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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ラフィーヌ仲間入りでは

ラフィーヌがいよいよ、正式に仲間入りとなりました!!

「ラフィーヌ!!本当に俺らと一緒にくるのか?」


「えぇ、行くわ!!あんたたちとなら退屈しなさそうだもん」


ラフィーヌのその言葉を聞いて、武器屋のおやっさんは頷き話す


「そういえば、幼い頃から旅に出たいと言っていたなぁ。パーティが揃ったらいいという約束だったな?」


「えぇ、そうよパパ。ならばいいでしょ?」


「あぁ!!行ってこい!!」


いいんですか?

本当に?

確かに、ラフィーヌはとても強い。

てか戦力が凄い。

しかし......


「大丈夫ですか?本当に?」


「あぁ!!大丈夫だ!ラフィーヌ自身が決めた事だからなぁ!!」


豪快ですね、武器屋のおやっさんは。

その性格がラフィーヌにも残っているのか、それとも生まれつきなのか......


「......とにかく、今日は疲れましたので宿屋にて泊まりましょうですよぉ〜」


「んー?確かにたむちゃん疲れ切っているようだね」


そう、真っ青とは言わないが、顔色が悪くフラフラとしている。

これは至急に宿屋にて休憩する必要がありそうですな。


「あたしも今日は疲れたし、早速、宿屋ってのに泊まって、初冒険者を満喫するわ」


「じゃあ、俺らが前に泊まった宿屋に行くか」





『宿屋・泊まって屋』


やっぱここだぜ!!

俺は受付のお姉さんに話しかける


「今日、泊まる部屋を借りたいんですが」


「分かりました、では何部屋になりますか?」


きた!よし!さぁ行くぞ!!

俺は心臓の高鳴りを押さえ込み、ゆっくりと閉じていた瞳を開けて、答...


「2部屋よ。」


「2部屋ですね、では、こちらの鍵をお持ちください。ごゆっくり〜」


.....


......


ん?


まるで時が止まったかのような静けさである。


身体が全然動かない。


にも関わらず、他のみんなは普通に会話をしている。

止まった時の中を動けるというのか!?


「ん、付いたわね、はい。あたしとたむが『307号室』、えーと、ウル?が『317号室ね』」


「え?俺。1人なの?」


「当たり前じゃん」


「え?」


「じゃあ、たむを休ませるから」


「うう...しんどいですよぉ〜」


ラフィーヌはたむちゃんの肩を持って307号室へと向う。

ちなみに、俺は317号室。

うん、隣ですらない。


「部屋に入って見るとますます絶望だなぁ」


そう、広いのだ。一人用にしては......。

はぁ、まぁ、確かに?

3人同じ部屋ってのはキツかもしれないけどね......

仲間なんだし、仲良く同じ部屋がよかったよ。


「俺は...この広い部屋で1人...か」


『きゅー!!』


「ライム!?そーいえば、スピノコギドン戦の前くらいからずっと瓶の中だったな、すまない。」


俺は瓶のフタをきゅるきゅると開けた。

すると、フタを押し出すようにしてライムが出てきたのだ。

見た目はドロドロとしていそうだが、実際はプルプルとしていて、とても気持ちいい。


「...ライム。」


『きゅー?』


「俺...決めた」


『きゅっきゅー?』


「.......さぁ、新しいミッションの始まりだ!!」

さぁ、新しいミッションとはいったい!?

次回はサービス回なのか!?


ゲ砂焼き鳥でした!!

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