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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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蟹討伐後の宴では

蟹を討伐した後の宴となります!!

その宴の後には...?

カイオーシャ!!

宴!!!

そして蟹!!

現在、俺たち1行の活躍により蟹さんの討伐に成功して無事に漁ができるようになった!!

と、言うわけで俺たちのために宴が始まっているのだ。

...ん?俺たちの活躍な。う、嘘は言ってないぞ、俺たち....


「ガッハッハッハッハッハァ!!!!いやぁー、しっかし、お前らには本当にたまげたなぁ!!!」

「困っている人がいたら助けるのは当たり前ですよぉ〜!!」

「...ん。あたしも蟹の甲殻がいい錬金素材確保になったわ!」

「ほー!!姉ちゃんは錬金術師なんかぁ!?ちっせぇのに偉いなぁ!!」

「ちっさくないわよ!!」

「....」


まさに海の男といった感じだな。大胆不敵で何事も恐れず豪快。しかも、まだ、お昼ぐらいなのにも関わらずお酒をガバガバと飲んでいる。

ラフィーヌは蟹をとにかく食べまくっているって感じで食べながら答えている。

小さいのを気にしているのだろうか?

そして、テンション高いまま話しを続ける。


「錬金術...。あのドデカイやつを出したのもその錬金術ってのか!?」

「いや、あれは精霊よ..」

「精霊!?せ、せ、精霊使いでもあるってわけか!!とんでもねぇなぁ!!ちっせぇのに」

「ちっさくないわよ!!」

「ガッハッハッハッハッハッハッハ!!!で、隣の姉ちゃんは魔法使いか何かか?」


そう言って話す相手をたむちゃんへと切り替える。

まずい、この流れは極めてまずい...

たむちゃんは笑顔でその質問に答える


「いえ、私はヴァルキリーですよぉ〜!!」

「ヴァルキリー!?こりゃあすげぇ!!どおりで魔法使いにしては武装してるなぁって思ってたんだ!!」


まずい...


「照れますですよぉ〜〜!!」

「とんでもねぇ、エリート集団だなぁ!!ってことは、にぃちゃんもスゲェのか!?」


....

きちまった


「え..と。俺は...ハンター...です。」

「ハンターか!!ならモンスターの動きを読んだり、罠作ったりしてるってわけか!!モンスターの狩り専門ってわけだな!!!」


...あれ!?

意外と褒められてる!!


「まぁ、そんな感じですかね」

「なるほど、やはりあれはハンターの動きだったってわけか!!ガッハッハッハッハッハァ!!!!そーいや、お前らはランクはどのくらいなんだ?」

「私はSRですー」

「あたしもSRよ」


え!?たむちゃんだけでなく、ラフィーヌもSRだったのか!?

BRは俺...だけ?

漁師のおやっさんも驚いた反応を見せたが、その強さを目にしたためすぐに納得した。


「こいつぁ、本物のエリートだなぁ!!いやぁ、もしかしたらお前ら何か伝説でも残しそうだなぁ!!ガッハッハッハッハッハァ!!!!で、にぃちゃんは?」

「えっと...BRです..。」

「何?」

「BRです。」


俺の一言の後、沈黙が訪れた。

おい、やめてくれよ。

黙りこまないでくれ...


「...にぃちゃん、本気で言ってるのか?」

「...はい。」

「...。た、大変だな!こんなエリートに囲まれててよ!!お前も才能ありそうだからすぐに追いつけるぜ!!」

「あ、ありがとうございます!」


情けを掛けてきましたな

べ、別にいいもん!

と、不意に漁師のおやっさんが閃いたように言い出した。


「さてと、飯食ったァ後は......水泳大会と行こうか!!!」

「...つまり、海で泳ぐってことかしら?」

「そうだ!!さぁ!!泳ぐぞ!!!」


俺、ウル・ファントムは考える。

水泳大会....?

海......?

泳ぐのに何が必要だ?

.......

!!!

男のロ・マ・ン!!!


「よし、このウル・ファントムも泳ごう!!」

さぁさぁ、次回は水泳大会ですよぉ!!!

神秘的で美しい海で泳ぐのです!!

それこそ男のロマン!!


「そーじゃないだろ!!本当のロマンはよ!!」


次回は水泳大会ですね!!

ではゲ砂焼き鳥でした!!


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