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第8話

今日は学校休みだから暇だったら次話描きます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

今日3本目ですのでまだ見てない方はそちらの方をお先に読むことをおすすめ致します((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

いつもより1層元気がない、僕を見て不思議に思った、白田は人目を気にせず俺に話しかけてくる。


「有村、どうした?今日なんか元気ないな」


「い、いや……ちょっとね。考え事」


「よかったら相談するが?」


「いや……大丈夫!本当に大丈夫!」


大丈夫と自分に言い聞かせてるように見えた、白田は心配はより一層強くなったが今はそっとしておこうと、なんかあったら言えよ。と言って自分の教室の方に行った。



自分の席に着くと、すぐチャイムがなった。

ホームルームの時間だ。


小学生の高学年にあったこと。


それは紛れもないトラウマで。


それはとてもなんとか出来るものでなくて。


それは一生許されない。


それは小学4年生の時に……


「ねぇ、有村君」


「え?」


突然話しかけられたことに驚きを隠せず、声のするほうを見る。


そこにはよく知った、彼女がいた。


「どうしたの?今日。本当に体調悪そうだよ?保健室行く?」


「い、いや大丈夫」


(ねぇ、どうして?)


「っ!」


「大丈夫!?」


突然だった。


それはよく知った少女。


忘れてはいけない女の子の声。


(どうして?君のそれは罪滅ぼし?それとも自己満足?)


「うるさい!うるさい!」


「えっ?」


「あ、違うんだ」


うるさいという言葉が彼女にぶつけた様で俺は周りから更に冷たい視線で見られる。


流石にうるさいと言う大きな声で教師も気付いた。


「どうした有村」


「いえ、なんでもないです」


(ねぇどうして私のことを無視するの?)


(お願いだから…黙ってくれ…)


(まさか、忘れて無いよね?小学四年の頃、君がしたんだよ?)


「お願いだ……」


「え?」


「お願いだから…許してくれよ……俺の中から出ていってくれよ……」


俺はいつの間にか泣いていた。


酷く、とても中学生とは思えないほど、子供のように。


大きく泣いてる。


ただ人から見ればただうずくまっているだけ。


それでも僕は大きく泣いた。


そしたらあんなトラウマ忘れられそうだから。

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