方へと向かう。だから、ラフィーヌとルシュタムは東側へと向かってくれ!!」

「「了解!!」」

「ですよぉ〜!!」

苦戦しつつもなんとかラドを倒せたが、まだ町を救った訳ではない。

同時に2箇所で爆発が起こる!!

次回は二手に分かれての戦闘となります!!

ウルとアリア ルシュタムとラフィーヌ で敵を倒しに行きます!!


では、ゲ砂焼き鳥でした!!

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