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第5話

すみません、一人称が僕から俺に変わっていると言われ修正致しました((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

本当にすみません((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

2限目の初め、彼女は真面目に受けていたのだが授業の後半、教師が黒板に字を書いてる最中、僕に1枚の紙を投げてきた。


なんだろうと折りたたまれた紙を広げると予想外の事が書かれていた。


『メアド教えて?』


驚いて僕は彼女、黒沢さんの方を見ると相変わらず微笑んでいた。


彼女とメアドを交換できるなんて夢にも思ってなかったから僕はその紙になるべくきれいな字でメアドを書いた。


そしてまた教師が黒板に字を書いている時に僕は彼女の方に紙を投げた。


幸い僕らは最後尾で誰にも見られていなかった。


そう思っていた。




それから特に何もなく時間が過ぎていき昼休みが来た。


昼食を食べに屋上に行く僕と白田。


白田はよく、僕と昼ご飯を食べてくれ学校で唯一僕の小説を見て応援してくれる。


(今は黒沢さんも知っているが応援してくれるのかは分からない)


そんな時その彼が突拍子もないことを言ってきた。


「で、黒沢さんと仲良くなれた?」


「ぶふっ!」


僕はつい飲んでいた紙パックのオレンジジュースを吐いてしまった。


「おいおい、大丈夫か?」


「うん、大丈夫じゃない………何言うんだよ急に……」


「いやだってよ席隣だろ?授業中でも喋ったりするだろう」


「いや、喋ってたら怒られるだろ!」


「ノンノンノン!何も喋る手段は声を使うだけじゃないだろ?」


「どういう意味?」


彼は悪そうな顔をして僕にこう言った。


「紙回しとかさ!」


「っ!?」


ふふんと言いながら気持ち悪い笑みを浮かべながら僕に問答を続ける。


「その反応は図星だな〜。ほれほれどこまで行ったん?お兄さんに教えてみ?ん?」


「ちが、別にどこまで行ったとかそんなんなんでも無いし」


「嘘はダメだよウソは。何年の付き合いだと思ってんの?9年間一緒に遊んだんだ。しかもお前の嘘は顔に出やすいバレバレだよ」


「やっぱり白田には叶わないな〜」


苦笑いを浮かべながらメアドを交換したことを話した。


そしたら驚いた顔をして僕に言った。


「まだそこまでしか行ってないのかよ!」


「え?メアドを交換したんだよ?」


「そんなもの当たり前だろ〜1日目なんだから趣味とか特技とか聞き出せよ〜」


趣味と言われ少し思い出した。


小説を作ると言う事を。


その事を白田に言うと上出来だ!と笑いそれで今日は話し合え!と言った。


あの白田さん?9年一緒にいたんだから分かるでしょ?


僕にそんなこと出来ないって〜!


そんな心の叫びも昼休み終了のチャイムと一緒に消えていった

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