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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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潜入ミッションでは

さぁ、さぁ!!始まります!!

「さぁさぁ皆様!!やってまいりましたよぉー!!」

『きゅー?』


ラフィーヌが仲間になりました

宿屋に泊まりました


ならすることは一つ、潜入ミッションだ!!


「まず、俺とライムは317号室、で、ターゲットは307号室だ」

『きゅうー!』

「俺達の部屋とターゲットの部屋に行くまでには長い廊下を通らなければならない。」

『きゅー?』

「あぁ、長い廊下をだ。そして、誰にも怪しまれることも無く潜入するんだ!!」

『きゅー!!』

「さぁ、行くぞ!ライム!!」

『きゅう!!』


俺はドアをゆっくりと開けて外に出た。

全体としてはライトによる明るさが残っているが、奥はとても暗くなっていて見えにくくなっている。


「奥が見にくいという事は、有利にも不利にもなるからなぁ」

『きゅー?』

「見つかりにくくなるが、敵がいるかどうかの判断も遅くなってしまうんだ。」

『きゅー』


俺はかがみ、壁に引っ付くようにしながら、ゆっくりと進み出す。

引っ付くと言っても完全に引っ付くと擦れる音が鳴るため、数センチほどは離れている。

ライムはといえば俺の後をプルプルと付いてきている。


ゆっくり...

ゆっくり...


ガタッ!!


『きゅっ!?』

「しっ!!」

俺は音がした方向を睨みつつも、驚きによって声を上げたライムを落ち着かせる。

すると、後ろから話し声が聞こえてきた


「あぁ〜、しんどい。何でこんなダルイ事を...」

「し、しょうがないだろ、1人じゃあ行けないんだから...」

「...はぁ、んったく、トイレくらい1人で行けよなぁ」


助かった〜。どうやら後ろの部屋からトイレに向かうようであった。

トイレは俺の部屋側にはない。

よってこちらにはこない。


「あ、あ、危ねぇ...さて、そろそろ俺の部屋から十部屋ほど動いたからこの部屋か?」


俺はドアに耳を当てた。

そう、まずは、中の様子を確認するために

ほら聞こえてきたぞ、耳をすませば...


「あぁ、疲れた。」

「疲れたね...にしても、久しぶりのアイズマイズだよ」

「あぁ、オレ達も初めはここからだったなぁ...」


男女の声が聞こえました

あれ?部屋の中から男女の声が...

これはもしかして...

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