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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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王者との戦いでは

スピノコギドンとの戦いになります!!

『グァァァァァァア!!!』


スピノコギドンは雄叫びを上げ、丸太をたむちゃんに向かって放り投げた。

前に回転しながらたむちゃんへと向かう様子はまるで飲み込もうとしているような威圧感を放つ。

だが、たむちゃんはその丸太をヒョイっと意図も簡単に避けた。

そう、簡単にだ。


「あっぶないですよぉ〜...!!!」


しかし、その避けたたむちゃんの位置に向かって迷いなく牙を剥くのだ!!


ーッッ!!

間一髪の所でなんとか、たむちゃんの巨大な剣でその牙を止めた。


「ぐぐっ、本当に危ないですよぉ〜」


「たむちゃん!!大丈夫か!?今、俺も追撃するぜ!!」


しかし、あのスピノコギドンの動き。

たむちゃんが丸太をどのように避けるのかを、あらかじめ計算していたって感じだったな...

よしっ!


「やーい!やーい!スピノごっ....スピのど.....えーと,...スピノコギドンっ..。やーい!たむちゃんばっかり狙ってないでこのウル・ファントムを倒してみろやーい!」


『グァァァァァァァァァァァ....』


「どうしたぁぁあ?出来ないのかぁぁあ?殺せない人間もいる...。ってわけですぅかぁ??ん〜ん?んー?どうなんだぁい?それじゃあ王者の顔が泣くねぇっ!!悔しいでしょうね!!」


どうだ!?俺の渾身の会心の痛恨の絶対的の最上級のとてつもなく、とにかく、すげーすげーの圧倒的の煽り文句はよぉ!?



....ぷいっ。



スピノコギドンは一度、俺の顔を見て、すぐにたむちゃんの方へと向いた。

俺の方を見る為に、わざわざたむちゃんの大剣に噛み付くのをやめてだ。


「そうだろうな!お前は頭が偉いからこそ、このような、煽りには乗らない!だから...」


この瞬間を狙う!!

奴は俺のことは気にも止めていない!!

つまりだ、今が絶好のチャンスだぁ!!


俺はありったけの(トラップ)をかき集め、スピノコギドンの近くに配置していく。

いくつも、いくつも

俺の様子に気づくことなく、たむちゃんと鍔迫り合いのようにしている。

いいぞ、その調子だ!!


「よし!!今だ!!たむちゃん!!奴を罠にかけるんだ!!」


「いえっさ〜ですよぉ〜!!『魔法・力熱膨張(パワーオーバーヒート)』!!」


魔法によって火力が底上げされた、たむちゃんの押しにより、じわじわと俺の仕掛けた罠たちへとスピノコギドンは向かっていく。

その事に気づく様子もないスピノコギドンはとにかく押し返そうと必死である!!


っと次の瞬間!!

スピノコギドンの近くに巨大な爆発音が鳴り響く。

そして、その後からその爆発場所に、ワイヤーが出てきたり、岩が落ちてきたり、落とし穴になったり、雷が落ちたりと様々な現象が起こる!!


「ふはっはっはっはっはっはぁっはぁっ!!!どうだ!?これが俺の、『必殺奥義罠・超・超・スーパー・ワールド・シークレット・ティラミス・焼き鳥』略して...」


「略さなくていいですよぉ〜!!!!」


「おっ、そうか。なら、『必殺奥義罠・天変地異』とでも言っておこうか!はっはっはっ!!」


俺の笑い声は森全体に響き渡った。

しかし、爆発煙が消えると共に小さくなっていったのだ。


何故なら...


『ーーッグァァァァァァア!!!ーッグォォォォァォオオ!!!』


スピノコギドンには身体に真っ赤なラインが入ってて、さらに眼が赤くなっておりました。

超・超・スーパー・ワールド・シークレット・ティラミス・焼き鳥

ティラミスと焼き鳥の所は別のが思いつかなかったので入れました、ごめんなさいw

もし、いいのがあれば、ぜひ教えてくださいですw


次回もスピノコギドンとの戦いです!!

さぁて、ラフィーヌは何をしていらっしゃるのか?

それは次回にてですね!!

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