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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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反逆者の正体では

魔法を一斉攻撃!!

それを受けた反逆者は!?

「了解しました!魔法攻撃部隊、詠唱を開始します!!」


隊長の指示に従い、次々と魔法の詠唱を始める。

その人数は1300人ほどだ。

それほどの人数の詠唱となると、もはや合唱状態で別の恐怖をも感じる。

その魔法の属性は火属性、水属性、風属性、土属性、氷属性、炎属性、光属性など様々だ。


「魔法詠唱、完了いたしました!いつでも撃てます!!」

「目標はあの反逆者だ!撃て!!!!」

「『魔法・ファイアブラスター』!!」「『魔法・ウォータースパイラル』!!」「『魔法・エアウィンド』!!!」「『魔法・グランドクラッシュ』!!」「『魔法・アブソリュートフリーズ』!!」「『魔法・フレイムインパクト』!!」「『魔法・ライトスラッシャー』!!!」


魔法攻撃部隊は魔法を次から次へと放ち続ける。

放たれた魔法は混ざり合いながら1つの光線状となって反逆者へと襲いかかる。


光線がぶつかった途端、巨大な爆発音、爆風により周辺の大地を削り取った。

まるで巨大なクレーターが出来たかのようだ。

砂煙が発生し、焦げた匂いが当たりを覆う。

煙の中では赤と黄の色の巨大な火柱が立った。

その火柱が瞬時に冷却されて凍らせられた。火の氷柱だ。

そしてその火の氷柱はゆっくりと崩れていく。


この氷柱が崩れた先に反逆者はいる。

つまり...


「やりましたね!!隊長!!」

「あぁ、あの反逆者も強かったが流石にこれをまともに受けて生きているハズがないだろう!!」

「ですが、多くの者を失いましたね...」

「少しでも、あいつらに安らかな眠りを...」


どうなるかと思ったが、勝てたな。

これならばもっと早く....始めたから魔法攻撃部隊で一斉魔法攻撃をした方がよかったか....

そうしておけば死なずにすんだ命もあったのだろう...


「たた、隊長!!!あの煙を見てください!!」

「ーーッッ!!!」


煙がゆっくりと消えて行く中で人影が見えたのだ。

そう、ゆっくりと歩いて来ている。


「まさか...こんな事が!!!」

「生きていた...のか!?....ア、アイツは!!」


さっきの爆風によるものか、それとも自らがしたのか、わからないがフードを除けていたのだ。

よってその顔を見ることができた。

特徴的な赤髪。

全てを捉えようとしている釣り上がった瞳。

そう...


「レンヤ・サンナイト....」

「隊長!!どうします!?隊長!!!」


隊長と呼ばれている者は思いつく事が出来なかった。

反逆者(レンヤ・サンナイト)を倒す方法を。


魔法攻撃部隊は渾身の魔法で無傷だったことに怯え、やけくそ状態のように次々と詠唱を始める。


「や、やめろ!!レンヤ・サンナイトを刺激するな!!」

「邪魔なんだよ。『殲滅魔法・オーバーウェルミングインフェルノ』!!」


隊長は急いで魔法の詠唱を止めさせるよう命令する

が、それよりも早く反逆者(レンヤ)の魔法が発動する。

レンヤの突き出した右手が光を煌めかせ、赤いレーザー状のものが魔法攻撃部隊に放たれる。

そのレーザーが通った後から紅蓮の炎が飛び出すように上がったのだ。

その魔法によって魔法攻撃部隊が一瞬にして殲滅したのだ。


「そ、そんな...!!」

「...で?テメェが指揮をとっているのか?」


気づけはもう、声の届く範囲にレンヤが近づいていたのだ。

身体が恐怖によって震えるのを抑えつつ答える。


「そ、そうだ。」

「なら、オレの邪魔をしなければテメェら全員助けてやる。オレの目的はワルダーナの命だけだ。」

「す、少し...考えさせてくれー!!」

「邪魔しなけりゃあ、いいんだ。邪魔しなければ....な」





レンヤはワルダーナ国内へ侵入することに成功した。

周囲の建物はお世辞にも高級とは言えず、むしろ貧困な国という印象を与えるだろう。

そう、それが全体ならば。

王の城だけが高級な鉱物などを使った素材で出来ているため特に目立つ。

その高級な城から1人の太った男が降りてきた。


「うぉい!!何やら騒がしいぞ!!ワシの安眠を邪魔しおっ.....え?」

「よぉ、久しぶりだなぁ。ワルダーナ!!!」

「ー!!レンヤ・サンナイト!!誰かおらぬか!!こやつの相手をしろ!!」


オレの顔を見るなり、顔色を真っ青に変えたなぁ...

自分の犯した罪...わかってるじゃねぇぇか


「おいおい、(うぉお)様よぉ。オレを見た瞬間に焦り出したなぁ?そりゃぁ...どーいう意味だ?」

「ぐっ!!それは、このまで問題を起こした奴をそのまま逃がす分け...」

「逃げる...?テメェ。とぼけんのもいい加減にしろ!!!!!テメェがソエルを誘拐しようとしてた依頼主だってのは分かってんだーッ!!!!」

「ななっ!!誘拐などと!!それをどこから...」

「やっぱ、テメェじゃねぇか」


オレの言葉によってどうやらワルダーナがやらかした事に気づいたようだ。

目を大きく見開いて焦った表情をしている。

気持ち悪りぃなぁ。


「ぐっー!!そ、それでどうするつもりだ!!」

「あ?決まってんだろ?」


馬鹿かこいつ。

自分の大切な者を誘拐しようとしたやつにすることなんざ決まってんだろ?

そう


「....テメェをブチ殺すんだよ」

レンヤ・サンナイトは仲間意外には口が悪いんですよねぇ。


あ、皆様、勝手な都合ながら作品名を少し変えました!!理由としては他の作品と区別をはっきりとするためです!!

(๑>؂•̀๑)テヘペロ


次回はどうなるのか!?

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